think tenderly of all you











どれが本当の君?







 「えー何、何・・・・」

次代魔王ことには、毎日の様に手紙が贈られてくる。

 『ご機嫌麗しゅう、次代魔王陛下殿。先日の夜会で、貴女様のお目通りが叶い光栄の至り。僭越ながら我が領地へのご訪問をお願いしたい所存でございます。』

ぶつぶつ読んでいる彼女の横では、コンラートが楽しそうに見ていた。

読み終えたが発した言葉は、

 「やだよ、めんどっちぃー。」

しかし書いた言葉は、

 『お手紙、ありがたく拝見させて頂きました。訪問は大変申し訳ない事ですが、私も忙しい身。時間を取れる日がございません。しかし一度はこの目で、貴殿の領地を拝見したいと思っております。』

真逆☆

 (ぷっ)

コンラートはこのギャップが楽しくてたまらない。

次の手紙を見ては、

 「うわっ!うぜぇー!」

 『あなた様に、我が息子がお気に召されればと願っております。我が領地で行うパーティーに一度、ご参加して頂きたいと。心からご来訪お持ちしております。』

霹靂した顔でその手紙を見て、可愛い唇が毒を吐く。

 「私の何がいいんだよ?容姿、性格じゃねぇーだろ・・・肩書きと結婚してぇーんだろ?はっきし書きなよね。」

でも書いた文は、

 『なんて光栄な事。私等、貴殿のご子息には釣り合うわけがございません。嬉しいお言葉に心が踊りますが、恐れ多くて鼻水飛びます。』

 (ぶは!)

コンラートは書いた内容を見て、爆笑するのを堪えた。

 「、最後の文が自でてるよ?ほら、鼻水飛ぶってやつ。」

それを言われて、しまった!と

けしけし

 「恐れ多く気が引けます・・・・・・・よしっ!これで完璧☆」

にこやかに笑いって手紙を端っこに置く。そして次の手紙を見て、

 様、この前はほんとうにありがとうございました。はじめて食べるお菓子にみんながドキドキで、手をつけるのにお手てがぷるぷるしました。わたし、毎日ちょっこり食べて置いていたら、5日後にはカビが出ちゃいました。ショックでした。でも食べました。そしたらピーピーになりました。ええっと、とにかく本当にありがとうございました。』

コンラートは粗末な紙に書かれた文を見て、ああ・・と思い出す。

二人で黒すぐりを買いに行った時の事。遠巻きに見ていた孤児達を見たは・・・

 「すいません、白こを100個頼みたいのです。明日迄に用意できますか?」

黒すぐりは一日だけの販売。しかも一人一つ限定なので、は2番目に人気のケーキを注文。

 「お客さん・・・100個を明日迄って・・・・あ!」

しぶる店員は驚く。変装していたが、バンダナを取り黒髪を曝け出した。瓶底眼鏡を”ないない”して漆黒の猫の目を見せる。

 「下さい。」

疑問ではなく断定。言い換えれば、用意しろ。

 「喜んでぇー!」

その言葉には、にっこり微笑んで、

 「お金は先に支払っておきます。品物は明日、あの子達に渡しておいて下さいね。」

ぴん!と指をさすのは孤児達。子供達は、茫然として立っているだけ。

帰る時にが子供達に、明日、取りに行きな?と唯、一言だけ言葉をかけてばいばい。

とある女の奇行。


手紙を見ていた。コンラートはさあ、どんな風に笑うのかな?と。嬉しそうにはしゃぐのだろう・・・

けど、


微笑


優美を見せた微笑。コンラートは心が囚われた様に、見惚れる事しか出来ない。でも直ぐにも恥ずかしそうな顔に変わり、

 「お礼なんかいいのにさ。恥ずかしいじゃんか・・・」

言っている言葉のわりには嬉しそうで。しかし、じっと見るコンラートに気づいて顔を顰める。

 「何、なんか・・・・あ、貴族の権力を使って駄目だって言いたいんだろ?」

今度はぷりぷり。

本当によく心情と表情が変わるもんだと、コンラートは感心。

 「そんな事は思ってないよ。ふふ・・・でもあれは脅しだったね?言わば脅迫だ・・・あははは。」

脅迫・・・その言葉を聞いては悪そうに笑う。

 「素敵に使えば問題ないって。」

ニヤリ★

ついでに我儘を言ったお詫びに代金を2倍払った。はその月、お金ピーンチ!


手紙の返信を書いている

優しい顔つきで・・・・書いている内容とは裏腹に。

 『カビ生えたのは食っちゃ駄目だって!ピーピーで済んだから良かったけど、食中毒になったらどうすんのさぁ?そんでだけど、ユーリ陛下があんた達に毎月1度、お菓子を贈るって決めてくれたからね。お礼は陛下に言っといてちょんまげ。』

偉くふざけた文体。でもの素。

ちなみに、そんな事は決まってない。これからユーリに相談を持ちかけるのだろう。彼なら、OK!

