トモダチはトイレの花子さん!?

作:ひまわり☆(小6)

第六話*「人形の涙」作:ひまわり

 

花子は今日もゴキゲン。だって、リーク。の最近リリースしたCDがランキングで1位になったからね。

「るん♪るん♪あたし、もう、とってもしあわせぇ♪」

あたしは、ため息をつくと花子を見た。

「ユーレイがそんなこと言っててどーすんの。それに、花子って、一体なんなの?今まで、何にも話してくれなかったじゃん!」

花子は困ったような顔になった。そして、プイッと消えてしまった。

「・・・最近、ヘンね、花子ちゃん。どうしたのかな?」

あたしの大親友☆の林アヤミちゃんが心配そうに言った。

「わかんない・・・けど、絶対、何かある」

********

あたしは、大井マミ、小学4年生。レイカンが強くて、ユーレイの花子とお友達になっちゃったの!!でも、とってもいいユーレイだよ、花子は。あたしは、そんな花子がだ〜い好きっ!

4の1に戻ると、先生がいなかった。あやみちゃんが首をかしげて、つぶやいた。

「朝休みはあたしたち、トイレにいたからだけど・・・朝の会の時間、とっくに始まってるのに、先生来てないみたいだね。みんな、何か知ってるのかな?」

そばにいた、山口マイコちゃんに聞いてみると・・・

「先生ね、今日お休みだって。なんだか、自分の子供が変な病気になっちゃってるみたいで、仕事どころじゃないんだって」

「ふぅ〜ン。大丈夫かな、先生」

「さぁ・・・どうだろうね。私、先生と今日縄跳びするっていう約束してたのに・・・残念だわ」

そう言うと、マイコちゃんは、自分の席に着いた。あたし達も着くと、教頭先生がやってきた。

「皆さん、今日、先生は休みです。なので、私が担任の代わりになります。さて、最初にプリントから始めるか」

「えええええっ!!!!」

堂々のブーイングッッ!!!!!!!!!!

「ええええっ、じゃないっ!!さ、早くやりなさいっ」

教頭、怖いよぉ〜〜〜〜・・・(泣)

*********

あたしとアヤミちゃんは朝休みのことが気になって花子に会いに行くことにした。すると、花子は難しい顔をしていた。

「いいところにきてくれたわ。またまた事件よ。あなた達の担任の先生が危ないわ!!」

花子が叫んだ。あたし達は無言でうなずいた。今日の放課後は、千田先生を助けに行かなきゃ!!

*********

放課後に、あたしとあやみちゃんと花子がそろった。そして、千田先生の家へ・・・向かった!!

着いたのは、キレイなマンション。真っ白くてタイルのガラスの窓が、キラキラしている。千田先生の所を探してチャイムを押した。

「はい、どなたでしょうか?・・・あら〜大井さんに林さん!どうしたの?」

ちょっと青い顔をして、千田先生がやってきた。大丈夫かな、疲れてるみたい。

「ア、あの・・・先生、最近ヘンなことなかったですか??」

「え?どうして??」

「だって・・・子供さんが・・・あの・・・・その・・・・」

千田先生は、「あっ」と言う顔をして、話し始めた。

「ええ。私の子供でね、春子が最近、大切にしていたはずの人形の『ミミちゃん』を捨てちゃったのよ」

「えっっ!?」

「何でだかはわかんないんだけど・・・。可愛くてお気に入りだったの、春子のね。

でも・・・なぜかボロボロになってて、春子は泣きながら「いらない、イラナイ」って言うのよ。それで、捨てたら春子の調子が・・・・」

すると、いきなり千田先生は倒れた。花子がすぅ〜っと千田先生に近づいて、つぶやいた。

「お疲れ様。あなたは寝てていいわ。・・・その間に、あたし達が娘さんを助けてあげるから」

そして、あたし達の方を向いた。

「よし!これからが本番よ。もう、原因はわかったわ。その人形よ。・・・あたしと同じ、ユーレイのね」

「そうなの?で、でもどうするの??」

「そうだよ。どうやって・・・?」

「大丈夫ッッ!!おぉ〜〜〜〜い、ミミ〜〜〜〜〜っ!!でてこい〜〜〜〜っっ!!!」

いきなり、大声で花子は叫んだ。なんだなんだっ!?

すると、小さい女の子が出てきた。髪は茶色、色白の肌、ピンクのワンピース、パッチリとした瞳。可愛いのに、ボロボロだった。

「・・・花子さん・・・」

小さな声でミミは言った。今にも泣き出しそう。

「ミミ、どうして、春子にあんなことしてるの?捨てられたのが悔しかったの?」

ミミは、うつむいた。・・・すると、涙が床にポトッと落ちた。

「悔しいわけ・・・じゃないの。春ちゃんの・・・幼稚園のいじめっ子達が・・・・あたしをいじめるの・・・。それはいいんだけど・・・。そのいじめっ子達が春ちゃんに向かって『そのボロボロの人形(あたしの事)を捨てて来い』って・・・言って・・・。でも、ココのお母さんは捨てなかったのよ。・・・だから、いじめっこたちに・・・・ますます・・・・・・・」

ミミは、その瞳から、ポトポト涙をこぼした。花子がそれを見て、優しく、「ミミ。そのいじめっ子には、あたしが仕返しをしておくわ。だから、恨みっこなしよ☆あんたにはほかの仕事があるわ。キレイになって、春子ちゃんのそばに、ずっといてあげなさい!」

ミミは、パァッと顔を明るくさせた。でも、すぐ暗い顔に戻った。

「でも・・・また、いじめられたら・・・・」

あやみちゃんがそこで叫んだ。

「そんなことあるわけないよ。ミミちゃんのこと、一番大切に決まってる!」

あたしもつられて、

「そうだよ・・・。ミミちゃん、春子ちゃんと一緒にいてあげて!!」

ミミは涙を拭いて、ニッコリ笑うと消えていった。千田先生が起きた。

「あ・・・ら?私、何をしてたの??」

「えっ?えっと・・・さっき、いきなりたおれちゃったので」

「あら?そうだったの・・・??って、春子、もう元気なの???」

見ると、春子ちゃんが起きていた。胸には、ミミちゃんを抱きしめていた。ミミちゃんは、キレイになっていた。花子がウィンクをして見せた。

*********

次の日。先生は、普通に学校にきてくれた。春子ちゃんはもうすっかり元気なんだって。花子は、もういじめっ子達に仕返しをしてきたらしい。

一時間目が始まると、先生はニッコリ笑いながら、紙の束を教卓に置いた。

「さてと・・・。昨日の授業でやる予定だったテストをやりましょうか♪」

「えええええええええ〜〜〜〜っっっ!?;?」

「文句いわな〜い♪終わった人には、プリントと言うプレゼントが待ってまぁす♪」

いらなぁ〜〜〜〜〜〜いっっっ!!!

先生が元気になって良かったけど・・・テストは、やらなくていいよぉ・・・・(泣)

 

あとがき*〜

もう、6話終わりましたね♪予定では10話までやりたいかな〜♪皆さ

ん、つまらないかと思いますが、読んでやってください(泣)

 

 

 2006/3/19

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