オレは恋愛の話には疎いし、不器用だから

子供の頃から我侭言っていつも喧嘩腰になってしまうけれど

いつも余裕がないけれど


今日…今日こそは言うよ






は…その…好きな人いるの?』


『はいいますよ』

『それって…』



『私、キビト神様が大好きです!』











【喧嘩ばかりだけど】







「あ…あははそれはちゃんらしいね」

「トランクスくん元気だしなよ〜」

「…ぐず…」



孫家のリビングで俯くトランクスを囲む悟飯と悟天。
トランクスは半泣きにちかい。



「ちゃんにとって界王神様は育ての親みたいなものなんだし。深く取ることは無いと思うけど…」

「そうだよトランクスくん。ちゃんは元々そういう話に疎いんだし。」

「でも…あの雰囲気で?てか答えが10年前と同じなんて…」

「あーそういえば、子供の頃も似たような事で凹んでたよね…トランクスくん」









10年前…


「なーって好きなヤツっているのか?」

「?『好きな』人??みんな好きですよ?」

「そーじゃなくて!『コイビト』ってこと!!コイビトにしたいヤツ居るのかって意味」

「???」



ポッカーンと意味不明な表情でトランクスを見つめるにトランクスも困惑してきた。



「だ…だから…」

「あ!キビト神さまぁ!!!」

「やぁ2人共。、トランクスくんと遊んでいたのですか?」


じゃれ合う(?)2人にキビト神は声をかけた。


「はいキビト神さま♪キビト神さま、お聞きしたいことがあるのですが…」

「何ですか?何でもお聞きなさい」

「コイビトってどういう意味ですか??」



硬直するキビト神とトランクス。ねーねーと好奇心の目でキビト神の裾を引く。


「?どうしてその様な質問を…」

「トランクスくんから…フガっ」


慌てての口を塞ぐトランクスの様子を見てキビト神も察しがついた。


(まだ子供だと思っていたけれど、もうそんな言葉を使う歳なのですか…
地球人とは進んでいるというか…何というか…)


「もートランクスくん。苦しいじゃないですか」

「うるさいなぁ!!そんな恥ずかしい事をが言うからだろっ!!!」



顔を真っ赤にして言うトランクスと彼が何故怒っているかを理解していない。

自分の言いたい事を相手が察してくれない摩擦が彼にはとても窮屈だったらしく…


「もうしらないっ!!!(半泣き)」


舞空術でその場を去ってしまった。


「あっ!トランクスくーん!!!」

「追うのはお止しなさい。」

「でもっ…でも」


そわそわと焦るにキビト神はしゃがみ込んでを視線を同じくした。


「追うのは先ほどの質問の意味を理解してからの方がいいでしょう」

「『コイビト』の意味ですか?」


そうです。とに微笑んで頭を撫でた。


「まず、は私や老界王神様が好きですか?」

「はい!大好きです!!」


は笑顔で答える。大きな瞳が光を射す。


「ありがとう私もの事が大好きですよ。
では、トランクスくんや悟天くんはどうでしょう?同じ『好き』ですか?」

「???違うのですか???」


キョトンと聞き返す。


「いずれ変わるかもしれませんよ。
、『コイビト』はまだ早いと思いますが、あなたが大人になった時にとても必要になっていきます。
あなたが大人の女性になり、結婚し、子供を産み、
そして生涯を共に生きていきたいと思える者を『コイビト』と言うのですよ?」

「…ん〜?」



さすがに7歳になるには少し難しい説明である事を、彼女の表情で気付いたキビト神は



「つまりですね?『ずっと一緒にいたい』と思える人を『コイビト』と言うのですよ」

「ずっと…一緒にいたい…ですか?」

「そうですよ。さぁ行ってお上げなさい」


はいと元気よく返事をし、をトランクスの気を頼りに空を飛んでいった。



(多分、大丈夫だと思いますけど…)





彼女の後ろをただ温かく見守ってキビト神は少しため息を漏らした。




…




「トランクスくん!私…私ね…」


「うん…(ゴクリ)」


「キビト神さまと『コイビト』になりたい♪」







(だってそうすればずっと一緒に居られるんでしょう?)

























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