ロンド: 若妻と半熟美少女のワイセツ・ディボーション
素直な優しい子、として、子どもの頃から大事に育てられた妻は、頼まれればイヤとは言えない、何事にも控えめな妻ですが、時には子どものような意地っ張りになることがあります。
特に私に対してだけは、甘えの裏返しなのか、昔から、つまらない意地を張るのです。
今日もそんな感じでした。
細い頬をプクッと膨らませてみては、うかがうような上目遣いの表情。
演技をしているわけではなく、妻は昔から、こんな風に、意地を張りながらもすねて見せる、甘えん坊のような表情をするところがあるのです。
元々の顔立ちが整っていて、黒目がちの大きな瞳と艶めかしく蠢く唇が魅力なだけに、その微妙なアンバランス感と幼さには、どこかしら小悪魔の妖艶さが入り交じります。
昔っから、私はこの表情に弱いのです。
いえ、私じゃなくても、こんな表情をされてしまえば、抵抗できる男は少ないはず。
こんな表情を「分かって」使っているオンナなら、妖艶な悪女で、いくらでも男をだませるのでしょうが、妻は、その正反対。
育ちの良さから来る純情さと素直さ、そして心を許した相手にだけしか甘えられない、しっかり者のところがあって、この魅惑の小悪魔の表情を私にしか見せないのです。
我妻ながらも、この小悪魔のように魅力的な「お願い」攻撃には、ほとほと困っていました。
「だから、ムリだって。今、ただでさえ仕事なんて無いんだから、ね、理子」
高校時代も大学時代もリコと呼ばれてきた理子を、きちんと「さとこ」と呼ぶのも私だけです。理屈の理を使っているワリに、こういうときに理屈はなかなか通じません。
だだっ子に言い聞かせるような調子になってしまいますが、なかなか「さとって」くれないさとこに、このセリフを口にしたのは何度目でしょう。
「あのね、今はさ、なんと言っても日本全体が不況なんだし、ね」
「そんなこと分かってるわよぉ、私のこと世間知らずって、馬鹿にしてるんでしょ?」
唇をツンと突き出してアヒル口。
「あのね、私だって、大変だって、ちゃ〜んと、わかってるんだからぁ。でも、分かってるけど、探してみなくちゃ、わかんないでしょ?ね?お、ね、が、い」
甘えて小首をかしげながらの、黒目がちの上目遣い。
分かってはいても、この表情で見上げられると、ダメと言い続けるのは本当に難しいのです。
「でもね、ほら、この辺りみたいに田舎だとさ、ほら、えっと、あのぉ」
妻を説得するべき言葉をさがしながらも、どんどん、ごにょごにょになっていくのが、自分でも分かります。
客観的に考えれば、このN市のような地方の小都市で、大卒後、すぐに専業主婦になってしまった妻に、仕事なんて見つかるはずありません。
おまけに、よりによって二八(ニッパチ)と言われる、不入りの二月。
悪い条件なら、ありすぎるほどです。
「そんなこと分からないじゃない。私、頑張るんだからあ。仕事だって、なんでもするつもりよ?」
「なんでも、ねえ……」
真摯な瞳で見上げる妻と合わせた視線を、慌ててそらしました。
こういうときに、つくづくと思います。
『あ〜 オレの妻とは言え、こういうときって、ホント、中身のお嬢様と外の妖艶な悪女とのギャップが激しいよなあ』
目を大きく見せる化粧をせずとも、黒目がちのパッチリとした瞳は、夫の私でも吸い込まれそうになる魅力を存分に発揮しているのです。
長いまつげが震える分だけ、瞳も潤んで見えて、時には泣きそうに見えるほど。
『自分で、よくわかってない分、すごいと言うべきだよなあ』
全体的に華奢な印象を持つ妻は、細面の顔立ちだけに、大きな目が際だっていて、しかも少しだけ垂れ目になっているのが、逆に男の警戒心を起こさせないのです。
いわゆる男好きする顔というのでしょうか。
そのくせ、大事に育てられた一人娘の、育ちの良さから来るのか、おっとりしたお嬢様的な雰囲気は結婚しても、全く変わりません。
『なんでも、って言ってもなあ』
私が、そして妻自身が認めるわけはなくても、あるいは水商売なら大人気だろうな、という考えがチラリと浮かんでしまいました。
