その8
素人でも、冷静に観察すれば、佳奈さんが単なる時間稼ぎをしているだけだと分かるはずです。
しかし、初めて内診台に乗った女、それも、快感を溢れさせた、一糸まとわぬ姿では、そんな余裕があるはずがありません。
「あああぁ」
呻くような嘆声を、顔を覆った掌の下から頻りにこぼしていますが、細い身体を横たえて、内診台から降りるそぶりは見せません。
美由紀は、夫に与えられた「羞恥の時間」を受け入れていたのです。
「さて、美由紀ちゃん、濡れちゃったオ○○コを見せる時間ですよ」
「あぁああ、いやぁ」
顔を覆ったまま、子どものようにイヤイヤをしますが、もはや何がどうして良いのか分からぬ妻に、先輩は冷静に、羞恥を煽り立てています。
「はい、脚を乗せてくださいねぇ。ツルツルのオ○○コが丸見えになるように」
「あぁあ、仰らないで」
「はい、そうですよ。このまま広げますからね」
良く見れば分離する脚のの部分には、踵を落とし込む窪みが作られています。
恐らく、こうやって使うシーンを見なければ、決して、そういう目的に使うものだと分からない造りでした。
「へぇ〜 今のヤツは、ずいぶんスマートになったんですね」
ポリクリ、つまり大学病院での実習で見たものとちがって、クリーム色の人工皮革で覆われたそれは、ずいぶんとスマートになっています。
いったん窪みに落とし込まれた足先は、ちゃんと脚自体が三分の一ほど沈み込むようにできている上に、足台は、やや持ち上がるようにして広がるのです。
これでは、自分から、もっと脚を持ち上げる勇気を出さない限り、脚を下ろす術はなくなります。
「ああ、ボタン一つなんだけどな。でも、それじゃつまらないから。ほら、もう、ちょっとだけ脚を広げましょうよ」
「先生、マニュアルモードで、最大限にしてしまった方が早いですよ。脚も柔らかいようですし。刺すが新体操経験者ですもの。最大開脚にしちゃいましょうか」
「お〜 そうだな。これなら、内診台の上で、このまま、ずぶっとチ○ポを入れられるくらい広げても大丈夫そうだし」
その瞬間、妻の身体がヒクンと震えます。
明らかに、先輩の言葉が、この後に「セックス」が迫り来るのだと、妻の頭をよぎったのです。
「もう、一気に開いちゃいますね。呉春良いですよね? 」
「ええ。もう、ずばっと広げてください」
「あらぁ? なんか、奥様、こんなに濡れてらっしゃるんですけどぉ」
「あぁああ」
「先生も、ご主人も、よくご覧になって。ええ、もっと近づいて」
医者に指示する看護師なんていやしません。
しかし、佳奈さんの冷笑を含んだ声は、妻の淫乱ぶりを凶器のごとくに貫く役目です。
「センセ、私、こんなに乱れる患者さんなんて見たことありませんわ」
ヒクンと白い身体が震えます。
「ホントだ。感じまくってるじゃん。可愛らしい顔して、身体は淫乱なんだな」
「ち、違ぁ」
「ほら」
「あああん! 」
ヒョイと伸びた手に乳首をつまみ上げられて、全身で反応してしまう妻。
「どうだ? お前の奥さんの淫乱さったら、ないよな? 」
「ホントですよ、先輩。ほら、ホントに淫乱な身体だ。グショグショだぞ、お前のマ○コ」
「いやぁああ」
鋭く投げかけられた声のナイフに、もはやどうしようもなくなってしまった妻の悩乱が頂点に達したところを十分に見極めた先輩は、行動を開始します。
「よし、じゃ、診察と行こうか。早くやらないと、診察の前に、入れて欲しくておねだりしそうだもんなぁ」
「あ、いやぁ、そんなことぉ、しませんっ、あああん」
妻の否定にだめ出しをするように、ちょこんと指先が濡れた谷間を、そっと撫で上げると、もはや完全に喘ぎ声を上げてしまう妻です。
しかし、ちゃんとクリトリスを避けている辺り、先輩は、ちゃんと冷静に妻を追い込むつもりのようでした。
「あぁ、そんな…… 」
「はい、静かにしてください。診察できないじゃないですか。はい、じゃ、これでよしっと」
ボタン調整で斜め上に持ち上げられ、広げられた白い両脚は、男を抱え入れる角度を描きます。
斜め上に持ち上げられた足先。
このまま男がのしかかれば「マングリ返し」と呼ばれるカタチになりそうな程、卑猥な広げ方でした。
妻の脚は、もっと水平に広がることも知っていますが、今はむしろ、こうやって、細い脚を両手で抱えてしまえば、もはや抵抗はありません。
