【新しい風・前編】







「…という訳で6人目のメンバーじゃ。仲良くやるんじゃぞ」

「です。よろしくお願いします」





それはグランプリレースの事を聞かせられてすぐの事だった。

鉄心先生がで招きして、ドアの向こうからは1人の女の子が顔を出した。

栗色の髪と大きな瞳、白い肌でTシャツとつなぎの姿。




「この子が…?」




僕も含めて、みんな困惑した様子だった。…特に豪





「なーっっ!!どういうことだよじいさん!!

コイツグレイトジャパンカップにも出てないじゃないか!!!」





豪は予想どおりに文句の嵐。


でも今回ばかりはみんな同意のようだった。

どんな走りなのかもわからないし…正直女の子だし(汗)




「そんじゃあ走ってみればいいじゃろ」




・・・




結局、鉄心先生のその一言で研究所コースで急遽、勝負(?)をする事に。




「すごいマシンだね。なんて名前なの?」




スタンバイ直前で彼女は豪に微笑んで尋ねた。




「ん?あぁ『サイクロンマグナム』だぜ!ぶっちぎりでカッ跳んでやるよ!」

「そっか…。それじゃあ私と同じだね」

「え?」




「レディゴー!!!」




J君の合図で2人のマシンが走り出す。




その勝負の結果は明らかだった。

序盤は豪のマグナムがリード…かと思いきや、スタート直後から彼女のマシンは易々とマグナムを抜き

そのまま彼女のマシンがマグナムを大きく差をつけ1位でゴールしてしまったのだ。




「なななっなんだとー!!」


「どうじゃ?気が済んだか小僧??」




フォフォと笑いながら鉄心先生からさらに痛恨の一言。




「ちなみにこいつのマシンがグランプリマシンじゃ」


「「「「「これがグランプリマシン!?」」」」」(全員)




僕達が一斉に熱い視線を2人に向ける。




「まぁ聴きたい事は沢山あるじゃろうがとりあえず、まずは敵陣視察じゃよ」




そう言って鉄心先生は僕たちを外に連れ出した。






FIN















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長編第1作目です。
次回はアストロメンバー出す予定です♪
H21.10.14









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