けれども、真面目で、お嬢さん育ちの妻が水商売を「なんでも」に入れているはずがありません。
大学で保育士と幼稚園の先生の免許を取ってはいます。しかし、ごく普通の就職活動の経験もないまま、私と結婚してしまったのです。
それに、私とつきあったのだって、エスカレーターの女子校を出てから、大学で出会っています。妻が私以外の男と、デートすらしたことがないのは確実でした。
まあ、大金持ちとはいえなくても、旧家で厳しいしつけの代わりに、経済的には何の苦労も知らずに育てられた妻は「お嬢さん育ち」といえばそうでしょう。
結婚後も、妻の実家からの支援もあって、それなりの暮らしのできる主婦でいた妻は、はっきりいって世間知らずといえます。
それも今時珍しいほどの、のんびりした育ちぶりの。
だから、たとえ「アルバイト」だとしても、今のような世の中で、そう簡単に見つかるとは思えませんでした。
まあ、夫の私が言うのもナンですが、外見はそれなりです。
『見た目で男を蕩かす、この顔とプロポで何とかなる仕事…… 水商売形なら、ひょっとしたら売れっ子になるか?』
フッと、そんなことを考えてしまうほど。
百五十五センチとちょっと小柄ですが、細過ぎるほどの細身。長い脚も、すらりと伸びて輸入物のジーンズがそのままはけるほど。
とはいえ、身長から言えば、アメリカのローティーン向きの物になってしまうのも仕方の無いことですが、ともかく、日本人離れした細さと手足を持っているのは事実です。
細身のワリに、決して痩せすぎではなく、むしろ、むっちりとした質感のある肉が全身を包んでいます。
特に、思わず触ってみたくなるほど、クンと突きだした、先端まで形が崩れない弾力のあるバストと、クリンと丸みを持って張り出した、柔らかな肉感を持ったヒップ。
ジーンズにトレーナーといった、何気ない格好に、ナチュラルメークと言えば聞こえは良いですけど、実は、いつもすっぴんに近いほど手抜きのメーク。
それであっても、妻の外見は、本人が思う数十倍も人目を引いてしまいます。
特に、恥ずかしがり屋の本人曰くのCカップ。しかし、実は、男の手でも余るほどに突き出したバストは、Dを越えているのを、密かに知っていました。
そのくせ、人の目などまったく無頓着に、身体にフィットしたセーターを着たりするものだから、すれ違う男達のねばい視線が、妻の胸に注がれているのもしばしば。
おまけに、卵形の顔を包むような、しなやかなストレートヘアは光沢を持っていて、シャンプーだかリンスだかのCMに出せるのではと見まがうほどです。
くっきりとした二重の目の中に潜む黒目がちの瞳と上品に引き締まって、そのくせフェラをさせるとネットリと絡みつくセクシーさを持った滑らかな唇。
そして、全体の細さから来るシャープな頬の線がつながる小さめの顎。
二十六歳の人妻としての清楚な色気と、そのくせ、苦労知らずの育ち故のあどけなさが同居する外見だけを見れば、もし風俗のお店に勤めれば、人気が出るにきまっていました。
もっとも、清潔感に溢れる妻の雰囲気では、欲望を剥き出しにしたい男達が引け目を感じかねませんが。
しかし、真面目一筋の妻が水商売など、考えているはずもありません。
だとすれば、妻ができるような仕事など、この田舎街にあるはずもなく、かといって、無駄だと言っても聞かないだろうし。
私は言葉に迷いました。
そんな私に、はっきりとした拒絶を認めなかったのでしょう。
妻は、宣言しました。
「決ぃめたっと。明日から、仕事を探してみる。ね、試しに探してみても良いでしょ?私、一生懸命やってみるから、ね、お願い、あ、な、た」
そっと肩に添えられる柔らかい手。
「ねぇ、お、ね、が、い。ね?」
横から抱きつくようにしてくっついてくる胸の膨らみは、夫婦ゆえの親密さから、私の肘に押しつけられていました。
お得意の、甘いおねだりです。
こうなってくると、もはや私の負けは明白でした。
その、あどけなさすら残るパッチリした黒目がちの瞳をちょっと上目遣いにして、ねぇとせがんでくるのには、昔から弱いんのですから。
いえ、私が特別弱いんじゃありません。だって、妻に、この甘いおねだりの表情をされたら、拒める男がどれだけいるでしょうか。
