TITLE: 深夜以降にピザとラーメンを食べてみるテスト(嘘
セティリア部屋にいねーし。
こんな深夜にどこに居るんだ…。
俺は寝床を江戸川ドイルに占領されたため、
仕方なくセティリアの寝床にお邪魔しにいこうと思ったのだが…。
いないし鍵もかかってるしでどうしようもなかった。
まさかまだ起きて仕事をしているのか?
うぅん……。
俺の知らないところでは、さぞや一生懸命に働いて
真面目に生きていることだろう。
邪魔をするのは少々ためらわれた。
よし、ここはこの屋敷の主の元へ出向くか!www
無論、セレスお嬢様のことである。
メイド探索のために記憶した全ての地図を思い出す。
セレスお嬢様の部屋は……あそこだ。
思考時間0.2秒で思い出し、さっそく向かった。
…………。
なんで既に斬られてるの??
この先はセレスお嬢様の寝室。
こんな深夜に客が来るはずもないだろう。
馬鹿は一匹来たが。
馬鹿は斬っても治らない!!!
静かにしろ。
重点的に肩を攻めちゃらめぇ……。
即刻立ち去れ。
いやさ……部屋にセティリア居なかったからさ……。
き、貴様っ!こんな夜更けに…私に逢いに来るなんて、
何をたくらんでいる…っ!
ベッドを貸してくれ。
お前の部屋にあるだろう。
ふ、深い事情があるんだー;w;
でも何も聞かずに貸していただきたいー;w;
貴様に事情なんてあるとも思えないが…。
か、貸せばこのままおとなしく帰るのか?
あぁ。約束する。
セティリアはずっとセレスお嬢様の寝室の警護を?
あぁ、そうだ。
(うお!初めて俺に笑顔を向けてくれた気がする)
すまんな、邪魔してしまって。
べ、別にかまわないが…。
それよりも、これ、私の部屋の鍵だ。
ほとんど部屋になど戻ったことはないが、
鍵穴が錆びて入れないなんてことは…たぶんない。
どんだけ部屋に戻ってないんだよ。
大丈夫なのか…?その部屋…。
貴様のためにもう一つ部屋を用意するなんてありえない。
……私の部屋で我慢してくれ。
あ、あぁ…。
そう言ってセティリアは部屋の鍵を投げてよこす。
ありがとな、理由聞いてくれなくて(内容は超不純だが
早く行け。
そうして足早にセティリアの部屋の前についた。
ガチャ…。
ご開帳ー☆
なんてことはない。普通の部屋だった。
鍵穴が錆びていることなんてない。シーツも真新しい。
きっと他のメイドが来て、忙しくて帰ってこないかもしれないのに
シーツを変えて行ったんだろう。
ま、仕事だからやってるんだろうな。
深く考えずにセティリアのベッドにもぐりこむ。
ぐっすり寝て、明日江戸川ドイルを殺そう。
そう、胸に誓って…(嘘
しっかし……最近になって急に女の子たちが可愛くなって
きたような……何故だろう。
もちろん怒ってるとき(殺気に満ち溢れ攻撃しているときとか)でも、
可愛いっちゃ可愛いんだけどさ。
なんかしおらしいというか…。
普通のエロゲーギャルゲーだと
完全にフラグなんだけど、何度も殺しに来た相手でさえも
その理論が成立するのかが不安だ…。迂闊に攻められない。
どう見たって俺に惚れているセティリア。
明らかに距離が近くなった江戸川ドイル。
なぜか知らんがどこまでも甘いセレスお嬢様。
なぜここになぎぽんがいないのかが悔やまれるが、
どうやら今回はこの3人しか攻略できないようだ。
くそ……どの選択肢だ、なぎぽんルートは!!?
