140 Communication Library
2012 ギイ HappyBirthDay♪
5つの指 令
9.プレゼント
用意されていた豪華ディナー(自宅で出る料理じゃない
よ!)を食べ
もちろんハーゲンダッツも食べて、まったりモードのギイの自室。
ディナーの席で「あとでバイオリンを弾いてくれよ」と言っていたギイのために
そろそろひこうかな〜と立ち上がる。
バッグを開けて小さな包みに気が付く。あ・・・。
「ギイ。これ。」
『なんだ?』
いつ渡そうか悩んでいたプレゼント。
虹色に光るホワイトストーンとかいう石が付いたカフス。
前に佐智さんがもらっていた、バラのカフス。
ギイは仕事の時にカフスを使っているようだったから。
「悩んだんだけど、僕の中でギイは、七色だから」
『七色?』
「七どころじゃなくて、本当は色々だけど。」
見る角度によって色が変わる。どんな色でもためらいなく身に着けて
どの色でもギイに似合うから。
『こんなに素晴らしいデートだけじゃなくて、プレゼントまで』
感激したギイに抱きしめられた。
『俺、幸せすぎるよな。浮かれるって上限がない』
あれ。僕。このあと、ギイにバイオリン・・・。
雨のごとく振ってくるキスはやみそうにないけど。
まだケースも開けてないからいいか・・・。
ぼくはとことん流されることにする。ギイの誕生日だもの。
ギイの誕生日なのに、ずっと僕のほうが楽しかった気がする。
「ギイ。お誕生日。楽しかった?」
もちろん。といって微笑んだ。
『お楽しみはまだまだこれからだけどな。』
うん。これからもまだまだ。一緒に楽しい毎日を過ごしたい。
ギイ。君の笑顔を、一番近くで見ていたいよ。隣で。目の前で。
僕も君の一番そばで、笑っているから。
『五番目の指令。今日は俺に言わせろよな。』
おわり
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