トモダチはトイレの花子さん!?

作:ひまわり☆(小6)

第三話*「トモダチ作り大作戦!!!」

 

花子と「トモダチを100人作ろう大作戦」の約束をしてから一週間。・・・100人も作れないって(汗)

でも、たくさん作りたいのは本心。だから、100人じゃなくても10人でも1人でもいいからつくらなくっちゃ。

「まず、まみちゃんはおとなしいから気づかれないのよ。もっと自分をアピールしなっ!!」

作戦A「大きな声で発言、クラスを盛り上げるような発言をし皆を笑わせこの子っておもしろいなって思わせる」というもの。

「よしっ!!わかった問題には手を上げろ!煤I!そ〜すりゃ、全て◎!!!!!!!」

・・・すっごい気迫。花子は結局あたしの席の近くまでついてきた。

1時間目は国語。先生は、いつものように授業を始めた。

「では・・・67ページの『僕』は、なぜお母さんの優しさに『いらだってしまった』のでしょうか」

この物語は『母さんへ』という話で、主人公のマモルがお母さんに反抗して素直になれなくなっている自分と向き合うところをつづった話。マモルは母子家庭で、お父さんがいなくて、姉と母と自分の3人暮らしにも嫌気が指して・・・って感じ。

「さぁ、みなさん、わかりますか??」

・・・わかった!!答えは、『皆と違う生活に嫌になってお母さんにあたってしまった』!!!

「はい!!!」

皆が手を上げる。あたしもおずおずと手を上げて・・・・。

「大井さん!手を上げてくれて嬉しいですよ。これからもドンドン、上げましょうね」

急に恥ずかしくなってしまった!!あたしは何も言えずに、突っ立ってしまった・・・と!!花子があたしの体に入ってきて・・・・うぎゃっ!!!

「はぁい!えっと、マモルはおかあさんがきらいだったんでぇす!!」

・・・・その答え間違ってるぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!

「え・・・ええっと・・・違いますよ、大井さん」

皆は「はぁっ?」って顔であたしを見てる。しらけモード・・・・(汗)

それなのに、花子はキャハハと笑って・・・

「ごめんなさ〜〜〜いっっっっ!あたしの頭が悪いのって、なん○だろ〜なん○だろ〜♪」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・今、最高に死にたい♪

古いよ〜〜〜そのネタっっ!!!って言うかお笑い芸人のギャグパクッタからって、皆が笑うはずないじゃん・・・

「大井さん、ふざけないで!!間違った所はちゃんとやり直しなさい」

すると、花子もようやくわかったらしくあたしの体からすぅ〜っと出て行った。

「・・・すみませんでした」

今さら言っても遅い・・・・。は〜ぁっ。ますます変な目で見られちゃうじゃん・・・あたし。

そう悔やんでももう遅いよね。仕方ない、また頑張るか〜〜・・・。

中休み。あたしはいつものように机の中から文庫本を取り出して読もうとした・・・ら!

「あの、大井さん、ちょっといいかな?・・・あと、後ろの子も」

それは、「林アヤミ」ちゃんだった。ストレートの髪形に小柄な体型・・・っていうか!!

「後ろの子って・・まさか!?」

「うん。あたし、なんか見えちゃって。トイレの花子さんでしょ?有名な。いつも仲良く話してたから、あたしもその子と話してみたくって・・・」

これってもしかして!?

「あたしも大井さんと同じくレイカンがあるからみんなから嫌われてて・・・気持ち悪がられてて。だから、あたしも独りぼっちだったよ。でも、大井さんも同じだった、あたしと。だから・・・仲良くなりたいなって」

「・・・うん!あたしも・・・・。友達になっていい?」

友達になっていい?なんて変な質問かなって思ったけど・・・全然心配なかったみたい。

「もちろん!仲良くしてね!・・・2人とも!!」

「おっけ〜!!あたし、花子よ!!よろしくぅ!!」

花子が来てからメチャクチャな毎日だったけど・・・。友達を作ってくれようと花子なりに頑張ってくれてたんだ・・・。じ〜ん♪

アヤミちゃんと、仲良くなれてよかった。

 

あとがき*

ようやくマミも友達できたね!よかったよかった!!次は、皆さんも知っ

てるあのオバケが出てきます・・・!

 

 2006/2/12

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