A desire for exclusive possession












 「どういうつもり?・・・・・」

居る筈のない彼が、其処にはいた。激情を隠す事なく、瞳に宿らせて。


初めて、怖い・・・と思った。







初まりの発端は、ユーリの憂鬱の原因。


 「きょえぇぇぇぇぇーーーーーーーーーーーー!!!!!!」

なんじゃそりゃ?と言う様な悲鳴を上げて、眞魔国第27代魔王陛下は自分の寝室から飛び出してきた。走りますは、コンラートの部屋。

ノックもせずに、ごめんやし?と乱入。

 「コンラート!!!!俺の部屋に綺麗な女の子がいてる。しかもベッドに座ってた。0円スマイルを注文しなければ見せてくれない笑顔で、こっちを見てたぁ!!!!!・・・・・って、あり?」

いない・・・・。あっ、そうだ・・・出張だったんだ。しかも俺が頼んだし・・・

よしっ!

 「ヴォルフぅーーーーーーーーーー!!!!!」

鞍替えしてまた、再度爆走。


次の夜

 「うきょーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!」

またも叫んでいますユーリ。そして走りますは、コンラートの元。

 「コンラート!!!!また違う女の子がベッドに座っているよぉぉぉ!!!すんげぇー、セクスィーな格好だったって!・・・・・・・あり?」

いません。

あっ、そうだ・・・まだ出張中だった。 そして・・・また、よしっ!

 「ヴォルフぅーーーーーーーーーーー!!!!!」

又もチェンジ☆


またまた

 「うきゃぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!」

懲りませんユーリ。脳みそ筋肉族は、またも留守のコンラートの所へ。

 「コンラート!!!!今度は、美熟女が居たぁぁぁぁ!!!すんげぇーフェロモンだって!・・・・・・あり?」

留守だって。

あっ・・・・。   そして、

 「ヴォルフぅーーーーーーーーーーー!!!!!」

んでもって次の夜

 「でたぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!今度は、マッチョで綺麗なお兄さんが居たよぁ!!!筋肉ヒクヒクしてる!歯が白く光ってる!身体が奇妙にてかってるぅ!・・・・おげぇーーーー!!!」

同じ事の繰り返し。





コンラートが出張中の間、する事が無い桜は読書をして時間を持て余していた。読んでいますは、九法全書。あちらより三法も多い。誰もいない図書室は集中して読める。だが、何か奇妙な呟きが聞こえてきて、あれ?と思った。

聞こえるのは、閲覧駄目☆のお宝本の所。其処には、ツェリの在りし愛の記録も保管されている。桜は立ち上がり、呟きの発生源を探した。

見つけますは、三角座りをしたユーリ陛下。虚ろな目をして呟いている。

 「あららららららら・・・チオビタ無いんですか・・・ あらららら・・・」

おかしい!

 「どうしたの?!ユーリ君!」

えらく古いCMフレーズを繰り返していたユーリは、桜を見て・・・

 「助けて・・・桜さん・・・俺、俺・・・。」

 「ごめん、チオビタは持ってないわ。」

ちがぁーーーう!!そうじゃなくて!!!と叫ぶユーリ。その彼がこんなに憔悴してどうしたのだろう・・・と、桜は悩みを聞き始めた。


 「俺が健康な青年だから、だから、だから、性欲処理の為にと城の皆が気を使って、相手を用意してくれたんだって。」

それを聞いて桜は、まあ?!

 「最初は綺麗な女の子。でも逃げた俺は好みじゃないんだと、激しく間違った思い込みを皆がして・・・。」

実はそんな事出来なくて、そして愛あるちょめちょめしかしたくないないのだと・・・可愛い、当たり前の素敵な事をユーリは顔を赤くして言う。それに桜は嬉しくて微笑む。

 「そしたら次は可愛い系の女の子を、また駄目と勘違いして、次はセクシィーお姉さん。それも駄目ならって・・・・・・マッチョの美形お兄さんを送り込んで来たんだ。」

数ある鉄砲を撃てば・・・・と言うが、それはやりすぎだと桜は少し怒りを覚える。

 「助けてくれるだろうコンラートはいないし、ヴォルフときたら・・・僕にすればいい!とか言って、来いやぁーーーー!!!みたいな感じだしさぁ。はは・・はは・・・うはははははは。」

そして今夜も用意されているであろうと予測して、落ち込んでいたのだと言う。自分が図書室に等行かない事は皆、よぉーく理解しているので、逃げるのには最適だと思ったとの事。

それは賢明な判断だ・・・桜は言わなかったが思った。しかし、これは可哀相だと・・・此処の連中は頭のネジが緩いのだろうか?性欲処理・・・・そんな事で誰とでも寝ていいと思っているの?

