新たな敵との闘い・・・



これから起こる最悪なシナリオ・・・



そして、このシナリオで・・・



トリップした先にG

バーダック「何て野郎だ・・・王子の攻撃を受けても、体の一部分が凹んだだけでダメージを受けてねぇ(汗)」

シン「魔人ブウは、相手の攻撃ダメージを受け付けないんです。ダメージを負っても、体の一部が残っていれば再生できるんですよ。」

バーダック「つまり、アイツを倒すには、体の一部が残らないように吹っ飛ばしてしまえば良いって事になるわけか。」

 バーダックがそう言うと、魔人ブウと闘おうと本気になって超サイヤ人3と変身するバーダックだったが、どうやら闘ってみたところで歯が立たなかったのだった。それでも、やっぱり闘いの好きな戦闘民族だけあって、ブウと闘うのが楽しいらしい事を界王神様は気付いたのであった。

悟空「悟飯、オラ達もバーダックに加勢すっぞ!」

悟飯「はい!!」

バーダック「お前等は来るな!俺は、ブウを命をかけて再生できねぇようにする!それに、家族の居るお前等に邪魔されちゃ困る!」

ベジータ「貴様、死ぬ気か!」

バーダック「あぁ・・・ブウを倒すには、もうこの方法しかねぇからな(フッと悲しみに似た笑みをする)」

悟飯「バーダックさん!そんな事は止めてください!バーダックさんは、お父さんの父親であり、もう孫家の家族じゃないですか!?」

 悟飯にそう言われるが、俺にはその言葉は届いてはいないのだが、一瞬だけ「家族」と聞こえたような気がして心が温かくなるのが分かったのだった。そんな俺に、一筋の涙が流れてしまい覚悟を決めた筈の「死」を留まったのである。

バーダック「・・・カカロット、もしブウが再生をしたら、・・・後の事は頼んだぜ(悟空に聞こえるように言う)」

悟空「・・・あぁ。」

ベジータ「何考えてやがる!貴様は、俺とのトレーニングとかどうする!」

バーダック「すまねぇな・・・もし、ブウを倒せて俺が生きていたら闘おうぜ!」

シン「バーダックさん!そんな最悪な考えはお止めなさい!

悟飯「お父さん、バーダックさんを止めて下さい!!もし、死んでしまったらお母さんや悟天、僕もクリリンさん達も哀しみます!!」

 だが、カカロットはバーダックの強い意志を感じたのか止めようとはせずに、バーダックの背中をただただ見つめているだけだった。そして、カカロットは「もうバーダックには声が届かねぇ」と悟飯にそう言うと、悟飯は涙を流して地面に肱や膝・腕などをつけて悔しさ(悲しさ)で泣いていた。

バーダック「(心:今まで、こんな暖かな気持ちになったのは、カカロットと悟飯のお陰かもしれねぇな・・・それと、悟天のお陰でもあるんだろうな。この7年は、地球に居て悪い気は全然しなかったぜ。カカロット、この世界で会えて嬉しかったぜ。)」

シン「バーダックさんは、もしかして地球を守るために自爆を・・・(心を読み)」

悟空「えっ?」

シン「バーダックさんは、本当は死を覚悟なんてしていない!平和になった地球で、悟空さんと悟飯さんと幸せに暮らしたいだけなのかもしれません!多分、今なら自爆をしないで止められます!止めて下さい!」

ベジータ「だろうな。アイツは、家族や仲間を守りたいだけの一身で自爆をするのかもしれん。」

悟飯「お父さん!僕も、ベジータさんと同じ気がします!だから、今のうちに止めましょう!」

悟空「・・・悟飯、気持ちは分かるが、今のバーダックはオラ達じゃ止められねぇ(汗)それに、オラがアイツだったら悟飯が止めに入ったら殴って「止めるんじゃねぇ!」って言うぞ。」

