トモダチはトイレの花子さん!?

作:ひまわり☆(小6)

第十一話*「花子の試練A」

 

昨日の人体模型の事だけど、先生たちに聞いても「そんなのはない」って言われて終わりだった。クラスの人にも信じてもらえなかった。あたしとアヤミちゃんは念のため、花子に報告をしに行った。すると、花子は怖い顔になっていった。

「またまた夜に忍び込んでもいいと思う?って言うか、2人とも、また怒られちゃうわよね。・・・でも、やっぱり夜に忍び込んだ方がいいわ。またあたしがカギを開けておくから」

どっヘ〜〜〜〜〜。また怒られるう(泣)でも仕方ない。

・・・でも!班のメンバーが「今日忍び込む」と言っていたのだ!!あたしとアヤミちゃんも付いて行くことにした。

*******

今日は、夜の7時ぴったりに集まった。もう5月も今日で終わるから、ますます日が長くなって行く。まだ先生達がいたみたいだ。あたしたちはちょっと作戦を立てて忍び込む事にした。まず、圭一とユウトが「忘れ物を取りに来た」と職員室に言っている間に、あたしたちが体育館から忍び込み、理科室へ行く階段で待つ。そして、圭一達と合流する、という作戦。その作戦は簡単に成功した。でも、すぐケリをつけないと、先生たちにばれてしまう。

「行くぞ。あの人体模型のヒミツをあばいてやっぞ!!」

「そうだな。皆、信じてくれないもんな」

圭一とユウトが先頭にたつ。あたしたちは後に付いて行った。そして・・・理科室!!!

ガラガラガラ・・・・静かにドアをあけると・・・バラバラのハズの人体模型がうごきだしていた!!!

「きゃあああああああああっ!!」

カナコと七香が叫んだ。(あたしとアヤミちゃんはこういうのが慣れているから無口)すると、人体模型がこっちに向かって歩いてきた。

「ぎゃあああああああっ!うごいたあああああ!!」

そして皆で一気に廊下を駆け出す!!人体模型も走ってくる。ボロボロで古い人体模型だから、メッチャコワイ!!!!!!

「きゃっ!」

あたしは、落ちていた誰かのジャンパーにすべって転んでしまった。人体模型がせまってくる!

「きゃああああっ!!!」

「コラー――――ッ!あたしの友達いじめたら、ゆるさないんだから〜ッ!!」

そういったのは・・・・花子!!!

「は・・・なこぉ・・・」

アヤミちゃん以外の皆はもう逃げていたみたいだった。花子は人体模型をにらみつけた。人体模型が花子に殴りかかった。

「フンッ」

花子はスゥッとよける。花子はすきをついてドッと人体模型にケリを入れた。

「・・・グッ。お前は・・・ユウレイ界で問題を起こした・・・花子だな。お前を殺してやるっ!」

花子はどんな攻撃もよけてしまう。そしてポケットからお札と鏡を出した。

「合わせ鏡のシロミから借りたこの鏡に・・・あなたを封印する。そして、ユウレイ界にもっていくわ」

「や、やめろ!!!」

「やめないわ!」

お札を投げつけて、鏡をピカッと反射させると、人体模型は消えていった。花子は悲しそうな顔をして、鏡をポケットの中に入れた。

「花子、すごいね!!」

「ありがとう」

それだけ言うと、花子はスゥッと消えた。アヤミちゃんが近寄ってきた。

「もうかえろっか」

時計の針は7時36分をさしていた。

 

 2006/4/1

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