枯れた君の思い





  過ぎ去りし別離の時にきらめいていた       

  二人の涙に果てはなく

  それぞれの運命に雨は降り続き

  愛し合うことも 労わりあうこともできずに

  肩を寄せて泣いていた記憶も今は

  かげろうとなり 影となって

  夢を抱くことも希望に溺れることも叶わず

  消え去ることも強くなることもできずに

  ただ思い出を握りしめていた時間が世界を支配し

  星の瞬きも枯れ草の臭いがした生活に埋もれていた

  死さえ遠くに感じられ 生さえ空気の臭いがしなかった

  今の僕にあるものは 動かない体ばかりで

  心は今も過去に残ったままだ

  夢に見たあの日の希望が

  僕の中に漂うためには

  君のくれなかった愛情が

  友情としてよみがえり

  記憶を消してくれるより道がない