映画・若大将シリーズ
若大将シリーズ(わかだいしょうシリーズ)は、東宝が1961年から1971年まで製作した全17作から構成される加山雄三主演の喜劇映画のシリーズ名である。 社長シリーズ、駅前シリーズ、ハナ肇とクレージーキャッツの映画とともに1960年代の東宝の屋台骨を支えた。
大学生シリーズ [編集]
- 銀座の若大将(1962年・東宝/杉江敏男監督)
- 若大将は京南大学の学生
- 拳闘
(拳闘部の助っ人として大会に出場、部会活動としては音楽部に所属)
- 銀座のレストラン「ノースポール」で暴れたことで、賠償を兼ねて丁稚奉公に出される
- 澄子に「あなたの名前は?」と聞かれた雄一は「私の名前は椿三十郎」と答える
- 講義中に早弁(青大将が告発)、合宿のスープの具にレストランの残飯を流用
- 久太郎の友人でレストラン「ノースポール」のオーナーとして上原謙が出演
- 澄子が勤めるブティックの客の役で塩沢ときが出演。「ちょっといかした坊やね。」とのセリフも。
- 日本一の若大将(1962年・東宝/福田純監督)
- 若大将は京南大学の学生
- マラソン(マラソン部に所属)、水上スキー
- 照子の縁談を壊したこと、店の金を持ち出したことが原因で勘当
- 若大将のみならず、青大将・江口も同時に勘当になる(江口の場合、澄子と一緒に暮らしたい為の偽装だった)。
- 面接試験で、青大将のことについて面接官である青大将の父親(上原謙)と喧嘩をして退席する。しかし、これが逆に好印象となり就職試験に合格する。
- 芦ノ湖ロケ
- ハワイの若大将(1963年・東宝/福田純監督)
- 若大将は京南大学の学生
- ヨットレース(ヨット部に所属)
- 牛肉と馬肉のすり替え事件とカンニングによる停学処分が原因で勘当
- ハワイロケ
- 青大将がヨット部に提供した馬肉をりきが牛肉とすり替え馬肉を客に提供、客に出すはずの牛肉は若大将が合宿へ持って行く
- そうとは知らぬ板前(藤木悠)が誤って馬肉を出した後、口直しに鹿肉を出し客を「馬鹿にしているのか!」と激怒させる。
- 青大将に初めて(唯一?)のガールフレンド大川夏子(演 清水由記)ができる。
- ハワイの化粧品店のオーナーとして上原謙が出演
- 海の若大将(1965年・宝塚映画/古澤憲吾監督)
- 若大将は京南大学の学生
- 水泳(水泳部に所属)
- カンニング疑惑(実際には誤解)
による停学処分と所属学部を久太郎に偽っていたことが原因で勘当
- 肉の缶詰と間違えてドッグフードの缶詰を買い置きし、合宿で振る舞う(他の部員が空き缶を見て発覚)
- 加山の持ち船「光進丸」が劇中で登場、青大将、江口、澄子と八丈島近海へ向かう(設定では青大将の所有)
- 停電中のステージで恋は紅いバラを歌う(カラオケは停電中にも関わらずフルオーケストラ)。
- その際、停電前まで演奏していたバンドは青大将+寺内タケシとブルージーンズ
- エレキの若大将(1965年・東宝/岩内克己監督)
- 若大将は京南大学の学生
- アメリカンラグビー(アメリカンラグビー部に所属)、乗馬
- 久太郎が融資を依頼している銀行の頭取の息子(ジェリー藤尾)と喧嘩騒動を起こして勘当、更に田能久が倒産
- 「エレキの神様」寺内タケシがそば店員役で(若大将のバンドで共演)、のちの加山夫人松本めぐみが別のバンドで、内田裕也がエレキ合戦の司会者で出演
- バンドに加入できた嬉しさのあまり、隆が出前の天丼(カツ丼?)をメンバーに分けてしまう
- 日光で雄一と澄子が「君といつまでも」をデュエットするシーンで雄一は、仏帳面でセリフも早口で喋ってしまうが、後日加山は「設定(雄一が澄子のためを思って作った曲を雄一と澄子がデュエットする)が、おかしいためわざと演じた。」と語っていた。
- 日光ロケ

- 日劇「加山雄三ショー」より歌う若大将(1966年)
- 日劇で開催された「加山雄三ショー」&「大学の若大将」から「ハワイの若大将」までの名場面集&タヒチで遊ぶ加山のプライベートショットで構成される。