「あ〜、これならよく見えますけど、このカッコウって、なんだか、男性に入れて貰う体位みたいですね」
クスッと声に出した佳奈さんの冷笑に、妻の身体はピンク色に染まります。
同性に言われるのが、こんな時、心に突き刺さるのかもしれません。
高校時代以来、初めて、私以外の男に、そして、女に、むき出しの秘部を、あからさまに覗き込まれる羞恥。
「だめぇ、あぁあ」
両手で押さえた顔をクナクナと振りながら、全てを投げ出したかのように、内診台の上でグッタリとなっています。
内診台を上昇させると、先輩はこれ見よがしに、自分の腰の高さに合わせて調整の動作をして見せます。
わざわざ、チ○ポを突き出して、今にも触れそうに近づけながらの調整は、この後「どうなるか」を思い知らせているかのようでした。
この体勢なら、たとえ童貞であっても容易に入れられます。
しかも広がった両脚を、閉じることはできないのです。
「あぁあ、ダメッ、ダメッ、ダメぇえ」
譫言のように、頻りに声が漏れますが、けれども、妻の両脚が広がる動きに逆らおうとすることは、全くなかったのはむしろ驚きです。
しなやかな脚は、これ以上無いほどに広がって、男の勝手にされてしまう瞬間を待っています。
ツルツルのオ○○コは、脚の広がった分だけ、わずかに中身を見せつけています。サーモンピンクの入り口は、トロトロに濡れたまま、またもやドロリとこぼすのが見えます。
『何で、こんなに感じるんだ? まだ、ろくに触られてないんだぞ? しかも、先輩に見られているのに…… 』
私との時以上に、ひどく濡れていました。
「さ、診察開始。感じても良いけど、まだイッちゃダメだよ」
無造作に右手を伸ばすと、白い土手を器用な指先がクチャッと微かに粘液質の音を立てさせて広げてしまいます。
「あああ! 」
細い腰が、ヒクンと突き上げてしまったのは、淫靡な反応を抑えられないから。
妻は感じているのです。
「お〜 こりゃビショビショすぎる。尻の方にこぼれてるじゃん。どう? 奥さん、入れて良い? 」
「あっ、あっ、だ、ダメ…… です…… 」
先輩のモノは、これ以上無いほど勃起しています。
何度も一緒に旅行をした仲ですが、こうして勃起している先輩のモノは、もちろん初めて。
よく考えれば、他の男の勃起した状態を見るなんてコト、男の方がかえって少ないモノですよね。
初めて見る他人の勃起した怒張は、ヌラヌラと先端から滴を垂らして、カリがグッと広がっている、見るからに凶暴そうなモノ。
段差がクッキリとした亀頭の部分は、私のモノよりも一回り大きい感じです。
『これが、美由紀の中に入るんだ…… 』
不思議でした。
別にホモッ気など無いはずなのに、今から妻のナカに入る怒張に魅入られてしまったのです。
もしも、今、先輩に「しゃぶれ」と命じられたら、これ以上無いほどの屈辱を感じながら、そのくせ、断れないんじゃないかと、想像してしまったのです。
その想像が、危うく射精につながりかねない快感電流となって背中を駆け上ります。
おそらく、先輩は、そんな私を十分に見抜いていたのでしょう。
グッタリとした美由紀を見下ろしながら、ゆっくりとした動きで、先端を美由紀の秘唇に近づけていきます。
そう、まるで、私に見せつけるかのように。
『あぁあ、このまま、美由紀の中に入れられてしまう…… 』
私の口から「うぅ」という呻きがこぼれていたのを知ったのは、フワリと寄り添ってくれた佳奈さんが、チュッと唇を押しつけてきたから。
『佳奈さん。いつの間に…… 』
私の手を取って、はだけたナース服の間に導きます。
手に触れたのは、思ってもみないほどの巨乳。
佳奈さんは、ブラジャーをしていませんでした。
生のおっぱいの感触に、私の手は自動的に、吸い付いてしまいます。
掌の真ん中に当たる乳首は、淫蕩さを見せつけるかのように突き立っていました。
「あっ」
痛みにも似た快感に、腰の奥から、吹き飛ばされそうです。
佳奈さんが、微笑を浮かべながら柔らかな手で、怒張を握ってくれたのです。
その笑顔は、ついさっき、妻に冷笑の刃を刻んだ同一人物とは思えないほど、優しさに満ちていました。
乳房を握る私の動きを邪魔しないように計算して、顔を私に近づけました。
