あいどる★でいず

作:ひまわり☆(中1)

J

 

「ののさんっ!もっと、楽しそうな顔で!!」

ののと裕子と美香は、ハードなレッスン(のの以外は、みんな慣れているが)を続けていた。のの達がチャレンジするCMは、新発売のドリンク「まっちゃん」である。

みんなでダンスをしてから、美香が自動販売機に行き3人分のまっちゃんを買う。それをみんなで美味しそうに飲み、最後美香の顔のアップで終わる。

先生との練習が終わっても、のの達は自主練習に励んだ。

(たったの15秒の出演だけど・・・あたしにとってのこの15秒は、大切にしなきゃ)

ののはそう思い、汗をぬぐうとまたダンスのレッスンを始めた。ただ、みんなの動きとののは動きがずれてしまう。美香が、たまんないというように叫んだ。

「のの!あたしと裕子の舞台を汚さないでよ!ののなんかがいるから私達が迷惑するんじゃない!!」

「ちょっと、美香。言いすぎよ。ののだって、頑張ってるんだよ!?」

「裕子は黙ってて!!」

「・・・・」

ののは、言葉を失った。―――アタシ・・・。アシデマトイダヨネ。

「ごめん。足手まといだったね。あたし、他の所で練習してくる」

裕子の声が追いかけたけど、ののは止まらなかった。ガマンしてるはずなのに・・・ナミダが止まらない。

(泣いちゃダメ。泣いちゃ・・・)

「アレッ?のの???」

ハスキーな声が聞こえた。そう、この前会った「哲人」が立っていた。

「ど〜した・・・?」

泣いてるのを見て、少しあせったようだった。ののは、少しずついきさつを話していった。哲人は、こう言った。

「んじゃ、俺と練習しよう」

ののと、哲人の練習が始まった。哲人は以外に厳しく指導してくれた。ののは、何とかダンスがうまくなったようだった。

「今日はこんくらいにしとくか」

2時間以上ダンスしていた。でも・・・ののは、楽しかった。

「ありがとう、哲人くん」

「お・・・う」

ののはそういうと、一気に駆け出した。

(こんな調子で、頑張っていけばいいよね!)

 

 2006/4/22

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