さくらんぼ

ひまわり☆(小6)

第三話♪「友達のしるし」

 

そ〜ゆ〜ことであたしと山村さんはさくらんぼを育てる事になった。毎日、帰りのホームルームが終わったらすぐ公園へ向かう.そうすると、さくらんぼがシッポを振りながら甘えてくる。

そんな風に放課後を過ごしてると、あっという間に桜の季節は終わり木は緑色になった。5月が始まった!!!!!

「ねェ、山村さんと、さっちゃん最近一緒にいるけど何してるのぉ?」

菊田由果が話し掛けてきた。山村さんは嫌そうな顔をした。けれども、すぐ普通の顔に戻って

「別に。いっしょに班長やってるから、それで仲良くなってるだけだよ」

と言った。その言葉を聞いて、あたしは始めて気がついた。あたし、山村さんのこと「友達」として認めてるってコト。

そんなある日。あたしと山村さんはさくらんぼにえさをやってた時。山村さんがぽつりと言った。

「ね、今週の土曜日に杉山町南商店街に行かない?あそこの雑貨屋さんの、なんて言う名前だっけ・・・「MILK」って言う雑貨屋で何か買わない?あそこ可愛い物がたくさんあるって聞いたの。最近オープンしたばっかりだから、春野さんも行ってないのかなって」

そう言えば。あたし、杉山町に住んでもう9年。生まれた時からすんでる。のに、杉山町の事についてはあんまり知らない(汗)

「うん。いいよ。でも、親を連れてかないと学級会で怒られちゃうよ」

「だいじょうぶっ!!用はばれないようにいきゃいいんだって!!絶対ばれないっ

て。あたしたち以外、守らない人なんていなんだから。大丈夫だって!!!!!・・・・多分☆」

「多分〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!?」

そんなこんなで、行くことになった!!!親なしで☆☆☆

土曜日。お母さんは働いてていなから置きメモを残していった。『山村さんと遊んでくるね。5時には帰るね』

・・・・すごいウソだな(汗)

待ち合わせは、そばのコンビニ『ルーソン』もう、山村さんは来ていた。

「よしっ!じゃぁ行きますか!!」

山村さんは、学校では見せないような笑顔で歩いて行った。あたしもウキウキ♪

「到着☆」

MILKは、可愛いお店だった。ぬいぐるみ、ハンカチ、ぱっちんどめ、ヘアゴム、アクセサリー・・・・♪

「あたし、ハンカチのほう見てくるね!」

山村さんはそう言って小走りにハンカチのコーナーに行った。あたしは、ヘアゴムのコーナーを見た。・・・・と!!!!

結ぶとさくらんぼの形になるヘアゴムがあった。ピンク色の実に、葉っぱの色の緑のゴム・・・・。とにかくかわいい!!

―――――――しかし!!値段は・・・高かった¥あたしが持ってるお金は500円。コレは、630円!!!!

(くやし〜〜〜〜〜〜!あと130円なのにぃ!!!!)

あたしはポケットを探したけど、何にもなかった・・・。山村さんが走ってきた。

「決まった?あたしもヘアゴムほしいな〜って!」

「うん・・・ほしいんだけど・・・130円予算オーバーしちゃった(汗)」

「えっ!?・・・あ〜さくらんぼのコレか〜」

山村さんは、ジィーっとさくらんぼを見た。そして、財布を出した。

「あたしがこれ買うよ!そして、ふたりでおそろいにしよう!じゃ、130円をあたしが出すから、500円を春野さんが出してね」

・・・・ジィ〜ン。優しいよ、山村さん・・・。

「ありがとう!優しいね山村さん」

「ううん。春野さんといっしょに班長やってるし、それに・・・初めての友達だもん」

・・・ますますジィ〜ン・・・・・!!

「じゃ、コレは、友達のしるしねっ!!」

あたしたちはふたりでレジに並んだ。

ふと、後ろを振り返るとクラス一のチクリ魔三人組の姿が見えたような気がした。三人とも学級役員をやっている。

(もし、学級会で言われたら大変!!!)

「ねえ、これってダメなんだよね、親なしで行くの」

「あいつらずり〜し」

「コレは・・・学級委員長の私達が言わなきゃね!!」

続く♪

あとがき♪ 2人ともすっかり仲良くなったですね♪でも・・・チクリ魔三人組が見ているぞ〜〜〜〜〜!!!どうなるんだ(汗)ひまわり☆

 

 2006/2/18

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