「できるだけ我慢して。男ですもの。ちゃんと見て上げるのよ? 」
囁かれている「何を」は聞くまでもありません。
「ああああん! 」
淫靡な悲鳴が診察室に響きます。
佳奈さんの動きとタイミングを合わせて、先輩は、トロトロと垂れる透明な滴ごと、先端を土手の間にヌラリとこすりつけたのです。
「あああぁ、だ、あっ、ああん」
「グショグショじゃん。そんなに美由紀さんは淫乱なの? 」
からかうように、怒張はクチュッと撫で上げています。
「だ、だめ…… ですぅ、あぁ…… だめぇ」
今度は小さく揺らしながら、撫で上げる動き。
「でもさ、ほら」
「あうん! 」
小刻みに下から上へとこすり上げる動きは、少しだけ腰を近づけたようです。
そんな小さな変化なのに、大きく脚を広げた裸身は、強烈に反応してしまいます。
細い裸身は大きく仰け反ったのです。
「ほら、くっつけただけなのに、美由紀ちゃんの腰、動いているじゃん、ほら、入っちゃうよ」
「ぁあああ、ダメですぅ、あぁ、ら、らめぇ」
ダメの声が、鼻にかかったように甘え声になった妻は、もはや私のことを忘れたようにも見えました。
「でも、ほら、もうこっちはトロトロだよ。入っちゃうよ、そんなに動いたら」
ダメと譫言のように漏らしながら、妻の腰は、迎え入れる動きをしているのがハッキリと分かります。
佳奈さんの指が、根本をギュッと締め付けて、射精を遠ざけます。
「美由紀ちゃん、これ。自分で入れちゃうの? エッチだねえ」
「いやあ、ダメぇ、入っちゃダメぇ」
「でも、ほら、オレ、動いてないのに、どう? もう、先っぽ入ってる」
「あぁあ、ダメ、ダメぇ、あっ」
ヌチャっと湿った音を立てて、先端が土手から顔を現します。
その瞬間、美由紀は確かに、不満そうなため息を漏らしたのです。
「あれ? 取っちゃったら不満みたいだね、じゃ、もう一度かな? 」
「あんっ、あっ、だ、だめぇ…… あぅ、あああぁ」
「おやおや。腰を持ち上げちゃった。オレはくっつけただけなのに、美由紀ちゃん、自分から入れちゃったね」
確かに、美由紀の細い腰はクッと持ち上げられています。
男を受け入れる形に大開脚をしたまま、妻自身の力で持ち上げられた腰は、怒張を半ばまで飲み込んだ無毛の秘部を見せつけているのです。
「ね? 」
熱っぽい囁き声が耳をくすぐったかと思うと、佳奈さんは、傍らのデスクに手を突いて、キュッとお尻を突き出したのです。
クルンと丸いお尻には、パンティーラインは見えていません。
『これをまくったら、佳奈さんのオ○○コが…… 』
抵抗できませんでした。
小悪魔の表情と濡れた瞳が、私を操ります。
何よりも、傍らから聞こえる妻の淫靡な声が、私を突き動かしていたのです。
両手でバッとナース服を捲った次の瞬間、私は、思った以上に豊かな尻を抱え込んで、怒張を深々と突き立てていました。
「あああん! 」
佳奈さんの透明な淫声。
ヌルヌルの秘部に、私は全てを飲み込まれていました。
「あん、あん、あぁ、いい! 」
堪えようのない衝動が私を突き動かして、後先を考えぬピストン運動を始めてしまいます。
「あん、あん、あっ、いぃい、いいわ、金吾ちゃん、いいい! 」
美由紀の声とは違い、その声は、どこかしらあっけらかんとした陽性の響きを持っています。
そのくせ、淫靡な残響を感じさせる声が、欲望をかき立てるのです。
そして、受け入れている美肉は、美由紀の締め付け方と全く違っています。
全部の肉が軟らかで、そのくせ隙間のない美肉が、奥からじわじわと締め付けて来るのです。
『何だ、これ、吸い込まれるのか? あぁ、凄いぞ、これ、奥が…… 』
先端がヌルンとした硬質の感触に行き当たったのは、子宮口に違いありません。
「あううぅうう!」
響き渡る佳奈さんの淫声に、割り込むような、美由紀の透明な嬌声。
男を受け入れた快感を叫んだのだと、声だけで分かる、圧倒的な甘やかな声です。
「あん、ああぁ、あああん、あううう! 」
「あっ、いぃい、いいの、あん、いいい!」
美由紀の声と佳奈さんの声が、ハーモニーを奏でるように響きました。
『あぁあ、入ってる。美由紀の中に、入ってる』
先輩の腰は、美由紀の身体に密着しています。
瞬時に、妻の中の感触を思い出していました。
