| 逃げろ!怪電波がくるぞ! 大槻ケンヂ『のの子の復讐ジグジグ』 |
バカ度:★★★★★
電波度:★★★★★
| 今日のバカSFは星雲賞も受賞した大槻ケンヂの『のの子の復讐ジグジグ』。角川文庫の『くるぐる使い』に収録されてます。大槻ケンヂといえば昔『筋肉少女帯』のボーカリストでした。僕は『踊るダメ人間』という曲が好きです。 そしてダメ人間の王国をつくろう 王様は僕だ 家来は君だ あー、なんか身にしみる歌だなあ。というところで粗筋紹介。 袋手道子は目がのの字を並べているようなのでのの子と呼ばれている。のの子はいじめにより、地獄のような毎日を送っている。彼女は母を若くして失い、小説家であった父(たぶん赤川次郎と平井和正がモデル)は母が国家の毒電波攻撃にやられて死んだのだと信じ込み、ある日、錯乱して街中で刃物を振り回し警官隊に銃殺された(ちなみに陰謀に加担しているのはフリーメーソン、CIA、マイケル・ジャクソンだそうだ)。のの子はいじめのために屋上から飛び降りて死にかけるが、瀕死の状態から生還する。 随所に出てくるサブカル的なギャグがすごく面白いです。参考文献のところに『臨死体験の不思議』とか、『私は宇宙人にさらわれた!』とかあるのが、すごくいい味だしてます。 収録作品:「くるぐる使い」(角川文庫) |