そして、

 「グゥエンダルー!何とかしてくれよ!」

だろう。

その事を思い、は爆笑して。コンラートもほくそ笑む。

 「本当にはコロコロと変わるね?可愛く笑えば、綺麗に笑い、かと思えば極悪に笑って、陽気にも笑って。」

 「え、きもい?」

その言葉にコンラートは爆笑。

 「違うよ?とてもね・・・・いい。」

愛しそうに見つめて微笑む。その眼差しは銀の煌めきが光って・・・

 「愛しいよ・・・。」

優しく頬を手で撫ぜられて、顔が近づきそうな程近く・・・・愛を囁かれては顔が真っ赤。

馬鹿!恥ずかしいじゃんか!

そう言うと思っていたコンラート。でも、彼女の言葉に・・・

 「そっか・・・ふふ、嬉しい。」

瞳を瞑り、微笑を携えては微笑む。

溢れる愛しさにコンラートは我慢が出来ず、の身体を引き寄せてキスをした。




座っていたを立たせて、強く抱きしめて、コンラートは唇を紡ぎ合わせる。

堪能するかの様に舌を絡ませて、這わせて・・・・でも、穏やかなキスは激しくなる。も答え始めて、そしてお互いが求め合う。

 「はぁ・・・う・・・」

漏れる声。息苦しく喘ぐ息は甘くて、コンラートはの唇を舐めながら、その息に酔っていた。


酔わされる


の下唇を咥えて、舌でちろ・・・と舐める。そうすればも、コンラートの上唇を咥えて同じようにする。

重なり逢う視線。銀の星が舞う瞳は欲情が。黒曜石の漆黒の瞳には艶が。

抑えられない。

 「ここで・・・?」

コンラートに耳を舐められながら、は服を脱がされていた。優しく舐めて咬むのとは反対に、脱がしている手の動きは性急。

 「ベッドに行くのが・・・もどかしいんだ。」

欲の篭った声が耳元で囁かれる。ぞくり・・・として身体を奮わせたと同時に、服がぱさりと音を立てて落ちた。

 「ん・・・」

優しく身体を撫ぜる手は、触れる温もりと柔らかさを味わっているのだろうけど、にしたら甘い愛撫。腰のくびれをすーっ・・・・と撫ぜられた時、足の力がぬけてガクついた。

脱力したをコンラートは片手でしっかりと抱き締めて、もう一方の手は下着を外して・・・そして、先程が手紙を書いていた机に彼女を仰向けに寝かせた。

綺麗だと・・・そう言いたいがそれだけ余裕が無い。

 「ふぅ・・・ん・・・あ・・・」

の首筋に唇を這わせて吸い付く。紅い痕をつけて・・・。たらりと垂れていた足が微動に跳ねた。

 「・・・」

片胸を揉まれて、息が弾む。下から持ち上げる様に包み込み、不規則に揺れる胸を躍らせて・・・

はぁ、はぁ、はぁ・・と荒い息を吐いて恍惚としているを、コンラートは熱く見つめて。も瞳を潤ませながら彼を見ていた。

 「いい?」

 「ん・・・・」

黒曜石の耀い瞳が囁く。


もっと


 「あぁ!!」

揉んでいた手が、指が胸の実を撫ぜた。嬌声を聞いたコンラートは、軽くの瞼にキスをして顔を降ろしていく。

彼の目に映るのは傷。の上半身に無数にある古傷・・・彼はそこに唇をつけて、舐めた。

 「んあああ!」

ぶるぶると身体を奮わせ、は必死にコンラートの頭にしがみ付いた。舐めた唇は揉まれていない胸へと這いながら動いていく。

 「や・・・や・・・」

胸の実の直ぐ近くを何度も吸って、痕をつけていく。口をつけていないのに実が熟していた。

 「コンラート・・・早く・・・」

その言葉が聞きたかったのだと、彼は瞳を閉じてうっとりと。そして実を咥えた。

 「あぁ・・・あ・・・はぁ・・・」

実は彼の思うままにされて、舐めて、転がされて、吸って。

ぎゅっ・・・

 「ああん!」

指で苛まれている実を摘まれて、身体が仰け反った。ひくつくをお構いなしに、コンラートは甘美な痺れを与え続けた。

何も考えられない・・・はうねる快感の渦の中にいた。唇で甘く噛まれて、指で抓られて、引っ掻かれて。

 「あ・・・あ・・あぁ・・・あ!だめ・・・や・・・」

駄目なのはどうして?それは花を擦られたから。電流が軽く身体を駆け抜ける。

 「・・・濡れてる・・・」

とっても・・・それは言わないでおいた。だってもっと濡れるのだから・・・だからいい。

 「ああ!や!や!や!」

 「うん・・・知ってる。」

顔を左右に振り身悶えるを、コンラートは凝視したまま指で花の蕾を転がし続けた。抓めば、足が大きく跳ねて、そして震えての繰り返し。

 「あぁぁ・・ん!やあ!」

懇願の眼差しを見せる。コンラートは判ったよと・・・蕾を強く指で押した。と同時にの唇から甘い嬌声が零れた。

 「ん!やぁぁぁぁぁぁ!!!!」

閃光が一閃を。脳天まで翔けるのはとても早い。快感に痺れているの頭を撫ぜて・・・でも、する事はとても淫ら。

 「あ・・あ・・あ・・」

達したままのに指は酷く蹂躙を。蜜で蕩けている花の中に指を挿し込んで動かしている。

 「、ここ?」

感じる場所を擦って。

 「ひぃあ!」

蜜はコンラートの指を濡らし、床にも垂れていく。抜き差しされる度に、中を廻される度にと。

 「ああ!あん!あん!」

酷く奥が疼いて腰が動く。何もされていない胸もが疼いて、は涙を流してその快感を感じていた。苦しくて、気持ちよくて・・・

考えられない頭が一つだけ望んだ。それは、


いきたい


 「ああ!コンラート!!や!や!」

や・・・の言葉は止めて欲しいのではないと彼は知っている。早くいきたいと・・・いかせて欲しいとの言葉。

 「・・・」

来てと、腕を震わせてコンラートに懸命に伸ばす。来て?