あの体勢なら、一番奥に届くはずでした。
となると、私より一回り大きな亀頭が、恐らく子宮口に当たっているほど深々と貫かれているはずです。
『美由紀の、あの強烈な締め付けが、先輩のを…… 美由紀、オレの時よりも感じてるんじゃないのか? 』
「あああ、らめええ! 」
早くも白い背中がブリッジを作っています。
『イッてるのか? 』
間違いありません。
私以外の怒張を受け入れただけで、妻は、イッてしまったのです。
深々と男を受け入れた、妻のオーガズムが私の背中に衝撃を与えます。
白い身体は、快感の大きさを物語るようにヒクヒクとあちこちがケイレンしています。
『こんな風に、イケたんだ…… 』
こんな風に、全身がケイレンするほどイカせたことなどありません。
「あん、ああぁ、あん、あん、あん」
けいれんが治まった次の瞬間から、先輩の腰がゆっくりと動き始めました。その動き一つずつに、啼くような短い淫声をあげて応える妻。
『あぁあ、美由紀ぃ。なんで、受け入れてるんだ! 』
身勝手と言うべきかもしれません。
自分が先輩の奥さんのナカに入っている事実よりも、美由紀の姿が衝撃なのです。
ナカの感触、オーガズムを迎えた瞬間のケイレンする美肉、そしてグショグショに濡れている部分をかき回されながら上げる、淫靡な声。
ショックでした。
その瞬間、佳奈さんがハッキリと、自分の夫に呼びかけます。
「あん、あん、あぅ、あぁ、出てるのね、あぁあ、良いわ、あなた、私、出されちゃってる、ああん、ゴメンなさい、あなたぁ」
「え? 」
射精していました。
私は自分でも知らぬ間に、先輩の奥さんの中にドクドクと射精していたのです。
『何で、オレ、出してるんだ? 』
大失態に、とっさに抜こうとしました。
しかし、柔らかな肉越しの、締め付けが、その瞬間一転して、ギュッと根本を締め付けたのです。
「だぁめ。まだよ、まだ抜いちゃダメ」
「あ、だ、だけど、す、すみません」
「いいのよ。もっともっと出して。全然小さくならないじゃ無いの」
首だけでこっちを振り向いた佳奈さんは、赤い舌でペロリと上唇を舐めながら「もっと出して」と淫蕩な表情でおねだり声。
キュ、キュ、キュと美肉が細かく締め付けて、まるで怒張を絞り出す動きです。
出したばかりだというのに、ちっとも柔らかくならない怒張。
「あぁああ、あう、あっ、あっ、あっ、ああああん! あううう! 」
目の前で、先輩の腰が激しく打ち付けられています。
良く見れば、しぶきのようなモノが時折見えるのは、噂に聞く「潮吹き」というヤツなのでしょうか? それとも、幻?
しかし、その間、なんどもしなやかな背中がブリッジを作って、オーガズムを捧げていたのは事実でした。
「あん、あぁあ、あ、だめ、あぁ」
「ほら、イクんだろ。また」
「あん、あっ、だ、だめぁ、あああ」
「ほら、イケ! 」
「あああん、い、いくうう! 」
命じられたとおりにイクのかと言いたくなるほどのタイミングで、私だけの妻は、目の前で屈服の叫びを上げながら、仰け反ります。
強烈なオーガズム。
しかし、それでは終わらせてもらえません。
「あん、あ、だ、だめ、お、お、お願い、今、イッちゃったのに、あん、ああ、だ、だめ、あ、あっ、あっ、ま、また」
「イクんだろ? 」
激しく腰を使いながら先輩が「またイクんだな? 」と念を押すと、小さな顎をカクカクカクと動きます。
「イキそうなんだろ? ちゃんと言え」
「あん、あっ、い…… ああん、い、イキそうです、お願い、もっと」
全身に力が入れながら、おねだりしてしまう妻。
こんなに夢中で感じる姿は初めてでした。
「よし、イケ、オレも出すよ、ほら、ナカで出して良いよね? 」
「だ、ダメです」
慌てたように白い貌を左右に振る妻。
そのくせ、細い腰はクッ、クッ、クッと迎え入れる動きが止まりません。
「じゃ、抜いちゃおうかなあ」
「あぁああ、いやぁ」
半ばまで抜き出された怒張に、妻の狼狽する声は本気です。
「じゃ、いいよね? ほら、出ちゃいそうだし」
深々と差し入れます。
「あああんっ、んっ、あ、だめ、い、イッちゃうからぁ、あん、だめぇ、あぁ、お願い、もっと、もっとください」
たったそれだけで、小さくイッたハズの妻は、究極のオーガズムを求めて、おねだりを止められないようです。
