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私たちは、デミおばさんの家を出ると、近くにあった公園でおばあちゃんからの手紙を読んでみることにした。
「ねえねえ、エリー。コレって、暗号文かな?」
「何?見せて、サリー」
紙には、こう書いてあった。
「エたリかーらサもリーのエはリーめーろサでリぃーたエうリんーへサ」
・・・なんじゃこりゃ!!えたりーかーらさもりーのえめーろさでりぃーたえうりんーへさ???
何度読み返しても、さっぱりわからない。サリーも、腕を組んで考え込んでいる。
1分たった・・・2分立った・・・3分たった・・・4分たった・・・5分・・・6分・・・。
「あ〜。もうだめ、さっぱりわかんない」
ごろっとサリーはベンチに寝転がった。私は、紙切れをポケットの中に入れた。
「コレから・・・どうしよう。お金だって、なくなっちゃうよ。どうしよう・・・」
私はつぶやいた。でも、サリーは知らんぷりしていた。
「君たちか?家出してるってのは。ミスター・デイビスから探せ、と依頼されていてね。さあ、おじさんたちと一緒に帰ろうじゃないか」
突然、おまわりさんから声をかけられた。私たちは、いすから立ち上がり、走って逃げようとした。でも、すぐに追いつかれてしまった・・・。
「ほら。早く帰ろう。みんな心配してるよ」
まさか。心配してるだって?そんなの、うそだ。あの、デイビス夫婦が??
「じゃ、帰ろうな」おまわりさんが、サリーの手首をつかもうとした瞬間だった。
「おまわりさーん。落し物〜っ!!オサイフ〜。お金がたっぷり入ってる!!」
男の子の声がした。しかも、二人の。なんと、その男の子たちも双子だった・・・。もう、そっくりだ。頭の先から、足の先まで。
「どれ。貸してみなさい」
男の子は、お財布を渡すフリをして、私たちの手首をつかみ「逃げよう!」と言った。私たちは、それにつられて走り出した。
私たちは、走って、走って、走って・・・。トロピカルタウンの、海岸の船着き場に私たちは到着した。男の子たちが言った。
「君らも双子なの?」「俺らもだけどね」
ニカッと、二人は笑った。私たちは、船着き場から隣の町へ行くことにした
これからは、何が始まるんだろう。私たちは、名前も知らない双子の男の子たちに助けられて、それからは・・・。わからない。だって、未来(さき)の話だから。
〜コメント〜
暗号解読できたら、私に掲示板で発表してください!!ヒマだったらお願いします。 |