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古代氏族の研究E

息長氏―大王を輩出した鍛冶氏族

宝賀 寿男 著

A5判 212ページ

本体1,400円

ISBN 978-4-434-19823-6

 

【内容】

 息長氏は、いまに続く皇統の始まりともされる継体天皇の母胎氏族とされる。また、神功皇后の諡名は「息長帯比売」とされ、雄略天皇や押坂彦人大兄皇子(舒明天皇の父、天智・天武天皇の祖父)の母系氏族とされるなど、古代史上きわめて重要な氏族といえる。

 しかし、史料は少なく、多くの謎に包まれる。古くから、多くの研究者が論じてきたが、その本拠地さえ、北近江(滋賀県)や福井県が有力視されるもののはっきりしないのが実情。

 本書は、息長氏に関する多様な史料を総合的に歴史の大きな流れのなかで分析、検討し、「もう一つの皇統譜」の謎とベールの解明に努める。

 

 

【著者】

宝賀 寿男(ほうが・としお)

 1946年北海道生まれ。東大法卒。大蔵省(東京税関長、大臣官房審議官など)を経て弁護士。東大在学中から、古代史と古代及び中世の系図・系譜研究に取り組む。幕末〜明治期の国学者である鈴木眞年の系図研究の重要性を見い出し、全国各地の資料館、寺社などを歩いてくまなく渉猟。これによって従来不明とされていた幾つかの系譜理解の糸口を見い出した。

 著書に『古代氏族系譜集成』(古代氏族研究会、1980年)、『巨大古墳と古代王統譜』(青垣出版、2005年)、『「神武東征」の原像』(青垣出版、2006年)、『神功皇后と天日矛の伝承』(法令出版、2008年)など。

 

 

 

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