「う〜ん、じゃあ、探してみたら?でも、くれぐれも、怪しいところに行ったらダメだよ」
「ありがとう!あなた!大丈夫よ。二人の赤ちゃんのためですもの。任せて!私、頑張るから」
張り出した胸を肘に押しつけるようにして、ピトッとくっつかれてしまえば、私は、もはや、妻の気の済むようにさせるしかありませんでした。
『思えば、このテに負けて、何度無理を聞いてきたことか』
しみじみと思い出さずにいられません。
そもそも私が姓を変えることになったのだって、妻の「お願い」からなのです。
田舎とは言え、それなりの名家の一人娘。
私と普通に結婚してしまえば、妻の実家は跡継ぎを失い、数百年にもなんなんとする篠崎家の家名が途絶えてしまう。
妻が私との結婚を願ってから、そのことだけが障害だったのです。
両親の反対を避けるには、どうしても、そうするしかないのを妻は知っていたのです。
大学時代の熱烈な恋愛の果て「どうしても」の願いを受け入れざるを得ませんでした。
こうして、妻の実家からほど近い、この大学の地元であるN市で就職を見つけた私は、妻の卒業を待って結婚しました。
同時に、田中雅俊という平凡な名から、「篠崎雅俊」という、やはり平凡な名になったのです。
名前など記号に過ぎないと言えば、そうかも知れません。
しかし、記号に過ぎなくても、ひとつ困ったことがありました。
小さいとは言え、このN市の小さな自動車ディーラーのセールスとして、既に仕事上のつきあいがありました。
今さら姓が変わるのは、大いなるマイナスです。
特に私を気に入って、大切にしてくれるお客様が、普段おっしゃることを聞いていると、今から姓を変えるなんて考えられなかったのです。
そこで、所長の意向もあって、私は、仕事上は田中雅俊、プライベートでは「篠崎雅俊」を使い分ける生活となったのです。
まあ、慣れてしまえば、別段どうってことも無く、篠崎雅俊の生活も、いつの間にか、3年目となっていました。
そして、結婚3年しても、お嬢様育ちで、真面目な妻は、実は恥ずかしがり屋でエッチが苦手のまま。それでも、定休日の前の日はエッチが定番となっています。
結婚3年目ともなれば、いくらおしとやかなお嬢様育ちの妻であっても、夫婦生活で熟した身体を「ご褒美」につかうことくらい、ちゃんと知っています。
いつもは、どっちかというと控えめで受身の妻が、このときとばかりに愛情を込めて、ネットリとした舌を絡めるキスをしてきます。
いつになくエッチに積極的な姿勢は、愛情を込めたサービスと言いつつ、ひょっとして本当は妻がセックスを楽しめるようになってきた証拠かも、と思えるほどでした。
柔らかで、優しい手が私の背中を撫でまわしてくると、条件反射のように怒張に力がみなぎってしまいます。
「あんっ」
甘やかな声。
妻の反応は、夫婦生活を繰り返す度に、どんどん良くなっている気がします。
やわらかな薄い布地越しに、ロケットの先端のような妻のバストに手を伸ばしてしまったのは、いつものこと。
ゆっくりと揉みしだく手に、早くも妻の細い眉は真ん中に寄って、快感に絶える表情になっています。
なんと言っても二人っきりの夫婦生活です。こうなれば、セックスを始めるのに、なんのためらいもいりません。
「あん、だめぇ、ここ、明るいから、あん、あなたったらぁ」
柔らかな抵抗の声もカタチだけ。
いや、実際、恥ずかしがり屋の妻は、私に見られるのも嫌がっているのは事実なのでしょう。
いつもなら、慌てて寝室の灯りを消してしまうのに、今日は「お願い」を聞いた私へのご褒美のつもりなのか、じっと我慢と言った風情。
気が変わらないうちに、しなやかな妻の身体から部屋着と下着を手早く脱がしてしまいます。
「いやぁん、みないでぇ」
もはや夫婦の営みも当たり前になっているのに、こういうとき、妻は処女かと思わせる恥じらいを見せるのです。
3年目の夫婦で、何を可愛いコぶってるんだともツッこめないのは、こんなときに見せる恥じらいがホンモノだからです。
しかも、お嬢様育ちで、世間に揉まれてない分だけ、そのあどけない表情は、いつまでもホンモノの少女のような匂いが残っています。