- 「お嫁においで」が、若大将シリーズで歌われるのは意外にもこの作品だけである。

- ゴー!ゴー!若大将(1967年・宝塚映画/岩内克己監督)
- 若大将は京南大学の学生
- モータースポーツ(ラリー)、駅伝競走(陸上部に所属)
- 鈴鹿サーキット、京都、琵琶湖ロケ(ラリーでは京都から名古屋→日本ライン→飛騨→琵琶湖→京都のコースを走る)
- 若大将が挿入歌「幻のアマリリア」を歌うシーンが2シーンあるが、1回目と2回目の歌詞が違っていた(レコード化されたのは2回目の方)。
- 公園で若大将が「幻のアマリリア」を歌う最初のシーンで、若大将と澄子のまわりにいたカップルがいきなり若大将の歌とトランペットに合わせて踊りだす(このシーンは制作が宝塚映画だった影響なのか?)。
- 劇中青大将が澄子にダットサンのいわれを説明するシーンがあるがNHKBSで放送された際、その場面はカットされて放送された。公共放送ならではの理由だと推測される。
- 鈴鹿で出逢った京都の舞妓が田能久へ来るが、若大将が紹介するはずだった澄子と間違えて久太郎が応対する
- 若大将が合宿所の枕から詰め物の小豆を抜いて汁粉を作る(小豆に染み込んだ体臭と枕を壊したことで発覚)
- 舞妓役で浜木綿子が出演
- 若大将と喧嘩をするダンプカーの運転手役で吉本新喜劇の桑原和男、原哲男が出演
- ザ・ランチャーズが若大将のバックバンド役で初出演、2代目若大将:大矢茂が初登場
社会人シリーズ [編集]
- フレッシュマン若大将(1969年・東宝/福田純監督)
- 若大将は日東自動車の新入社員(冒頭で入社)
- 今作から藤岡琢也(雄一の上司役)、岡田可愛(雄一の同僚役)がレギュラー入りする。
- スケート
- 挿入歌の1つ「びっこの仔犬」は綺麗な歌詞・曲にもかかわらず、そのタイトルから挿入歌の中から抹消されるか、「その他1曲」としてタイトルを伏せて紹介されることが多い。また、NHKBSで放送された際この曲はカットされた。
- 久太郎が、草笛光子演じるスナック“ジャッキー”のママに一目惚れする。
- ブラボー!若大将(1970年・東宝/岩内克己監督)
- 三矢物産を退社後アルバイトを経て三矢物産と熊井鉄鋼の合弁会社の社長に就任。
- テニス
- グアムロケ
- 珍しく若大将が結婚を意識した恋人に振られ、会社もクビになる。
- 誤って下剤を飲んだり、頭からケーキやコーヒーを浴びたり、海に落とされたりと青大将にもご難の作品。
- 俺の空だぜ!若大将(1970年・東宝/小谷承靖監督)
- 東海建設の社員
- スカイダイビング
- 京南大学スカイダイビング部員にもかかわらず、勇気がなく一度も飛び降りたことのない太田(2代目若大将)がマムシ(蛇)に噛まれた青大将(石山新次郎)を助けるため、初めて血清を持ってスカイダイビングに挑戦する。
- 有島一郎はじめ伴淳三郎、左卜全、上田吉二郎、北竜二ら昭和の名脇役たちが多数登場した(特に最後の若大将シリーズ出演となった左卜全は、銭湯でオールヌードを披露し、『老人と子供のポルカ』を口ずさむ)。
- 社会人編になって初めて久太郎が、若大将を勘当する。
- 久太郎が、太田の母親(久慈あさみ)に一目惚れするが、2人で息子たちに内緒で手を出した小豆の先物取引に失敗して2000万円の損害を与えてしまう。
- 2代目若大将太田茂夫の実家(ドライブイン)・母親(久慈あさみ)が初登場する。
- 若大将対青大将(1971年・東宝/岩内克己監督)
- オートバイ
- クレジット順は大矢がトップで、加山はトメ(クレジットのラストで表示される)扱いになった。
- 本作をもって『若大将』のニックネームが田沼雄一から太田茂夫へバトンタッチされた。
- 同時に『青大将』も田中邦衛から高松しげおへバトンタッチされた。
- 更にヒロインも、酒井和歌子から吉沢京子へバトンタッチされた。
- しかし、大矢・吉沢・高松の出るのはこれのみ。高松に至っては、役名が「学生」で、「石山新次郎」の様な役名が無かった。