などと現実をエロゲーギャルゲーに見立てて
想像して遊ぶ。
そして、いつのまにか意識は眠りの中へ吸い込まれていった…。
調子が狂う。
セレスお嬢様といい、あの男といい…。
一体何を考えているのか検討も付かない。
………。
雪千夜。薄汚くて汚らわしい存在。
本来ならばセレスお嬢様と顔を合わせるだけでも
許されないような男。
変態で、なりふり構わず恥ずかしいことを連発で言う。
挙動も視線も全部エッチだ。
あいつは基本的に胸とスカートしか見てない。
しかも………セレスお嬢様を見る目も例外ではないところが
かなり危険な男であることを示している。
……しかし一瞬だけ見せる、こちらの眼を覗いた時の表情。
真剣で、濁りのない透き通った瞳が、容赦なく私の心を侵食していく。
……侵食?この私が?あはは、そんなわけがない。
考えすぎている。
雪千夜なんてどうでもいいし、さっさと消えてもらいたい。
そう…それだけだ。
はぁ………。
今頃私の部屋で寝ていると思うと、とても憂鬱になる。
奴の匂いがベッドに染み込んでしまわないかとか。
逆に奴が匂いを嗅ぎまわっているんじゃないかとか
(まぁ、ほとんど戻ったことがないのだから匂いなんて皆無だろう)。
人の部屋で、……へ、変なことしてないかどうかとか。
っっ…!!!
ダメだダメだ!!しっかりしろ、セティリア!!
以前の私はどこに行った?頼むから戻ってきてくれ…。
死なない体、そして人並みならぬ性欲表現…。
まだ、この世界に私の知らないXienがあるというのかしら。
もし彼から生まれる子供が『死なない人間』だとしたら、
世の中はいずれ『死なない人間』だらけになる…のかしら?
それは数多くの人が夢見た、いわゆる永遠の命である。
幾度となく研究者が探求を続け、そして至らなかった領域。
今後も至る予定もないのだろう、予算も切り上げられ、
無人の研究機関だけが残る昨今。
そこに、突如現れた『死なない人間』。
研究所に渡して支援金を多少渡せば、すぐにでも技術は進んで
永遠の命を得ることの出来る薬、あるいは魔法が開発されるかもしれない。
人類の夢の一つが彼の中に眠っているのだけれど…。
人道を外れているにもほどがありますわ。
わたくしは外道にも悪党にもなった覚えはありませんもの。
そう、フォンティナ家でかくまえばある程度の情報漏えいは防げる。
彼自身が自分の死なない体をそこまで気にしていなかったのが幸いなのか、
誰もが『死ににくい体』、あるいは『しぶといゴキブリ並みの生命力』程度にしか
思っていなかったはず。
その力は誰に利用されても行けない。
雪千夜、彼個人で全て消費しなくてはいけない。
最終的には、死なない人間をも殺せる、矛盾した殺し方を
用意しておかなくては行けない……ということね。
今後、きっと彼は苦しむ。
自分だけ生きながらえ、愛した人は歳を取り、やがて死んでいく。
もし死なないのであれば、それを、人類が最後の一人になるまで
見届けなければ行けない運命が待ち構えている。
彼はあっけらかんとしてみんな気づかないけど、
これは、人類史上最悪のケースだ。
今まで誰もが夢に見た不老不死が最悪のケースだなんて…。
皮肉もいいところね。
またいつぞやのように文献探しをしに行こう。
そして、彼を救わなければならない。
……なぜ?このわたくしが?
何故かしら?
きっとわたくしのことですから、
理由はないんでしょうけど。
人事のように、独り言を言い放つ。
そう、常に理由なんて後から付いてきたもの。
やりたいようにやる。在りたいがために在る。
要するに、いい暇つぶしがやってきて浮かれているだけなのだ。
セティリアもまんざらじゃないようだし、
屋敷に寝泊りさせることができたのは結果的に大正解だったってわけね。
後は時の流れに身を任せ、
結果を楽しみにするだけですわ。
ぐぅー……てやんでぇばぁろぉめ ぐへへへ……Zzz
江戸川ドイルはただ熟睡していた。
To Be Continued...
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