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製本屋さん製本機を使った製本手順 2006/7/3新、9/24
無数にある製本例、製本技術、製本方法、手順例を自分流にまとめてみました。製本道具、方法が絶えず改善され進歩していて、それに伴って、手順も変更する必要があり大変です。
初めての方でもご自分で簡単に自家製本できるよう、できるだけわかりやすく書いています。製本講座、製本教室としてもご利用できると思います。
本作りは、中味(本文)の接着と表紙の接着をはっきり区別します。中味の接着は背固めとも言います。中味を接着して、接着剤を乾かしてから表紙をつけたほうが接着剤が早く乾くのでよいと思います。表紙をすぐに接着すると表紙の厚紙がが邪魔をして接着剤がなかなか乾きません。
■製本工程、手順
1.中味の接着(背固め)

最も大切な作業です。強度はこの背固めで決まってしまいます。

左図は見返しをこの工程で付ける場合。
用紙がペラ紙(折っていないもの)と二つ折りした用紙では、接着方法が違ってきます。
・本のサイズがA4の場合: A4サイズ用紙に印刷してそのまま背固めするが用紙の脱落が発生しやすい。背を毛羽立たせる。
・本のサイズがA5の場合: A5の場合はA4サイズに印刷して二つ折りしてA5サイズにすることが多い。毛羽立たせなくても丈夫な接着が出来るが、二つ折り作業が面倒。
★ 材料の準備
・二つ折りする場合:製本知識>折り目をシッカリつけるには
・紙目に注意する: 製本知識>縦目と横目
★ 手順
| | 作業内容 | 説明 |
| 1 | 用紙を揃える。 |
商品紹介>「汎用型製本機」 製本知識>「製本機を使った用紙の揃え方」 |
| 2 | 毛羽立たせて接着する |
製本知識>「背部を毛羽立たせる方法」 製本知識>「製本方法の種類と比較」 |
| 3 | 中味を乾燥させる |
自然乾燥またはドライヤーなど使う |
2.見返しと補強紙の貼り付け

見返しは表紙を丈夫に付けるために必要、 補強紙は中味の接着をより丈夫に出来ます。
★ 材料の準備
・見返し:厚みは中味と表紙の中間の用紙。中味の用紙の2倍の大きさの用紙を二つ折りし2枚。
・補強紙:背を束ねる用紙。障子紙、和紙、寒冷紗など各種あり。
★ 手順
| | 作業内容 | 説明 |
| 1 | 最初と最後に見返しを付ける |
見返し紙を背固め時付けるとこの作業は不要。
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| 2 | 補強紙を貼る |
製本知識>おすすめ不織布 |
| 3 | 乾燥させる |
自然乾燥またはドライヤーなど使う |
3.表紙の貼り付け
見栄えは表紙のつけ方で変る。装丁とも言う。
固定背にするか、中空背にするかによって接着方法、製本方法は異なる。
並製本にするか、上製本にするかによって材料、表紙の作り方は異なる。
| | 作業内容 | 説明 |
| 1 | 表紙を作ってカバーをつける |
製本知識>「表紙の作り方と接着」、「製本方法の分類」 |
| 2 | 圧縮整形 |
製本知識>「手作り圧縮・整形道具」 |
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