コンラートは唇を重ねて激しく翻弄を。指でも花を酷く苛みながら、キスも荒く噛み付いた。も一心不乱にコンラートを求めて。

 「!!!!!!」

花がざわつき、コンラートの指を強く締め付ける。もう、動かすのは至難な程。愛撫の果てではまた、いった。コンラートを求めていた舌が動きを止める。もう動かせない。

 「ぁ・・・・ん・・・・」

なのにコンラートは自分だけ屠り続ける。の唇から飲み込めない雫が零れていた。

零れているのはそれだけじゃなく、

涙も、雫も、蜜も・・・・・・・      歓喜を魅せて


 「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」

朦朧として息をしている。落ち着くのを待ってあげようと、コンラートは彼女の涙を吸い、雫を舐めとっていた。

 「や・・・や・・・・」

荒い息と共に言葉が。

 「?」

顔を上げたコンラートに、はうっとりとしながら囁く。

 「ちょうだい・・・・」

とても妖艶で魅惑的に微笑んで・・・綺麗な女の表情を魅せて。

ぞくり――・・・

コンラートは背筋に電流が走った。理性を抑え、我慢を堪えていた彼は欲望のままに動き出す。

ふるふると震わせて、折り曲げて足を広げて待っていたの膝を掴み、彼は自分を花の中にと挿し込んだ。

 「あああ!あああ!」

入ってくるコンラートは力強く、荒々しい。遠慮なく花を擦りそして、

 「あん!」

奥を突いた。待ち望んでいた花は嬉しいとざわめいている。

 「・・・酷くしていい?」

息を詰めてコンラートが話す。の締め付けに快感を煽られて、熱く包む蜜は自身を蕩けさせている。欲望が噴出しそうでたまらない。

 「はや・・・く・・・」

可愛いおねだりは、彼を獰猛にさせた。


 「あん!あぁぁ!あん!あん!あん!」

激しい律動にの身体は揺れている。書いた手紙が床に散らばっていた。奥を突く度に跳ねる足、幾度となく空を蹴っている。

 「・・・あ・・・あ・・・」

髪を乱して、汗を垂らしコンラートは攻め続ける。

ぽた・・・ぽた・・

垂れるのは汗と花の蜜。コンラートが花から自身を引けば、その度に蜜がとろりと落ちた。

 「いや!もぉ・・いく・・・」

鳴き声をあげ続けるに、コンラートは容赦なく腰を動かす。

 「あ!あ!あ!あ!あ!」

 「まだ・・・もっと・・・」

ずっ!と奥まで深く挿し込んでコンラートは花を掻き廻した。

 「うぁ!ああ!やあ―――っ!!!!」

勢いにの腰も同じく動かされていた。それなのにまだ、コンラートはを堕ちさせる。両手を伸ばし、揺れている胸を掴んで揉みしぐ。

 「あぁぁぁぁ・・・あぁ・・あぁ・・・」

の上半身はもう動けない。なのに腰は突き出してコンラートを求めている。廻される花は歓喜をあげていた。

 「・・・・」

優しい呼び声には瞳を開けて、でも直ぐにも閉じられた。開けていられない・・・・

 「きゃああ!ああ!やだ!やだ!」

身体を押し付けられて蕾を擦られる。花を掻き廻されると同時に転がされて。胸を揉んでいた手がその指がの実を摘む。

どこもかしこも苛まれて、は鳴き続ける。

 「ああ!いく!いく!」

 「ん・・・」

何度目の旋廻だったのだろうか、はそしてあの狂おしい痺れを迎えた。

 「ん!ん!ん!!!あああああああああ!!!!」

強張るの足がコンラートにしがみ付き、絶頂に堪えていた。脳天まで突き抜ける痺れに身体は麻痺を起こした様。

ぴくぴくと震える身体。それはコンラートも一緒で、の締め付けに唇を噛み締めて堪えていた。時折、漏れる苦しげな声・・・・花の戒めを甘美な拷問だと思う。

