| 「ののッ!この前は、ごめんね〜」
裕子がしょんぼりしながら、ののに謝った。美香は「フン!」と言う顔でののをにらんでいた。ののは、その事を気にせずニッコリと笑った。
「ううん。あたしは大丈夫!さ、頑張ろうよ!!」
美香は、スッキリしてないような顔だったが、曲が流れ始めると踊りだした。ののも踊りだす。美香は、その踊りを見てビクッとした。
(のの・・・。この前とは全然違う・・・。一体、何をしてきたの!?)
ののは、哲人と頑張っていた。その成果が今表れたのだ!ののは、もっともっと楽しくなり、踊りを進めて行く。
(フィニッシュね!)
汗をびっしょりかいていたけど、ののはすがすがしかった。裕子が、嬉しそうな声をもらした。
「スゴイッ!スゴイよ、のの!よく頑張ったね!!」
「ありがと!」
美香は、気に入らないような目で2人を見つめていた。
★★★★★
「OK!!いいわよ、3人とも!!」
CMの収録だ。なんと、一発OKが出た。
「皆すごいわね!さ、休憩していいわよ」
のの達は、控え室へ向かった。美香は、苦い顔をして控え室のイスに座った。ののは、オレンジジュースをゴクゴク飲む。すると、裕子が、嬉しそうに控え室に入ってきた。
「美香!!おねーちゃんがきたよ!!!」
「えっ!?」
美香は、ますます苦い顔をして、控え室のドアをにらみつけた。ののは、全くわけがわからない。控え室のドアがガチャッと開いた。
「あっ・・・・」
ののは、絶句した。
そこには、自分の憧れのアイドル「竹宮るの」がいたからだ。
|