何度も、数えきれぬほど抱いてきた妻の身体です。
夫の特権というべきか、誰に遠慮する必要も無く中出ししてきた私の精子を何リットル、この身体にうけとめてきたのか。
イクことも覚え、一通りの人妻が覚えるようなことは一通りできる妻ですが、それであっても、抱きしめる度に、まるで初めての時のように恥ずかしがるのです。
いつまでも、新鮮に妻を抱ける、というのも、こういう妻のおかげと言うべきかも知れません。
でも、夫婦は夫婦。
処女の頃から一つずつ開発してきた、隅々まで知り尽くした身体です。
的確に妻のツボを押さえての愛撫で、半ば本気の抵抗も、いつしか、形だけの弱い抵抗となって、さらには、私の思うままに乱れていく体は、いつもながら新鮮な征服感を味わわせてくれます。
「へへ、さ、観念しろぉ」
「あん、いやぁん、だめぇ、恥ずかしいからぁ、あん、いやぁ」
いささか芝居がかったセリフに、恥ずかしげに恥じらってみせるのも、夫婦ならではの決まり切ったオヤクソク。
いや、いや、と小さな抵抗の声を上げながら、それでも私の手に抵抗しようとする、カタチばかりの力を見せていますが、それも、また、オヤクソクといえるでしょう。
「あぁ、いやあぁ」
カタチばかりの抵抗だとは言え、こうやって乳房を押さえた手を、力づくで剥がす瞬間には、サディスティックな快感すら覚えてしまいます。
おまけに、こうやって、少しだけサディスティックに攻めた時の方が、妻の反応が良いのもいつの間にか分かってきました。
「あ〜ん、だめぇ、灯りぃ、消して。恥ずかしいからぁ、お願い、あんっ、ちょ、ちょっとぉ」
妻の甘い「お願い」のセリフ。
返事代わりに、仰向けでも、細身の身体から突き出すように盛り上がるオッパイにむしゃぶりつきました。
「あ、あ、あん、あん、あん、あぁ、あなたぁ、愛してるぅ」
じゅるじゅるじゅる。
早くもピンと尖りきった乳首をすすり上げただけで、妻は、総身をわななかせて鳥のさえずりにも似た細い声で啼きます。
弾力があるくせに、指がズブリとめり込むだけのたっぷりとした質感のオッパイ。
チカンにも触られたことがないと言っていましたから、この弾力を味わっているのは、夫である私だけです。
誰かに試させるわけにもいきませんが、誰かに自慢したいほど、このオッパイの「味」は、格別でした。
「あん、あん、あん、ああ、あう」
おまけに、ひどく感じやすいと来ています。
乳首を攻めればもちろん感じます。
ですが、全体を絞りあげるように揉んでも、はたまた、表面には気を使うように優しく掌で、こすり上げても、たちまち、妻はのけ反ってしまうのです。
「あ、あ、ああぅ、あぅ、あぁ、いやぁ」
声が早くもとろけ出しました。
首を左右に振りながら、妻のスラリとした脚は、こすり合わせるように動いています。
くどい愛撫をしなくても、妻の秘所は、もうビショビショになっているはずでした。
「ねぇ、あなた、ねぇ、ああぁ、あん、もう、ああ、あん、もう」
恥ずかしげな妻の、控えめな、それでいてしっとりとした欲望がにじみ出しているおねだりの声に、私は誘われるようにして、秘所に指を伸ばしました。
しっかりと、こすり合わせていたはずの太腿が、私の指を受け入れるように、サッと広がるのも、何度も身体を合わせてきた夫婦ならではのタイミングです。
「あああ!」
妻の外側は、完全に開いているくせに、びっしょりと濡れそぼっています。
密かに指先で確かめると、もう、尻の方にまで流れているようでした。
「濡れてるよ、さとこぉ」
「あん、いやぁあ、そんなことないぃ」
「やっぱり、理子は明るい所が好きだよね、エッチだなあ」
「違うぅ、そんなこと、ないぃ。あん、だめぇ、あう!」
こうやって明るい所でセックスすると、いくら否定しても、妻の反応がすこぶる良いのです。
恥ずかしがるのを、半ば押さえ込んで、恥ずかしそうな表情を見ながら、妻の羞恥をあおると、圧倒的にビショビショになってしまうことを、知ったのは最近でした。
それ以来、何かと理由を付けては、明るい所でセックスに持ち込もうとしてきましたが、なかなか受け入れてくれません。
