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虹色の旅へ |
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作:ひまわり☆(中1) |
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〜7〜 |
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私たちは、船着き場から、ボートを借りて、隣町へいくことになった。双子の男の子たちが、一生懸命ボートをこいでいる。私は、少しフシンに思ってから、サリーに話しかけた。
「ねえ、サリー。この男の子たち、いったい誰なのかな?」
すると、サリーは少し笑ってから、小さな声で言った。
「もしかしたら、私たちを助けてくれるのかもしれないよ。それに・・・なんか、かっこいいじゃん!!」
がくっ。サリーは、少しミーハー気味なところがある。その点、私はすっごく男の子には興味がない。本当に、私たちの性格は正反対だ。
「なぁ、君らなんて名前?」双子の片方が私たちに話しかけた。
「まず、そっちから名前教えてくれない?」私はそっけなく答えた。
「うん。わかった。俺は、ダニー。双子の兄」
「僕は、ジニー。弟だよ。見分け方は、僕の髪の毛が、ダニーよりも少しだけ茶色いところだけ。後は、全部おんなじ」
ふーん。私は、二人を交互に見比べてみた。・・・確かにそっくり。似ていないところを探すほうが難しい。
「あ、次はこっちが紹介するわ。私はサリー=ブラウン。今は10歳よ。双子の姉なの」
「私は、エリー=ブラウン。10歳。双子の妹」
私は、ふてくされたように言った。言い終わると、私はダニーとジニーに話しかけた。
「ねえ。何で、あなたたちは私たちを助けてくれたの?」
すると、ジニーがもじもじしながら言った。
「だって・・・。なんか、二人がおまわりさんから話しかけられて困ってたようだったから。だから、助けたんだよ」
それに続いて、ダニーも言った。
「そうさ。それにしても、君たち本当に家出してきたのか?家出なら大変だ。早く帰ったほうが言い。警察が捜してるはずだから」
サリーが、それに答えた。
「でも、私たち、家出はしてないの。私たちは、旅に出てるの!!」
「たび!?」
二人が声をそろえて叫んだ。かもめが頭の上を飛んでいく。ぷかぷか、ぷかぷか、ボートは揺れている。
「うん。実はね・・・・」
私たちは、今までの旅のことを話し始めた。ペンダントのこと、デイビス夫婦のこと、船に忍び込んだこと、デミおばさんから手がかりをもらったこと・・・。
二人は、興味津々といった風に聞いていた。話が終わると、二人は笑いながら言った。
「俺も、二人の旅を手伝うよ!!」「僕も、一緒に行きたい!海のこととか、山のこととか、僕らは詳しいんだ!」
なんだか、すごい旅になりそうだ。ただ、4人なら怖くない。どんなことがあっても、大丈夫って言えそうだ。
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2006/7/19 |