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古代氏族の研究D

中臣氏―卜占を担った古代占部の後裔

宝賀 寿男 著

A5判 178ページ

本体  1,200円

ISBN 978-4-434-19116-9

 

【内容】

 大化改新(645年)の立役者、中臣鎌足が藤原の姓を賜って以降、一族は政治の中枢を占め続け、数多くの文化人も輩出した。

 もともとは、天児屋根命を遠祖神とする祭祀氏族で、卜占祭祀を職掌とした。天岩戸神話や天孫降臨伝承などの神話の時代から登場する。一族は中世以降、政治の表舞台を退いた後も、伊勢神宮をはじめ春日大社、鹿島神社、香取神宮、吉田神社などの祭祀を担当し続け、神道の中心を占め続けた。

 中臣氏に関する研究書は意外に少ない。藤原氏・占部氏を含む同氏族の原像や動向を多面的、総合的に探究した初めての論述といえる。

 有力古代氏族のルーツ、系譜、活動、末裔などを総合的に追求する「古代氏族の研究」シリーズの第5弾。なお、シリーズ@〜C(既刊)は次の通り。

@和珥氏―中国江南から来た海神族の流れ

A葛城氏―武内宿祢後裔の宗族

B阿倍氏―四道将軍の後裔たち

C大伴氏―列島原住民の流れを汲む名流武門

 

 

【著者】

宝賀 寿男(ほうが・としお)

 1946年生まれ。東大法卒。大蔵省を経て弁護士。かたわら、古代史と古代氏族の系譜研究に取り組む。

 著書に『古代氏族系譜集成』(古代氏族研究会、1980年)、『巨大古墳と古代王統譜』(青垣出版、2005年)、『「神武東征」の原像』(青垣出版、2006年)、『神功皇后と天日矛の伝承』(法令出版、2008年)など。

 

 

 

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