「あれじゃねーか?」



エッジに言われて外に目をやるとそこには確かにの姿があった。
しかしは1人ではない。


「あいつは…」


褐色の肌のブロンドヘアは見覚えがあった。
と同じビクトリーズのメンバーでJというレーサーだ。
彼の手には大きな荷物、の手には小さな荷物。
おそらくの荷物をJが持ってやっているのだろう。


「何話してんのかな?あぁこっからじゃあ遠くて聞こえねー」


この手の話が好きな(?)エッジを無視して日課であるクロスワードに目を戻す。



「っておいリーダー!!いいのかよ?ガールフレンドなんだろ?」


「…違う」


そうだ。
あいつとオレはただの友…いや知り合いだ。
オレはアメリカ代表であいつは日本代表。
たまたま昔知り合いだったってだけ。
こんな事でイライラするわけ…


再度に目をやる。
もJも笑顔で会話していた。


「前までは…」


この前まであの場所はオレだった。




「?『前まで…』何だって?」


エッジの声で我に変える。




「…何でもない」






サングラス越しのはずなのに
の笑顔が眩しく感じた。







【あの頃と今は、違う】











FIN








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H21.10.26







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