その知らせは、ある日突然届けられた。
何の前触れもなく。
魔女の処遇も決まり、そしてガーデンも再出発を切った。
何もかも順調であった。
誰もが、やっと訪れた日常という時流に乗っていた。
忙しさは仕事が充実している証であった。
そして、精神的にも安定していたのは、私生活も満たされていたためであろう。
それはガーデンへの依頼として正式に提出された。
決して忘れていた訳ではなかったのに。
日常に埋もれさせ、思い出すのを避けていたのかもしれぬ。
スコールは彼女の涙を見るまで、その事に思い至らなかった己を責めた。
葛藤
作 こたつ
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