段々、怒りが増す。嫌、それよりもこの事をどうにかしてあげないと・・・あっ、そうだ。

 「ねぇ、ユーリ君?用は貴方に相手がいて、ちゃんと既成事実があればいいんじゃない?だったら・・・。」

こしょこしょ話☆

 「え?!いいの?」

 「ええ。」

ど〜ん!と任せなさいな桜。ユーリはありがとう!と感謝感激。ああ、やっぱり出来るお姉さんは素敵だぁーー!!!

歳上好きに拍車がかかってしまった。



そしてその日の夜、血盟城は大騒ぎ。なぜなら、魔王陛下が金髪碧眼の美女と、部屋にお篭りになったと噂が走る。おめでとうございます!魔王陛下!と皆、祝杯を始めた。

この日は後に、休日に迄なったそうな。  祝☆ちょめちょめ日

 「上手く行ったわね?」

ユーリの部屋に入った金髪碧眼の美女はにやり。それにユーリも、よっしゃぁー!

 「ありがとう、桜さん。じゃあ、俺ソファーで寝るからベッドを使って?」

その言葉に桜は微笑み、駄目と。カツラを脱いで、コンタクトを外し、素に戻ってソファーに寝転がる。それを見ていたユーリは大慌て。女性をそんな所で寝かせて、自分はベッドなんて・・・

 「いいから。ユーリ君、この騒ぎであまり休めてないでしょ?」

図星☆

 「私は仕事が休みで、のんびり生活してたから大丈夫。さあ、早く灯りを消して寝ましょう?」

その言葉を聞いて、ユーリはありがとうと。そして桜の言う通りに灯りを消し、ベッドへと身を沈めた。早くも疲労のせいで睡魔が襲う。夢うつつに、優しいお姉さんはいいなぁ〜と思っていた。

歳上好きが、歳上大好きに進化した。





そして、今に至る


 「どういうつもり?・・・・・」

居る筈のない彼が、其処にはいた。激情を隠す事なく、瞳に宿らせて。

初めて、怖い・・・と思った。



桜は夜が明けてない間に、こっそり自分の部屋に逃げなければと変装をした。朝になって見つかってしまったらまずい。そう思い、扉をそぉーっと開けた。

すると・・・

 「コンラート?!」

扉の直ぐ横の壁に、瞳を閉じて腕を組み、身体を凭れさせていた。無表情な面持で憮然としている。しかし、桜の声を聞いて彼はゆっくりと瞳を見せた。

怒りが在る。

問い詰められて、一瞬息を飲んでしまう程。出た言葉は・・・・

 「あ・・・の・・・どうしてこんなに・・・早く・・。」

何を言ってるんだか、お帰りなさいを言わなきゃ。それよりも事の真相を話さなければ・・・焦る桜。きっと誤解をしているんだわ。でも、でも、在り得ない事だと彼は判る筈だろうに。

初めて受ける、激怒の念。瞳の星の輝きが見えない。

 「コ・・・コンラー・・・ト・・・実は・・・」

怖い・・・あの時、昔に男が怖いと思った事が甦る。カイトと引き離された時、受けた暴力・・・


怖い


しゃがみそうになる桜を、刹那の速さでコンラートは抱き締めた。そのまま彼女を抱き上げ自分の部屋へと連れて行く。目を見開いて震えている桜を、コンラートは一度も瞳を向けなかった。







 「ああああ!!!あっ・・・あっ・・」

 「まだだ。」

何度目かの絶頂。自分だけを何度もいかせる抱き方で、コンラートは翻弄してくる。小刻みに痙攣をして、快感に悶えている桜を容赦なく突き上げる。

 「うっ・・ああ!・・あっ!・・あっ!」

力なくコンラートの腕に掛けられている足は、律動の度に淫らに揺れている。桜に出来る事は、快感につま先を強張らせる事だけ。

何度も逃げようと動いていた腰は、もう彼の思うまま踊らされていて。時折襲う甘美な快感にひくつかせている。

桜の身体には至る所に赤の刻印が。紅い、紅い、紅の痕を刻まれている。特に胸に集中していて、これは愛撫を欲した胸の実の疼きを、酷く感じさせる為にコンラートが意地悪くつけた。

