カイロプラクティックは
からだ本来の回復力を助けるヘルスケア。ここにない症状もご相談ください。
▼腰痛・坐骨神経痛
▼頭痛
▼自律神経のページ
▼子供とお母さんのカイロ
- 妊娠期間のカイロケア
- 産後の骨盤矯正
- 過度の生理痛
- 繰り返す中耳炎
- 喘息
- 小中高生症例
▼中高年からのカイロケア
▼カイロと体のこと

◆クライアントの方々の声
◇リンク
急性腰痛(ぎっくり腰)
症例1. 硬い床の上で寝た後に始まった腰痛
【臨床的特長】
60代の男性が腰の痛みを訴えている。硬い床の上で横になって休んだ後、椅子に座ったとたん腰が立たなくなった。無理に立ち上がろうとすると、腰に激しい痛みが走る。
慢性的に腰痛は感じていたが、今回のような立てなくなるほどの激しい痛みは初めてである。連日の除雪作業が堪えたのかもしれない。
【介入と結果】
クライアントは痛みをかばうように腰部を丸めた姿勢で座っている。わずかに腰を反らせる動作であっても鋭い痛みが腰部に走る。腰部には筋スパズムが確認できた。 1回目の来院で痛みは半減し、翌日2回目の来院の後にはほぼ消失していた。
【考察】
急性腰痛のような激しい痛みを経験した人は、その後、あっけらかんとして再び活動的になれる人と、不安や恐怖のため体を動かさなくなる人に分かれることがよく知られています。
適度に体を動かさないことは、筋肉のはたらきを低下させ、新たな痛みを引き起こします。そしてその痛みのために増々体を動かさないようになると、身体の機能はさらに低下しますから、まさに悪循環です。急性の腰痛が治まった後は、極端な安静は避け、痛みのない範囲で適度な運動を行うことも必要です。
症例2. 座った姿勢から立ち上がろうとしたときに始まった腰痛
【臨床的特長】
70歳男性。先日、座っている姿勢から立ち上がろうとしたところ、突然の腰痛に襲われた。このとき、腰部に「ポキッ」と音がした。激痛のため腰を屈めた状態から体を起こすことができない。歩くことや椅子から立ち上がるなどの体位変換は痛みのため大変困難である。臥位で安静にしている限り痛みは起こらない。このような腰痛は、今までに3回経験している。
【介入と結果】
クライアントは腰部を丸めた状態で起立している。どのような動きも痛みを増悪する。
施術は仙腸関節に対して行われた。施術後、腰痛は顕著な軽減を示し、腰部を丸めた姿勢も消失した。クライアントは腰部を伸展して起立することができる。2回目の来院の際も腰部を伸展させて起立・歩行することができる。痛みの再発はない。【考察】
腰痛を起こしたとき、身体は全身の機能を低下させて傷めた部分に負担がかからないようにします(例えば、今回見られたような膝を軽く屈曲させて腰を丸めた姿勢などです)。
腰痛が治まった後も、このような代償的な身体の機能低下は残ることがあります。機能低下を起こした筋骨格は腰痛を再発しやすく、また繰り返す度に全身の機能は低下して行く恐れがあります。痛みが治まった後は悪循環させないためにも、脊柱全体の機能を改善することを目的にした施術に移行すべきです。
クライアントは過去にも急性腰痛を経験していましたが、特に高齢の方は椎体の圧迫骨折を発症しやすいので慢性的に腰や胸背部を丸めた姿勢は避けるようにしなければなりません。
人の健康を時間軸で考えたとき、痛みが治まった後の脊柱全体のリハビリテーション的なケアはとても重要なのです。
症例3. 朝起きてすぐに始まった激しい殿部の痛み
【臨床的特徴】
50代女性が起床時から始まった激しい右殿部の痛みを訴えている。痛みは骨盤のやや前面にも感じる。中腰や座位から立位への体位変換、または歩くこと、右下肢に体重をかけることで激しく痛む。慢性的に腰痛はあったが、前日は庭仕事などで身体を酷使したことが思い当たる。
【介入と結果】
仙腸関節のズレと殿筋群のスパズム(痙攣)が確認できた。検査では坐骨神経痛で見られる神経症状は確認できなかった。仙腸関節の機能障害(ズレ)が確認できた。
施術は仙腸関節を中心に行われた。
施術後、痛みは軽減した。翌日には洗顔時などの中腰姿勢も楽に行えるようになった。
【考察】
耐えがたい殿部への放散痛は、椎間板ヘルニアで起こる坐骨神経痛に特徴的ですが、椎間板ヘルニアでは、立位で痛みの軽減を示すことが多く、一方、仙腸関節や殿筋群の問題では歩行や立位で患側に体重をかけることで痛みの増悪が見られます。 仙腸関節のズレは、殿部に痛みを放散させるだけでなく、殿筋群の異常な筋緊張を引き起こし筋肉由来の痛みの原因にもなります。
症例4. 仙骨周囲に放散する激しい痛み
【臨床的特徴】
30代男性が仙骨周囲に広がる痛みを訴えている。起床時に多少の鈍痛はあったが、午後には耐え難い痛みに変化していった。痛みのため腰を丸めた状態から体を起こすことができない。
【介入と結果】
“ズレ”を起こしている仙腸関節に強い圧痛が確認できた。施術は仙腸関節に対して行われた。施術後、クライアントは腰部を起こして起立することが可能になった。仙骨周囲の痛みは半分にまで減少した。2回目の施術で痛みはほとんど消失した。
【考察】
仙腸関節の“ズレ”も腰椎同様急性腰痛の原発部位になります。また、脊柱の土台である仙腸関節に生じるズレは、腰椎だけでなく頚椎や胸椎の機能障害にもつながります。普段の姿勢に気を付けたり、ストレッチするなどして自己管理することも大切です。