| ――――ヘンだ。
最近のあたしは、なんか・・・ヘン。特に、真田の前とかは・・・もうダメ。
ミサは、真田から助けてもらった以来、ちょっと真田の前にでると、キンチョウするようになってしまった。ミサは、それがドウイウコトだかよくわかってないみたいだが。
(もしかして・・・。あたし、何かの術にかかって、ヘンな気分になってるんじゃ!?)
・・・どこまでも、バカなミサであった・・・。
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「ねえ、ミサ〜ッッ!!」
「何よ、美緒」
美緒が、元気よく駆けて来た。美緒が、アレッと言う風にミサの顔を覗き込んだ。
「なんか・・・ミサ、変わったね」
「え??」
「なんかね・・・大人っぽくなったって言うか・・。フンイキがね、かわったの。前まではなんか、ミサのことムカツクって言ってた人がいたけど、今は、ミサと仲良くなりたいって。あたしも、変わったと思うよ、ミサ」
・・・あたし、何か、変わったのかな。
ボンヤリとそんなことを考えていた。そして、美緒がハッとしたように言った。
「あのね〜。あたし・・・恋しちゃって♪」
「えええっ!?」
「あのね、あたし・・・3組の杉谷君が気になって・・・恋をすると、女の子って可愛くなっちゃうのよ〜ぉ♪どきどきがとまらないの!」
「ふぅん・・・」
「恋」をすると、どきどきが止まらなくなる。のか・・・・。
すると、真田が廊下を通りかかった。ミサの胸は、「どきっ」となった。
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