結局は、本気で恥ずかしがる妻を、こうやって明るいところでのセックスに持ち込むなら、こうやってなし崩しにするのが一番でした。
「ほら、どうだ、こうやって」
妻のヒンヤリした、太腿を押さえ込むようにして秘所をのぞき込みます。
「いやあ、恥ずかしい、あなたぁ、いやあぁ」
悲鳴をあげてはいても、抵抗は形ばかり。
いえ、イヤ、イヤ、と言いながらも、妻のピンと肉が張りつめた太腿は、だんだんと広がってしまうのです。
それは、半ば私の力に押さえ込まれた形ですが、一度広げてしまうと、押さえなくても、閉じることはありません。
閉じるどころか、目の前の妻のビショビショになった美肉は、ヒクリとうごめいて、さらに濡らしてしまうのです。
「ほら、ほら、ほら、どうだぁ、丸見えだよぉ」
「あんっ、いやぁ、あう、あ、あ、あ、あ」
恥ずかしがるクセに、押さえつけてしまうと、決して逆らいません。むしろ、押さえつけられていること自体に、妻は乱れてしまうようにも感じます。
そこをヌルリと舌を遣ってやると、たちまち力が抜けて、小さめのクリトリスを舌先で転がすと、私の手の下で妻の太腿は、これ以上ないほど広がってしまうのです。
「ああ、あなた、あ、も、もう、おねがい」
数分とたたないうちに、妻のそこはヌルヌルに溢れ、したたる秘液は、谷間を伝って、お尻の方にまで流れ出してしまいます。
今日は、自分から誘ったという積極性が何か影響してるのでしょうか。いつになく、濡れ方が激しい気がします。
ピチャ、ピチャ、ピチャ
指先が谷間をかき回すと、サラサラしていたはずの秘液が一気に粘着質になって、いかにも卑猥な音を立てるのです。
「あん、あなたぁ、あぁ、いや、恥ずかしいぃ、ね、もう、もう、やめてぇ」
舌先で、クリトリスをクチュクチュ舐め上げながら、左の中指は、浅く、浅く、かき回しては、わずかに入れて、クチュンと、跳ね上げる動きで抜き出します。
もちろん、間髪を入れず、またもや指先は谷間をかき回し続けては、また、跳ね上げる動き。
「あっ、ん、ん、あ、あなたぁ、あ、だ、だ、だめぇ、い、いくっ」
短く上げた声。
眉と眉の間に縦皺を刻むようにして、細い喉をそらせた妻は、つかの間、尻をわずかに持ち上げながら、身体を硬直させます。
ジュル、ジュル、ジュル、ジュル。
「んふ、んっ、ん、はんっ〜、ん〜」
ぷっくり膨らんだクリを吸い上げながら、妻のオーガズムを、高めると、喉の奥から絞り出したような無声音を震えさせながら、切なげな硬直を続けました。
「は、は、あ、あなたぁ、もう、もぅ、だめっ、だめぇ」
震える声で、クリにむしゃぶりつく私の頭をどかすのも、いつものこと。
オーガズムを通り越した後の女体には、刺激が強すぎるのです。
ハァ、ハァ、ハァ。
ぐったりと力が抜けた妻は、恥ずかしさどころではなく、脚をだらんと広げたまま、息も荒いまま、快感の残滓に身動きもできない様子です。
明るい部屋でするのが、久しぶりなせいなのか、いつになく感じた様子の妻の秘液は尻の方にまで流れています。
つつましやかな妻の入り口は、ヌラヌラと濡れた粘膜をヒクリ、ヒクリと蠢かして、私のモノを待ち構えています。
既に、私も我慢できないほど硬く猛っていました。
ゆっくりと膝で身体を進めていくと、半ば無意識に脚を広げ、迎え入れる体勢になるのは、夫との性に熟れた人妻ならではでしょうか。
ヌチャ。
「ああぁ」
先端が当たって湿った音がした瞬間、まるで、スイッチが入ったように、妻の声が再び噴きこぼれます。
「さ、と、こ」
「ああん、あん、あなたぁ」
名前を呼んだ瞬間、ヒクンと妻の美肉が震えるように収縮して、中に入ったモノを確かめる動きです。
キュンと締め付ける美肉を蹂躙するように、一気に急ピッチで抜き差しします。
「あん、あん、あん、あん、あん、あっ、あう、あうぅう」
それなりのマンションとは言え、やはりマンションはお隣にはばかります。
懸命に声を抑える妻ですが、激しく感じてしまっているのは、いつも以上です。
キュッ、キュッ、キュッと、妻の美肉が何カ所もケイレンしながら巻き付いてくるのは、小さなオーガズムが、何度も通り抜けているからです。