堪え切れなくて懇願する桜の声が漏れたとたん、コンラートは痛いぐらいに実っている実を、(もてあそ)び始めた。

咥えた唇は吸って、啜って、舌で舐めて、転がして、這わして。

片手で胸を揉みながら、指で実を摘まんでは、抓って、引っ掻いて。

狂乱の如く、桜は喘ぎ続けた。

荒い息を吐き、滂沱の汗を流しているのは二人共。違う事と言えば、桜だけが涙を零している。こんな抱かれ方は初めてで、何が何だか判らない。

 「サクラ・・・凄く濡れてる。いいの?・・・・ねえ・・」

 「やぁ・・・ひっ・・・んん!」

否定する喘ぎや嬌声が零れれば、酷くされる。出してはいけないと思うが、出てしまう。

何度も奥を突かれている内に、あの狂おしい感覚が襲ってきた。

 「あっ・・・やっ・・・く・・る・・やっ!やっ!」

ああ!と顎を突き出し、身体を仰け反らせた桜。身体を閃光が駆け巡り、硬直させる。視界が白くはじけて、意識が飛びそうになった。

とたんに、身体抱き締められて、頭を支えられる。後ろから包み込まれて、持ち上げてくる大きな手が気持ちいい。霞む視界に、見えたのは煌めく妖星。

とても妖しく、妖艶な輝き。

そして、塞がれる唇。激しくて、熱くて・・・。意識を引き戻す為のキス。逃げる舌を絡めとリ、這わせ、啜る。桜の唇からは、飲み込めない雫が零れている。

何度も角度を変えて屠られる。息苦しさが判るのか、時折コンラートは、唇を離して乱れる桜の甘い息に酔いしれていた。彼女の唇を舐め、はんだりと愛撫は止まらない。

口から垂れている雫を舐めた後、コンラートは身体を起こした。

ああ、もうやっと・・・

 「クス・・・」

え?

意地悪そうな笑いを漏らし、コンラートは目下の桜を見つめている。まさか・・・まだ?

そう、終わらない。

力なく横たわる桜をうつぶせに寝かせた。まさか・・まさか・・・嘘でしょう・・・。震える華奢な身体をコンラートは肢体の線に沿って何度も撫ぜる。そして・・・

腰を掴まれて、大きく高く持ち上げられた。震える膝が懸命に支えている。上半身はもう言う事が聞かず、顔をベッドに埋めたまま。

怯えた声で桜は・・・

 「やめ・・・やぁ・・・」

でも、駄目だった。勢い良く貫かれて、言葉を遮られた。変わりに出たのは、

 「あああああ!」

がくっ、がくっと身体をひくつかせる桜に構わず、コンラートは腰を激しく動かした。

いつもは当たらない場所を苛まれて、桜は喘ぎを零し続ける。

 「サクラ・・・しめつけすぎ・・・」

もう言葉は聞こえていない。コンラートは快感に堪えて自分を突き上げ続ける。中を擦られ、突かれて、花は酷くざわめいている。蜜を溢れさせて水音を淫らに響かせていた。

 「あっ!あっ!あっ!あっ!」

コンラートが抜く度に蜜は零れて、桜の腿を垂れていく。這う感覚が判り、それだけでも痺れが襲ってくる。でも彼女だけではなくて、コンラートも蜜に濡れて自分の足に垂れている。それがとても愛しく溜まらない。