 「どぉして・・いか・・ないの?」

治まらない快感の中で、はコンラートに問う。呂律が回らずに途切れた言葉で。

うっとりと瞳を開けたコンラートが、を妖艶に見つめて返事を。

 「もっと・・・もっとね・・・を愛したいんだ。」

はまた涙を浮かべる。

 「もぉ・・や・・・」

可愛い・・・本当に可愛い。コンラートはふふ・・・と笑ってそしてまた再度、を堕としていく。


 「あ!あ!あ!あ!あ!」

 「ん・・・ん・・・」

膝裏を掴まれ、降り曲げられた足は大きく開かされて、激しい律動の度にゆらゆらと揺れていた。

 「ああん!ひぁ!あぁぁぁ・・・」

花を突くコンラートは暴れて、挿し込む角度が不規則。その度に身悶えてしまう。

 「や!こわれる!やだ!やあ!」

 「壊れて・・・・・・」

もう壊れている。それはもコンラートも。

激しい肌音と、淫らな蜜音、妖艶な嬌声が響く中にやっとあれが訪れる。

 「きちゃう・・・ああ!もう・・や・・・」

 「あ・・・あ・・・あ・・・・」

早くいきたいと、は腰を自ら振ってコンラートの律動に拍車をかける。激しい律動は限界で。

 「やぁ!いく!」

 「!!」

二人は同時に快楽の果てへと昇った。

 「ああ!いく!!!きゃあああああああ!!!」

 「はぁ!はぁ!・・・く!」

硬直し合う二人の身体。迸る快感に侵されて動けなかった。かちかちと視界に火花が散って目が眩んでいる。

 「あぁぁぁぁ・・・」

コンラートの熱は勢いよくて、の奥へと注がれていく。焦がれていた様に疼いていた奥が歓喜を起こしていた。

 「あ・・あ・・・」

もっと奥へと誘う花の誘惑に囚われて、そうしているコンラート。身体を落としに覆い被さって強く抱きしめる。迸る自身の熱は留まる事なく溢れていた。

もコンラートを抱き締めて・・・嫌、しがみついて。

ぎゅっ・・・

 「コンラート・・・」

花もそうで、彼を抱き締めて離そうとしない。もっと・・・・

 「・・・・」

終わらない快感の中でコンラートはを見る。何時もみせる無邪気な笑みではなく、大人の美しい微笑。

・・・・・・・・・・・・。

 「え?・・・・あ・・・あ・・・」

は自分の中で、大きくなるコンラートを感じて慄く。

 「さあ・・・・・・ね?。」

 「やだよぉー!この変態ぃー!・・・あっ・・ああ!やだ!あん!あん!」

を抱き起こして、しっかりと自分の首にしがみつかせて、コンラートは彼女を揺らし続けた。机に浅く座らせている腰が逃げようともがくが敵わない。

 「や!や!や!やん!」

蜜とコンラートの熱が溢れて、卑猥な音を奏でる。

 「もぉ・・・いかせて・・・ねぇ・・ああ!」

 「まだ・・・」

激しくして、ゆっくりして・・・・

 「ひぅ!ひっ・・・ひっ・・・ひっく・・・」

仰け反る背中、天を向いて喘ぐ。最後にはすすり啼く事しか出来ずに壊れきった。




可愛い、綺麗な、妖艶な、無邪気な、勝気な、弱気な

一体どれが本当の


くす・・・・愚問だったね



全部が君



そう、全てがだ。どの君も俺を魅了して虜にさせる。


・・・・・






 「君の全てを愛しているよ。」












Dear Sari.
Congratulations on your 10000hit! I beg your pardon to give a parson a poor writing.
                                               From fooish woman.