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演技のできる英国の薔薇ケイト・ウィンスレット(Kate Winslet)
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若手女優の中でも、群を抜いた演技力を誇るウィンスレット。
2009年の『愛を読む人』で念願のオスカー受賞を果たしましたが、それ以上にすごいのがノミネート回数。
33歳にして6回のオスカーノミネートは最年少記録で、オスカー常連のメリル・ストリープやケイト・ブランシェットもビックリの記録でしょう。
しかし、彼女の演技を見ればそれも納得。
画面に表情が映るだけで、その役柄の雰囲気が伝わってきます。
『タイタニック』では、近づきがたいお嬢様な雰囲気の中に、たくましさを備えた主人公の姿が印象深く、
かと思えば、『アイリス』では、ミステリアスなアイリス・マードックの若き頃を美しく演じ、
『エターナル・サンシャイン』では、快活だけど繊細なクレメンタイン役がファニーでキュートでした。
初めの頃は芯の太い、強い女性役の印象が強かったのですが、今は出演する映画ごとに違う雰囲気が出せる女優さんになりました。
そんな彼女の最もすごいところは、雰囲気は違うけれど、どの役柄にも魅力を注ぎ込むことができるところ。
たくましい魅力かもしれないし、謎めいた魅力かもしれないし、ファニーな魅力かもしれないし、かわいい魅力かもしれないし、
とにかく、役柄や映画そのものの魂を表現できるというか……。
そういう役者はそうはいないと思います。
分かりやすいのは2006年の『ホリデイ』。
ウィンスレットが画面に映っている時は、映画に活力がありますが、
彼女が登場しないディアス&ロウパートになると、一気にけだるい感じになります。
ディアスパートとウィンスレットパートのストーリーの違いもあると思いますが、
実力というか、演技の魅力の差がはっきり現れてしまって、ディアスが気の毒なほどでした。
大胆な演技も魅力の一つで、勇気あるヌードシーンもきっちり演じてくれます。
もちろん、単純にエロイシーンなどではなく、映画のリアリティや緊張感を観る側に伝えてくれています。
しかし、「本当はヌードシーンは演じたくない」「もう映画の中では脱がない」という風にインタビューでは答えていたり……。
せっかく最近スリムになったんだし、ファンとしては脱いでほしいです。
ウィンスレットのように果敢にヌードに挑戦してくれる女優も少ないので。
さて、こんなにも演技派なウィンスレットですが、たまに指摘されているのが「オーバーアクト」であること。
『ネバーランド』の撮影の時は、監督のマーク・フォスターに何度も「もっと抑えて」と言われてしまったとか。
でも、この「オーバーアクト」というちょっとした批判は、実は演技派役者だけが受けることのできるものだと思います。
ショーン・ペンや、エドワード・ノートンなど、超演技派と言われる俳優はやはり「オーバーアクト」であると言われることが多いのです。
特にウィンスレットのように迫力型の演技派役者がこういう指摘を受けるのは、ある意味宿命なのではないでしょうか。
オスカーを受賞し、のりに乗っているウィンスレット(離婚しちゃったけど……)。
でも、『愛を読む人』も良かったのですが、『リトル・ダンサー』や『めぐりあう時間たち』など他のダルドリー作品に比べると
見劣りしてしまう映画だったので、
是非、ウィンスレットの代表作にして傑作といわれる映画で、2つ目のオスカーを受賞してほしいです!
■おすすめ作
『いつか晴れた日に』
『タイタニック』
『アイリス』(超おすすめ)
『エターナル・サンシャイン』
『リトル・チルドレン』
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出演作
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1994年 乙女の祈り(Heavenly Creatures)
1995年 いつか晴れた日に(Sense and Sensibility)
1995年 日蔭のふたり(Jude)
1995年 ハムレット(Hamlet)
1997年 タイタニック(Titanic)
1998年 グッバイ・モロッコ(Hideous Kinky)
1999年 ホーリー・スモーク(Holy Smoke)
2000年 クイルズ(Quills)
2001年 エニグマ(Enigma)
2001年 アイリス(Iris)
2003年 ライフ・オブ・デビッド・ゲイル(The Life of David Gale)
2004年 エターナル・サンシャイン(Eternal Sunshine of the Spotless Mind)
2004年 ネバーランド(Finding Neverland)
2006年 オール・ザ・キングスメン(All the King's Men)
2006年 リトル・チルドレン(Little Children)
2006年 マウス・タウン ロディとリタの大冒険(Flushed Away)
2006年 ホリデイ(The Holiday)
2008年 愛を読むひと(The Reader)
2008年 レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで(Revolutionary Road)
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