律動は乱舞を続ける。鳴り響く水音は淫らで、早さを増して鳴る肌音は厭らしく、漏れる二人の嬌声は妖艶で。

コンラートは片手を離し、サクラの花へと這わす。正確には花の上にある蕾へと・・・

 「やぁ!!!!だ・・め!・・・いや!やっ!やっ!」

懇願はむなしく、巧みな指が蕾を弄る。摩っては、転がして、摘まんで・・・

微動な痙攣を起こしている桜。その痺れは繋がっているコンラートにも届いて感じてしまう。

 「はぁ・・ああ・・サ・・・クラ・・」

 「あん!あん!あん!あん!」

そして二人は同じくして、あの瞬間を迎える。脳天まで突き抜ける閃光の一閃。一際、強く突き上げたコンラートを受けて桜はイッた。

 「ああ!いく!やぁああああああああ!!!!!」

桜はコンラートを激しく締め付けた。愛撫する花はとても淫らで、熱い蜜が蕩けている。まるで彼を離さないと囚らえてくる。それどころか、もっと奥へと誘う様で。

 「くっ!・・ああ・・・サクラ・・」

迸る熱。久しぶりだからかとても熱く、勢いも良くて・・・・止まらない。

 「ふぅ・・・ん・・・んぁ・・・」

自分の奥に注ぎ込まれる熱をサクラは感じて、涙をまた流す。中で自分の蜜とコンラートの熱が交じり合ってそして、満たされていく。

 「サクラ・・・サクラ・・・」

何度も愛しそうに名を呼び、コンラートは永くイキ続けた。瞳を伏し、身体を弓なりに仰け反り、甘美な快感に囚われ続けた。




 「ん・・ん・・ん・・ん」

 「サクラ・・・」


意識を飛ばし、目が覚めた桜。気づけば上半身を起こし、枕に身体を沈めている彼に跨り、凭れさせられていた。

それも、繋がったまま。

ぼーっとして自分を見上げる桜に、コンラートは優しく微笑み、額にキスをする。

その柔らかさと優しさが嬉しくて、桜は微笑んだが、直ぐに笑みは消える。

繋がったコンラートが、自分の中で大きくなるのを感じた。その力に慄き、まだされるであろう事にすすり泣きを。

 「優しくしてあげる。さあ・・・」

腰を抱き締められ、凭れた頭を撫ぜられたままで、緩やかな律動が始められた。

 「はぁ・・・はぁ・・ん・・・ん・・・ん・・」

快感に翻弄される桜にコンラートは、

 「何か理由があるんだろうけど・・・でも、許せない。」

謝ろうとするが、言葉は出ない。自然に漏れる喘ぎしか出せない。唯、彼が喋るのを聞かされるだけだった。

 「もちろん、何もしてない事は判る。だけども・・・」

 「ああ・・ああ・・あぅ・・」

悶える桜を強く抱き、コンラートは律動を繰り返す。柔らかい、とても柔らかい踊り。しかし、蕾を擦り付けられている桜には、壮絶な快感。

コンラートは、少し遣りすぎだと思っていたが我慢が出来なかったのだ。サクラに早く逢いたくて、仕事を猛烈に成し遂げて帰ってきた。はやる気持ちを抑えきれず、部屋に帰ってみれば居てなくて。何処だと探している内に、陛下の話を聞いた。

直ぐにサクラだと。そう、理由があるのだろうが・・・でも俺以外の男と夜に二人だけなんて。例えユーリでも許せない。下着に近いネグリジェで、その肌を見せたのだ。

嫉妬と怒りが俺を支配した。

可哀相だったけど、サクラ?君が悪い。もう二度とこんな事をしない様に教えてあげないと。

 「やだ!やめ・・いや!」

腰を廻すコンラートの動きに、桜はがくがくと、身体を躍らせた。

 「これで・・・最後・・・だ・・から・・」

掻き廻される花のうごめきに、コンラートはイキそうになって・・・

そして桜はイキ続けて・・・




動けない桜をコンラートは抱き締めて、事の顛末を泣きじゃくり話しているのを聞いてあげた。ゴメンなさいと謝る彼女をあやして、眠りに二人でついた。退廃的な一日。でも、甘くて、愛しい時間を二人は過ごした。酷い事をしたとコンラートも桜に謝り、いつも以上に優しく接して、愛を囁き続けた。




その頃のユーリ

 「ギュンター。」

 「なんでございましょう。」

 「遺書の書き方教えて?」

 「はっ?」


大丈夫なのに、コンラートにヤラレル!と思い込んだユーリは、一日中噴水に三角座りをして浸かっていた。

来い!スターツアーズ!!!




でも、来なかった。












I congratulation you on your saito's 3000hit!

                      From beautiful naight☆  (ドS☆)