悟飯「もう良いです!僕が止めに行きます!バーダックさんをこのまま死なせるわけにはいきません!」

 悟飯がそう言ってバーダックを止めに行くと、界王神様も悟飯に続いてバーダックを止めに行ったのだった。案の定バーダックに殴られた悟飯は、それでもめげずに一生懸命にバーダックの死を留めようと説得している悟飯の腹にパンチを喰らわせると、地面に悟飯は倒れてしまいオラは悟飯を肩に乗せて遠くまで飛び立って行ったのである。

ベジータ「バーダック、貴様は本当にそれで良いのか?」

バーダック「・・・良くはねぇが仕方ねぇだろ。それに、俺は自分の誇りにかけて死を選んだんだからな。」

シン「ですが、死んでしまったらプライドも何もないじゃないですか!」

バーダック「・・・ったく、あんたはうるせぇんだよ。死ななきゃ、守れねぇってもんがあるんだ。ごちゃごちゃ言ってねぇで俺から離れていろ。」

ベジータ「それでこそ、戦闘民族サイヤ人だ。」

 王子はそう言うと、カカロットが飛んで行った方向へと飛び上がって猛スピードで飛んで行ったのだった。しかし、界王神だけは、その場に残って俺が死ぬのを止めようと頑張っていたのである。

バーダック「しつけぇよ。早くカカロット達の方に行かねぇと死ぬ事になっちまうぜ?それとも、俺が死ぬのを止めるために残ったのか?」

シン「そうです。私は、どうしても貴方を死なせるわけにはいきませんからね。」

バーダック「ちっ・・・!俺が死ぬのを諦めるまでずっとかよ。」

シン「えぇ。諦めるまでずっとです。」

バーダック「悪いが、もう決心しちまった以上は、俺も絶対に譲れねぇんだ。」

 俺と界王神が話をしていると、ブウは俺に襲い掛かってきて闘う羽目になりブウと闘いを始めたのだった。そんな時、俺は舌打ちをして自爆するのを諦めざる得なかったので仕方なく自爆してブウを粉々にする事を諦めたのであった。

ブウ「お前、強い。俺、お前と闘うの楽しい。」

バーダック「貴様も、楽しませてくれるほど強いじゃねぇか。だが、悪いが、貴様を倒すのはおれじゃなく息子なんでな。」

 バーダックさんはそう言うと、ブウを少しだけ気絶させて界王神である私の腕を掴んで悟空さん達の向かった方へと瞬間移動をしたのだった。私は、それに驚きを隠せずキビトと同じように瞬間移動ができる人を見た事がなかったのでそのまま驚いた顔になったままだったのである。

悟空「バーダック、自爆をせずに戻ってきたんか。」

バーダック「あぁ。コイツ(界王神)が、しつこく俺が自爆するのを止めやがってな。」

ベジータ「それでも、悟飯が悲しまずにすむ。カカロットは、お前が死なないと分かっていたみたいだからな。」

バーダック「それにしても、王子の額にある「M」って言う文字を消さないと、ブルマ達が心配するんじゃねぇのか?」

シン「とにかく、何処か安全な場所に避難しましょう。」

 界王神様がそう言うと、オラ達は神様の神殿にオラの瞬間移動で気を探って向かったのだった。ピッコロやクリリンも、オラ達の気を感じてブウに見つからないように神様の神殿に向かったのである。

悟空「おっ、クリリンとピッコロの気だ。」

バーダック「アイツ等、俺達の気を感じて此処に向かっているようだな。」

ベジータ「それより、カカロットは何故、バーダックが死なないと分かっていた?」

悟飯「んっ・・・(目が覚める)こっ、此処は・・・?」

 オラは悟飯が気が付いたのを見ると、バーダックが何で死なないと分かったのかを神殿に居る皆に話をしたのだった。それに一番驚いたのはバーダックで、まさか自分と同じ予知の能力が見についている事によって驚いたのである。