- 久太郎、りき、照子、江口の田能久ファミリーは登場しない。
- 逆に石山家の食卓が初登場。父親の剛造(松村達雄)・ばあやのきよ(千石規子)が食事のシーンで登場する。
●映画・お嫁においで

設計技師須山保は父の経営する造船会社で働いているカッコいい青年。目下、保には縁談があるが、彼はその気になれない。というのは、エンストした保のスポーツカーを押してくれた露木昌子が忘れられないからだ。昌子は何処に勤めているとも言わずに立ち去ったのだが、保は彼女がホテルのウェイトレスをしているのを偶然見かけ、それ以来、両親の勧める縁談には耳もかさない有様。ただ、兄思いの妹葉子はそんな保のためにプロポーズ作戦を練る。ところで昌子はタクシーの運転手野呂高生と親しい。だから、葉子の作戦通り保がホテルの裏口で昌子を待っていると、野呂が彼女を連れ去っていくという具合で、保の歩が悪い。そこで葉子は、タクシー会社へ野呂を指名して遠出させ、その間に保が昌子と会うという計画を立てたのがまんまと成功。保は昌子に愛を打ち明け、恋人に立候補した。昌子は迷った、野呂も好きだし、保の熱烈なプロポーズにも心を動かされる。一方野呂は魚屋の娘つね子から愛を打ち明けられたが、昌子を愛していると断る。そんなある日、保の両親は昌子の存在を知り、ホテルの支配人を通じて昌子をクビにしたが、それを知った保は驚いて昌子の許に飛んでいった。昌子はその保にはっきりと言った。「あなたのプロポーズは突然飛び込んで来た幸福みたいで落ち着かない。身分相応の野呂さんが自分にはふさわしいと思う」そう言われた保はきっぱりと昌子との結婚を諦め二人を祝福した。ある天気のよい一日、ヨットを走らせる保と葉子の姿が湘南の海に見られた。
作品情報 - お嫁においで
●ロッテ歌のアルバム・加山雄三特集
30分
●太陽は呼んでいる
東宝
1964年
VHS120分
●加山雄三・39歳の青春
NHKビックショー
1976.6.27
VHS 47分
●加山雄三・海よ俺の夢を
NHKビックショー
1977.7.24
VHS 40分
●我が家に二男二女あり 加山雄三ビッグショー
NHK
1978年
VHS50分
●なつかしき海の歌
TBS
加山雄三・浅田美代子
VHS 90分
●加山雄三 徹子と気まぐれコンチェルト
加山雄三のピアノ協奏曲
1984.5.7
VHS
●熟年世代の若大将 加山雄三ライブ
厚生年金ホール
1992
加山雄三
VHS90分
●熟年世代の若大将 加山雄三ライブ
NHK
1994.5.16
加山雄三・加瀬邦彦とワイルドワンズ
VHS40分
●夏 湘南サウンド若大将
●加瀬邦彦とワイルドワンズ IN 武道館 (VHSビデオ)
2006.11.2
VHS75分
加山雄三友情出演
●加瀬邦彦とワイルドワンズ IN 武道館 VER2 (VHSビデオ)
2006.11.2
VHS60分
加山雄三友情出演
●二人のビックショー・元祖エレキの若大将
NHKBS2 120分
2007.8.1
●加山雄三ライブ 1999
1999年
VHS90分
●加山雄三・永遠の旅人
NHKBS2 120分
2007.8.19
●加山雄三・古希60歳
ライブ&ドキュメント・音の軌跡
2007.12.12 WOWWOW
ミュージシャンとして歩んできた道
DVD85分
●加山雄三・古希を駆け抜けるミュジシャン
2007.12.21
NHKプレミアム10
DVD60分
●ダブルミリオン・加山雄三&ワイルドワンズ
BSi
VHS60分
●加山雄三50年の軌跡
2010.8.17
加山雄三、音楽の絆、家族の絆
DVD 90分
●加山雄三50年の光と影
栄光と苦悩を乗り越えて今
2010.11.13
NHKBS
DVD 80分
●加山雄三懐かしの名曲
徳光和夫のトクセン
2010.10.16
加山雄三、音楽の絆、家族の絆
DVD 60分
●湘南から愛をこめて
2011.1
加山雄三、TUBE、キマグレン
DVD120分