:: 『アリス・ミラー城』殺人事件

有栖川有栖先生以外の何か本格推理はないかと探していて、読書メーターで挙がっていたので読んでみました。

ルイス・キャロルの書いた『鏡の国のアリス』が空想の小説ではなかったとしたら。
『アリス・ミラー城』が建つ江利カ島。所有者の姪・ルディの招待を受けて、“アリス・ミラー”を求める探偵たちが集まった。
ルールはたった一つ。
アリス・ミラーを手に入れられるのは、最後まで生き残った人間のみ。

story/trick

クローズド・サークルに、クリスティを思い起こさせる意味ありげなチェス盤等、期待させる出だし。
・・・が、正直、読み終わった直後は思わず、「は?」と声が出た。
「は??」
もう一度くらい出たと思う。
注意しながら読んでいたのに騙されたという(-_-;)
レビューを一切読まなければ、たぶん、同じ反応じゃないかと。

そして、推理小説の連続殺人も大抵はそんな気にせず読めますが、これは何かエグい・・・。
更に。普段、推理小説のリアリティとか動機がどうとか、あまり気にしない方ですが、今回はさすがに気になる〜。
ある意味、気持ちよく騙されましたが、他の『城』シリーズは二の足踏むかなぁ。
殺され方がエグいし、ストーリー的にすっきりしなかった・・・。

以下、ネタばれしてるので、ご注意ください。

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『アリス・ミラー城』殺人事件 (講談社文庫)
『アリス・ミラー城』殺人事件 (講談社文庫)

『アリス・ミラー城』殺人事件
著者:北山猛邦
出版社:講談社(講談社文庫)
2013年5月(2008年10月文庫化)

初読 : 2014年5月18日