南防波堤。天気良好。三時間でアブラコリリースサイズ3でボウズ覚悟。
ヤケクソ気味に足元のテトラに垂らしてみたのである。途端、竿先がプルルル。二度、間違いない。竿を握る。姿勢、穴との距離がヘンテコ。グルングルン振って引っ張る。30センチ大。矢継ぎ早に外の竿にカジカ。後は穴攻めに徹する。底に届いてるのかオモリで分かるような分からないようなで、ツンツンやるとオッ!糸を持ってあげてみたり、デカイので40センチ弱、六匹続く。
その最中。私の背は港内になる。ものの20メートル離れて繋がれた船で何か問題があったのか、警官と四、五人集まっていた。解決したらしく、ところが警官があがってきた。おや、西防でも会って話した顔。この地区の見廻り担当ということか。クーラーを見せてやる。
「ここは穴釣りなんです」そうな。「アブラコならYのMさんが名人級ですよ」M、近所で三つ年下の懐かしい名前が出る。ヌーボーとしてたのに、人間、一つは取柄ができるってことか。
胡散臭いと思っていた穴釣りが使えると知ったのは収穫になった。