楽譜、絵本、180度(水平)開き」製本の表紙 2005.7.12、2006/09/24更新 |
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楽譜・絵本等では「180゚(水平)開き」がしばしば求められる。 表紙くるみ製本で「水平開き」にするためには背表紙と中身の接着はしてはならない。接着すると背が硬くなり水平開きできない。そこで「見返し」で中身と表紙をつなぐことになる。 ここで注意しなければならないことは、この状態で「180゚(水平)開き」すると接着されていない背表紙は外側に膨らむこととなる。この膨らみを上手く逃さないと本の開きが半端となる。この膨らみの逃し方に二つの方法が用いられている。 |
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★裏表紙の一面のみで吸収 (簡易法) 厚紙表紙の薄い市販絵本に使われている ![]() 表紙の取り付け
1)表紙を中身のサイズに合わせ裁断する。ついで右図の様に折り目をつける。裏面背部より6mm(背幅x0.6) 小口寄りに線を引きここより内側は接着しないことがポイント。 2)接着剤ボンドB1もしくはスプレー糊を裏面「山折り部」の 外側に、表面は緑色の線状または全面に塗付し乾燥した「補強紙・見返し」付き中身の見返しに接着して表紙の取り付け完了。
【結果】 水平に開いた楽譜表紙の作り方、貼り付け方が簡単な簡易法がおすすめ。 |
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★表・裏表紙の二面で吸収 (均等法) 厚紙表紙の厚い市販絵本に使われている ![]() 表紙の取り付け
1)表紙を中身のサイズに合わせ裁断する。ついで左図の様に裏面背部より背幅x0.3の位置に折り目をつける。 2)細口木工ボンドもしくはスプレー糊を「山折り部」の外側に塗付し、背固めの終わった中身の「見返し」に接着して表紙の取り付け完了。
【結果】水平に開いた楽譜 |