TOP  最新刊  出版案内  奈良の古代文化研究会 

 

 

小説 大津皇子―二上山を弟と

上島 秀友 著

四六判 272ページ

本体  1,500円

ISBN 978-4-434-18312-5

 

【内容】

 珍しく雪の降り積もった二上山のふもとの石光寺。美しき尼僧が、1300年の時を超えて、大津皇子謀反事件の真相を語り始めました。

 尼僧は、謀反の疑いをかけられて刑死した大津皇子の姉、伊勢斎宮の大伯皇女でした。

 二上山に葬られた弟を偲んで、

   うつそみの 人なる我や 明日よりは

      二上山を 弟と我が見む(万葉集巻二)

 の歌を残しています。

 また、伊勢から大和に戻る弟、大津皇子の身を案じて、

   我が背子を 大和へ遣ると さ夜ふけて

      暁露に 我が立ち濡れし(万葉集巻二) 

   二人行けど 行き過ぎかたき 秋山を

      いかに君が ひとり越えなむ(同)

の歌を残し、男女の仲以上の姉弟愛をいまに伝えます。

 その姉が語る最愛の弟の謀反と死の真相。

 どうか耳を傾けて下さい。

 

【著者】

上島 秀友(うえじま・ひでとも)

1954年、奈良県生まれ。中央大学法学部卒業。

著書に『天の二上と太子の水辺』(学生社)、『片岡の歴史』(FMハイホー)など。

ふたかみ史遊会会員。奈良ユネスコ協会会員。学校法人誠優学園理事。

 

 

 

 TOP  最新刊  出版案内  奈良の古代文化研究会