思い出にかえる頃


                   
  君と過ごした日々を

  日常の中で忘れそうになる

  あのときはきっと毎日が楽しくて

  君と話さない日があるなんて思いもよらなかった

  二人は何事もなかったように卒業し

  当たり前のように それぞれの人生を歩みだしたけど

  いま思えば もっとお互いを大切にすることも出来たんだ

  いつしか過去の楽しさが   

  まやかしだったように思えてきて

  思い出がくすんでしまい

  君を思い出す日はなくなってしまった

  そんなある日 新しい出会いをして

  この前 子供が生まれたんだ

  そしたら 無性に君のことが気になってきて

  連絡を取りたくなった

  君もいろいろあったみたいだけど

  大きな災難にもあわずにいたことがわかって

  ちょっとホッとしたよ

  君との思い出が 封印されてしまわないように

  過去に対する気持ちをよく整理しなきゃ

  夢を追って叶わなかった日々が どうしても頭の中でかげっているけれど

  夢はまた追えるもんね

  無事に生きているということが

  こんなに嬉しく感じるなんて

  人生で初めてだよ

  君にあげられる優しさは

  ほんの少ししかないけれど

  またいろいろ話そうよ

  昔 いつまででもしゃべっていた頃のことを思い出して

  思い出が輝き始めるまで また二人でしゃべろうよ