貧漁も満足 12.5.25

赤褐色、アブラコのオス 赤褐色、アブラコのオス
丘から見た漁港 穏やかな港内と陸の集落

昼にイソメ捕りに行ったが潮位が高く、陸寄りでなんとか一日分確保。向こうでもしゃがんでるオヤジが見えてたが、近くに寄って来たら、一級上のS。イソメも乱獲で減ってしまったとか。
 戻る高台からつくづく小さい港と思う。

珍しく誰もいない西防で投げてみたが蟹二ハイだけ。諦めて南防へ。しかしテトラも園児アブばかり。外に投げてようやく一本。


のどかな港内。

大きさ色合いもそっくりな二本目。


カジカ腹面
カジカ背面

五時半になっていいアタリ。来ましたよカジカ君が。色が鮮やか。こんな赤みがかったのは初めて。もっともカジカは変幻自在に色を変えるらしい。ある魚類学者によると、カジカの色変わりは感情にも関わり、恐怖の時は黒くなるそうだ。つまり今日のはメデタ色になるが、釣りあげられたら変えられないのだろうか。この魚は水から出た途端無抵抗になる。はねたりしない。諦めがいいのか、失神するのか。
 失業して釣りばかりやってる(…タラリ)、よく会う高校同期のM(釣りトップの西防写真でピンク帽かぶってる)によれば、カジカには食えるのと食えないのがあって、目利きの奥さんが決めるという。毒持ってるでなし、そんな不味いカジカもいるのかと首を傾げる。確かに変に澱んだのもいるが、ケムシカジカなんてのが旨く、垢ぬけた外観の種族でないのだから、コギレイなのはかえって危ないと判定されそうだ。美人ハリウッド女優がある未開種族には化け物に映ったという話もあるから、本人は海の貴公子のつもりかも知れない。

細長い茶褐色のガズナギ?
夕影の漁港

続いて久々の。懐かしか〜。生きとったか。と感激したところが、しかし、色がヘビガズ=ナガガジとはかなり違う。昔磯で釣ったガズナギ(ギンポ)も黒かったし、これは丸細すぎるし、そもそも尾鰭がないからゲンゲ系で、やはりヘビガズ一族らしい。
 六、七年前、堤防に捨てられた特大のギンポを見た。60pはあり、見合った太さで、ゴメも近づかない。ギンポは30p位が上限らしく、仲間には大きくなるのもいるのだろうか。

三平皿のカジカ汁 手鍋に乗った花咲蟹
赤い容器に入った魚たち

数はあがらなかったが、楽しめた一日でした。

綺麗な魚たち。珍しいこと手ぶれもなく色艶がいい。

かくして私はカジカ汁に舌鼓を打つのである。正真ナベコワシ=トゲカジカは沿岸では釣れないというし、腹に模様のあるのはオクカジカでもなく、棘ではなく軟骨とみて、ギスカジカと思われる。ある記事の味評価によれば、トゲカジカといえど売り物は時間がたち、獲れたてのギスカジカに軍配があがるという。ただ母はあるとき、これはまだ、一晩置いた方がいいと言った覚えがある。焼き魚なら塩ふって一夜干しとか納得できても、汁の具にまでとなると私には分からない。

祝うかのごとくバンザイする花咲も待っとるわい。
 おっとワライモノにするかの書き口を許してね。これはこの星に生まれ、対してしまった相手への、記憶に残すはなむけなんです。生き物は他の生き物の栄養を奪ってしか生きられない。海の恵みに慎んで感謝。

 

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