13.傷 2


昨日の雨のなんて無かったかのように、太陽が顔を出し光が談話室にも降り注いでいた。

そんな談話室にいるはいつもならとっくの昔に部屋から出てきて馬鹿騒ぎをしている四人組みを思い、その部屋には似合わない暗い顔をしていた。


ソファーに座り何もする事が無くぼんやりとしている

そんなの耳にドアが開く音が入ってきた。

その音源の方を見るとそこには3人これまた光の中に似合わない表情の人がいた。


「あれ?リーマスは?」

「それが昨日の雨で風邪引いちまったらしく熱出て…医務室連れていこうかと思ったんだがあいつ渋るんだよ」


そう、リーマスは満月が終えたばかりで体力が無い日に雨に打たれ風邪を引いてしまったのだ。

満月が終えたばかりなのにそれを思い出す医務室に行きたくないのだろう。

リーマスの秘密を知っているはその事を感じ取るとかるく俯いた。


「そっか…じゃあ、あとで薬だけでも持って行こうね」

「 うん」


の言葉にジェームズが答えたがその声は暗かった。

どうやら、暗い表情はリーマスの風邪だけではないようだ。


それを察知し首を傾け三人を見て、訊ねた。


「他にもなにかあったの?」


の言葉に三人は顔を見合わせて悩むようにしているとピーターがもごもごと躊躇うように話し始めた。


「実は汗を拭いてあげようと寝てる間に服脱がしたら…」

「傷があったんだよ。しかも一つや二つじゃねぇ大量にな」


なかなか言わないピーターをフォローするかのようにシリウスがそういった。

そういうシリウスの顔はまるでリーマスの傷が自分に感染したかのように苦痛に満ち溢れていた。

そんなシリウスを眉間に皺をよせながらは言った。


「そうなんだ。でも、その事をリーマスに問い詰めるのはやめよう」

「なんでだよ!辛い事があったら助け合うのが友達だろ!?」

「そうだよ。なんか苦しんでいるなら僕たちが助けなきゃ!」


なんとしてもなるべく真実が発見される時期を原作と合わせたいはそう言った。

だが、の言葉に反発するように言うシリウスとピーター。

そんな中もう一人の少年は二人とは対照的に口を開いた。


「僕もに賛成だ」

「なんでだよ!?」


ターゲットをからジェームズに変え睨むシリウス。

そんな彼をしっかり見つめ自分の意見を続けた。


「たしかに助け合うのが友達だ。だけど、もし僕らが助けられない内容なら?秘密にしたい事を言わされ心に傷を負ってしまったら?それとも僕たちに理由を言えず心を閉ざしてしまったら?そうなっても良いのかい」


シリウスとピーターにそう言い聞かした。

夏にすら長袖を着ていたリーマス。それ程傷を隠したかったのだろう、そんな彼が簡単に理由を言うとは思えなかった。


「うん、分かった」

「…」


頷くピーター、だがその隣で納得のいかないように黙っているシリウスがいた。



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この連載ぜんぜんリーマスでませんね^^;

リーマス夢なのに


僕もちょっとは出してよ!!