「ああ、あなた、う、あううぁ、あう、あん、あん、あ、あ、おぉ、う、あうう」
こういうときは、一気に燃え上がらせた方が良いのです。
ギュッと、掌に余る妻の胸を握りしめながら、人差し指と中指の付け根で乳首を挟み込みます。
「ああああ!あうぅう!」
興奮してきた妻は、痛いほど乳首を締め付けられると、一気にオーガズムに近づくのを、何度も確かめてきています。
「あううう」
妻の細い腕が私の背中に回されて、しがみついてくるのはオーガズムの噴き上げてくる感覚が怖いのだと、いつか、聞いたことがあります。
もはや、妻のオーガズムに合わせて自分を解放するべき瞬間でした。
「出すよ、さとこ、さとこ」
「ええ、あなた、だして、あう、あ、あ、あん」
ヒクリと締め付けてくる妻の子宮めがけて思いっきり引き金を引きます。
「さとこぉ」
「いくうぅう!」
夫婦の声と、快感とが寝室に溶け合いました。
ドクリ、ドクリ、ドクリ。
私の分身が流れ込む気配を感じるのでしょうか。妻の身体にケイレンが走り、細い腕が私の背中をキュッとかき抱いてきます。
これ以上ないほど、妻の奥にと怒張を差し入れたまま、心ゆくまで射精の快感を味わい尽くしていました。
一切避妊を考えたりはしなくて良いのです。
それは、いつ生まれてもいいから、というより、まったくの逆。
待ち望んだ子どもが授からず、医者に行ったのは結婚3年目。そして、ちょうど、結婚記念日に妻の不妊症が確定したのです。
確かに落ち込まなかったと言えばウソになりますが、妻が継続的に不妊治療をすれば可能性はある、というのが夫婦の救いとなったのは事実です。
しかし、それには先立つモノが必要でした。
医者の勧める保険の利かない治療をするとなると、年間、数百万ではおさまらないということ。
しかも、成功するまで、どれだけ続くか分からない……
妻の実家に一言相談すれば、跡取りを待ち望んでいる両親です。頼まなくてもお金を出してくれるはずですが、二人は、それは最後の手段にすることで一致しました。
でも、私は今の生活を切り詰めて、時間を掛けて金を貯めることを提案し、妻は「私も働く」ことをさらに提案してきたのです。
お嬢様育ちで、オンナは主婦が当たり前、と言う家庭で育った妻が、働くことを言い出すとは、全く意外でした。
『驚いたよなあ、まったく』
妻は、私が何を考えているかも知らず、くたっと、私に抱きついたまま、セックスの余韻にぐったりしている妻は、瞳を閉じたまま、ゆったりとした表情です。
『ムリする必要はないのになあ』
フルフルと震える妻の長い睫毛を見ながら、改めて、妻のお嬢様育ちを思います。
世間知らずの妻が仕事探しで苦労することを思わずにはいられませんでした。
『ひょっとしたら、子どもが持てない代わりなのかも知れないしなあ』
妻と言えば「夫を立てて、子を育て、家庭をしっかりと取り仕切る」という古い躾を小さい頃から受けてきた身です。
妻の実家で、もし、一人息子だったら「嫁」が、妊娠できないとなれば、離婚を本気で言い出しかねないはずです。
「三年子なきは、去る」
妻の実家なら、言い出しかねないはずで、事実、義母は、一人娘を、ということは妻しか産めなかったことでずいぶん、曾祖父母からいじめられたと、こぼしていました。
妻は、一族の繁栄を、つまりは、その母親が果たせなかった「子だくさん」を期待されてきたのです。
けれども、その妻が、子どもを授からない身体だったとは、なんたる皮肉でしょうか。
いわば、人生の目的そのものと言って良い、大きな柱のひとつを手に入れられない以上、その代わりとなる物が妻にとっては必要なのではないか。
それを思えば、むげにダメだとも言えませんでしたが、はたして不況下のこの街で、どんな仕事があるのか。
妻をいたわる気持ちだけがムクムクと湧いてきた私は、強く抱きしめ過ぎると折れてしまいそうなほど細い身体を、グッと力一杯、抱きしめずにはいられませんでした。

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