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古代氏族の研究B 

阿倍氏―四道将軍の後裔たち

宝賀 寿男 著

A5判 170ページ

本体  1,200円

ISBN 978-4-434-17657-3

 

【内容】

 『古事記』『日本書紀』によると、崇神天皇の時代、全国統一を推し進めるために四人の四道将軍が派遣された。

 うち北陸道に派遣された大彦命(『記』では大昆古命)と東海道に派遣された武渟川別命(『記』では建沼河別)の父子は、会津(福島県)で出会ったと伝え、阿倍(安倍)氏はその父子の後裔にあたるとされる。

 本拠地は、安倍寺の法灯を伝える安倍文殊院や文殊院西古墳、文殊院東古墳などがある奈良県桜井市の安倍地方。一族では、改新政府の左大臣阿倍倉梯麻呂、蝦夷討伐の水軍の将阿倍比羅夫、奈良時代の遣唐留学生阿倍仲麻呂、平安時代の陰陽師安倍晴明などがよく知られる。

 後裔氏族には、阿部、阿閉、膳、宍人、高橋、土御門、長田などがある。和珥氏や多(太)氏ともつながりが深い。奥州安倍氏とのつながりについては諸説あるが、本書では一応、流れをくむものとみる。安倍総理についても「周防大島の安倍一族の流れかもしれない」とする。

 

 

【著者】

宝賀 寿男(ほうが・としお)

 1946年生まれ。東大法卒。大蔵省を経て弁護士。かたわら、古代史と古代氏族の系譜研究に取り組む。

 著書に『古代氏族系譜集成』(古代氏族研究会、1980年)、『巨大古墳と古代王統譜』(青垣出版、2005年)、『「神武東征」の原像』(青垣出版、2006年)、『神功皇后と天日矛の伝承』(法令出版、2008年)、『越と出雲の夜明け』(法令出版、2009年)など。

 

 

 

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