テキスト ボックス: 結成大会宣言

本日、ここに大宮市学童保育指導員労働組合が結成されました。
大宮市の学童保育は今日、四一カ所(公立十二カ所、民間二九カ所)の施設に約一三
〇〇名の子どもたちが放課後を過ごす事業に発展してきました。このことは、何よりも
働き続けることと子育てを両立させたいという父母の熱い願いと、その願いを受け止め
て、子どもたちの豊かな生活を守ろうと奮闘してきた、指導員の力によるものであった
と確信しています。
学童保育が「法制化」された今日でも、残念ながら、大宮をはじめ県内各地では、父
母と指導員の絆を断ち、指導員に犠牲を強い、保育の水準の低下につながる「公立化」
が進められています。
子どもたちが置かれている現状を考えたときに、益々、働く父母を励まし、子どもた
ちの成長を支えるために、一人ひとりの子どもたちの心に届く保育の実践が求められて
います。
私たちは指導員の仕事に誇りを持って、働き続けたいのです。そのためにも私たち指
導員が、自らの言葉で、子どもたちの生活を語り、学童保育の果たす役割と内容を伝え
ていくことを抜きに、私たち指導員の仕事に対する社会的認知を広げ、身分保証を確立
し向上させることはできません。何よりもそのことを自覚し、自らの専門性を高め、指
導員の仕事と身分の確立をめざしていくために、私たちは労働組合を結成しました。
今まで以上に、父母としっかり手をつなぎ、成長し続ける職員集団となっていける
よう、全力を挙げて奮闘していくことをここに宣言します。
子どもたちの未来と、働くものの未来のために。
一九九八年三月一五日              大宮市学童保育指導員労働組合
                               結 成 大 会