「じゃ、イッていいよ。オレも、ナカで出すよ? いいね? こっちも限界だから、ほら、ナカで出さないなら、抜いちゃうよぉ〜 」
「あああん、あああうぅ、あう、お、お願いぃ、ああん! 」
「ほら、ほら、どうかな? これ、良いでしょ? 」
「ああん、意地悪、あぁ、も、もう少しで、ああああ」
その動きは「限界」とはとても思えません。
深く浅く、連続して自由自在に突きまくる動きは「もうちょっと」にまで追い上げながら、決してオーガズムの閃光を与えないのです。
抵抗できたのは、そこから五分もありません。
抜いちゃうよという脅しの言葉を三度目に言われた瞬間、妻は、もはや抵抗できませんでした。
「ああぁ、お願い、イカせてください! お願いぃい! どうなっても良いの、お願い! イカせてぇえ! 」
「よし、イケ、美由紀ちゃん。イケ! 出すぞ! 」
「あああぁあ。出して、中で…… ナカで出してぇえ! 美由紀の中で出してえぇ! 」
その瞬間、先輩は、ダイナミックに奥まで突き上げる動きを一気に加速しました。
「あっ、いい! いくっ、いっちゃう! ああん」
「出すぞ、美由紀! 良いのか? 」
「ああん、オチンボ、いいのっ! 美由紀の中で、出してええ! 」
「出すぞ! 」
「あぁああ、美由紀のナカに、セーシ入れて! あなたのセーシで美由紀の子宮の中を溢れさせて! あああ! いい! 」
「うっ」
密着した先輩の腰がブルッと震えるのがハッキリと分かりました。
「あああん、出して、あぁ、子宮にドクドク出してぇえ! 美由紀の子宮まで犯してっ! あああ! いくうう! 」
ずっと待ちに待っていた、その瞬間。全身を仰け反らせながら先輩を受け入れている妻の姿。
私は思ったよりも冷静に、その瞬間を見ていたのです。
『美由紀…… なんで、そんなセリフ、言えるんだ? 』
子宮口に届かんとばかりに突かれながら、めくるめくオーガズムを味わっていた妻。
無我夢中で叫んでいた声、明らかに何度も言わされてきた「セリフ」としか思えないのです。
そして、そんなセリフを教え込んだことなど、私にはありませんでした。
「ああん、いいぃ、ああぁあ、で、出てるぅ、ホントに、あああぁ」
長い射精だったのか、それとも、一瞬を永劫に感じていたのか分かりません。
気が付けば、中に受け入れた精子の感覚に、妻は、再び細い背中をグッと持ち上げて、オーガズムに全身を硬直させていたのです。
細かいケイレンが、全身を襲います。
先輩の腰は何度も、何度も、震えました。
美由紀のナカに注ぎ込んでいます。
それを受け入れている妻の身体は、夫以外の精子を受け止めて、見たこともないほど淫らに仰け反っていました。
しかし、佳奈さんの中に入っていた怒張は、いつの間にか小さく縮こまってしまって、チュルンと抜けてしまったのです。
「あら? 」
不思議な微笑を浮かべて、こちらを振り向きます。
佳奈さんがイッたとは思えません。
でも、一つも不満そうな顔をせずに振り向くと、私をあやすような表情をしながら、チュルリとその唇で咥えてくれたのでした。
生温かい口腔の感触。
縮こまった亀頭の周りをニュルニュルと動き回る舌先の愛撫は、あっという間に、私の中にあった、射精中枢を刺激してしてきます。
その時、先輩のモノがズルズルと抜けてきて、先端からツーッと銀の糸のような粘液が垂れ下がるのを見てしまったのです。
『美由紀の中に、あれが…… 』
その瞬間、私は「うっ」と一声呻くと、快感も何も感じないまま、ドクドクと射精していたのです。
コク、コク、コクと大量に流れ出ている精液を飲み下す佳奈さんが、初めて焦った表情をしています。
そんな姿を、まるで他人事のように見下ろしながら、いつまでも続く射精に、快感とは全く違う次元の何かに、腰の奥と蕩けさせられていたのです。
初めてのネトラレの興奮。
目覚めてしまった妻へ浮かんだ、ホンのささやかな疑念。
しかし、そんなことが、今はどうでも良い気がしています。
人妻の喉の奥に、いつまでも続く射精をしている私の頭の中は、真っ白に痺れていたのです。
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