食虫植物は全て被子植物なので花を咲かせます。そこで今回紹介するのがネペンテスの花です。ネペンテスは雌雄異株(メスの花には雌花、オスの花には雄花しか存在しない)とよばれる植物で、オスとメスの個体があり、それが同時に開花した場合のみ結実することができます。成長に何年もの月日を要するネペンテスのオス株とメス株ごどこかで同時に開花し、花粉を虫に媒介してもらわなければならないため、自然界で結実することは殆どないと言われています。画像の花はNepenthes talangensisの雄花。熱帯植物にしては地味な花です。
なお、ネペンテスの花には独特の悪臭があり、これで花粉を媒介する虫をおびき寄せていると考えられています。