長い間、国は放課後児童クラブ(学童保育)の必要性をみとめてきませんでしたが、
1998年に放課後児童育成事業として児童福祉法に位置づけ、やっと法制化されました。
しかし最低基準や財政措置などは学童運営の実態とはまだまだかけ離れており、
国や自治体の公的な責任もあいまいで、放課後児童クラブの存在はまだまだ発展途上です。
これまでも放課後児童クラブを必要とする親たちは行政に訴えながら、
つくり増やし、改善してきました。その成果の上に今日の放課後児童クラブがあるといえます。
こうした活動のみなもとが父母会・連合会です。
中央区の各クラブではクラブ運営の不満や、指導員とのトラブルなど様々な問題を抱えています。
各クラブの保護者が別々の場所でバラバラに声をあげても、
まとまっていないために悪く行政の根元まで伝わりにくくなります。
しかし、ひとりひとりの親の願いを同じ思いで束ねることで、
大きな声として、さいたま市や学童保育の運営を委託されている
(財)さいたま市社会福祉事業団へ交渉していくことが可能になるのです。
「こどもたちが元気で毎日学童で過ごせるように、
親の思いを束ね、発信していく組織」。それが父母会、連合会の根本的な役割です。
5月の総会から始まり、1年間の任期で各放課後児童クラブから役員を選出。
月1回の役員会と年3〜4回の会長会を基本の活動としています。
その他、子どもたちが楽しめる行事も行っています。
20年度活動方針
1.みんなで参加し、心の通い合う、助け合う父母会・連合会を目指します。
2.行政や事業団への働きかけを継続し、利用しやすい放課後児童クラブを目指します。
3.連合会行事の向上と可能な限り負担の少ない組織作りを目指します。
4.よりよい学童保育を追及するため、市連協等との交流を深め、連携と協力を行ないます。
7月;日帰り旅行 11月;ドッヂボール大会 2月;学童まつり
連合会では3つの行事を行っています。
会員の負担が少なくなるよう工夫し、子どもたちが存分に楽しめる行事を
実施していきたいと思います。
上記の行事は、いずれも子どもたちにとって「毎年のお楽しみ」となっています。
どの行事でも、クラブの垣根を超えて同じ行事に参加し、普段はなかなか会えない
他クラブの子どもたちと交流することで子どもたちの表情も生き生きとしています。
保育園から小学校へ上がる時に離れてしまった友だちとの再会などの楽しみもあるようです。
一方、保護者にとっては、準備にかかる時間的な負担はゼロではありませんが、
イベントを通して他クラブの保護者同士かかわることで、
自分の子どもが入室しているクラブ内の情報はもちろん、他クラブの情報をも共有し、
問題点も話しあう良い機会となっています。
さいたま市や事業団への要望をまとめるために月1回の会合を設定するだけでは、
日々仕事に家事にと追われている保護者たちにとって「毎度毎度会議だけ」の
味気ない活動となってしまいがちです。行事を実施することで、
親子で活動・交流するバランスのよい活動内容となっています。
なお、当然のことながら、行事の参加は強制ではありません。
何よりも子どもたちにとって楽しい思い出ができるように、ご協力ください。
会議や行事の会場費用、事務費用、各家庭への配布物の印刷代。
越境児童への支援費用などに使われています。
(*詳細は総会資料、決算・予算参照)
2009年度・連合会費2000円の内、約650円は市連協へ会費として納金しています。