バーダック「・・・だから、俺が死なないと分かっていたのか。」

悟空「あぁ。」

バーダック「分かっていたなら、悟飯が俺を止めようとする前に悟飯に説明をしておくべきだったな。」

悟飯「でも、バーダックさんが死ななくて良かったですよ。」

 悟飯がそう言うと、俺はまた暖かな気持ちになったのを感じてしまい、自分ではどうして良いのか分からなくなってしまったのだった。その時、ブルマ達は、王子が殺してしまった奴等を生き返らせるために悟天とトランクスを飛行機に乗せてドラゴンレーダーで残り一つのドラゴンボールを捜していたのである。

バーダック「そういえば、此処にブルマやヤムチャ達を連れて来た方が良いんじゃねぇか?もし、何処かで魔人ブウと出会ってしまったら殺されるぞ。」

クリリン「それもそうだな。」

悟空「じゃあ、オラが瞬間移動でブルマ達を此処へ連れてくる。」

ベジータ「俺は、ブルマ達に気付かれないように、神殿の中で気を消しておくからな。」

悟飯「僕は、此処でお母さん達が来るのを待ってますよ。」

バーダック「じゃあ、決まりだな。」

 王子は、カカロットが瞬間移動でブルマ達の居る地点へと瞬間移動すると、宮殿の中に入って気を消して何処かの部屋へと入ったのだった。俺が思うには、額の「M」の文字を見られたくなくてわざわざ気を消して隠れているように思えて仕方なかったのである。

悟飯「(心:何で、お父さんが居る時に限って、闘いが起こるんだろう?)」

バーダック「悟飯、どうした?何か考え事か?」

悟飯「あっ、いえっ、別にそんなんじゃないです(汗)」

 悟飯はあたふたと慌てながら俺にそう言ったのだが、逆に俺は「悟飯は考え事をしていたんだな」と心で呟いたのだった。その時、カカロットがブルマ達を連れて瞬間移動で現れた事を気で感じたので、そちらに向かうとブルマ達がドラゴンボールとドラゴンレーダーを持っている事に気付いたのであった。

バーダック「何で、ドラゴンボールを持ってやがる。」

ブルマ「勿論、ベジータに殺された人達やこの子(ビーデル)に聞いて殺された人を生き返らせるためよ。」

悟空「ドラゴンボールも無事だったんだし、殺された者達を生き返ぇらそうぜ。」

ピッコロ「そうだな。それに、界王神様と一緒に居たキビトとかいう者も生き返らせたいしな。」

ブルマ・ヤムチャ・チチ・亀仙人・18号・悟天・トランクス・牛魔王・ビーデル「「「「「「「「「界王神様って誰?」」」」」」」」」

 ブルマ達が声を揃えて界王神の事を聞くと、俺やカカロットは声の揃い具合が一緒だったので思わず笑ってしまったのだった。だが、ピッコロが笑わずに界王神の事を説明したので、余計に俺とカカロットは笑いのツボにハマってしまい笑いが収まるまで随分と時間が掛かってしまったのである。

ヤムチャ「天下一武道会に出場したのはそんな意味が・・・。」

チチ「それで、悟飯ちゃんを利用しただか!」

ブルマ「どんな意味があるにしたって、とにかく殺された人達を生き返らせるのが先決ね。」

亀仙人「それにしても、また途轍(とてつ)もない敵が現れたもんじゃな。」

バーダック「あぁ。アイツは、本当に途轍もない敵だぜ。」

悟空「まぁ、話はそこまでにして、死んだ者達を早く生き返らせようぜ。」

 お父さんがそう言って、ブルマさんがお父さんにドラゴンボールを手渡したのだった。そして、7つ全部あるのか確認すると、呪文(?)をデンデが言って神龍を呼び出して死んだ人達を蘇らせたのである。

続く

oあとがきo
はいっ、トリップした先にの第8弾が書けました。
えーっと、今回のお話はベジータも生きてないと困るので死なずにという事で、ベジータが自爆する代わりにバーダックが自爆してブウを倒そうとしたのですが、私はバーダックが好きなのでどうしても自爆させられなかったのでブウと闘わせようと思い、闘わせちゃいました☆
それでは、次回のトリップした先にの第9弾でお会いしましょう。

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