TITLE: 水入らずブレイクタイム
普通の女子はいないのかーー!!!!
本をベッドの上で寝転がりながら読んでいたが、
突如叫びたい感覚に襲われた。
はぁ……はぁ……そうだ、何故今まで気が付かなかった…。
こんなやつらと関わったって幸せになれるはずがない!
改心するかもしれないが、いつ心が入れ替わって殺しにかかるかも
わからない超危険人物の集まり…。
それは、檻の中に閉じ込められ、ライオンと日夜過ごすようなもの。
少しでも油断すれば狩られる。
ここのメイドさん全員と仲良くなって
ハーレムを作りたいという計画だったが…。
変なやつが嫉妬して五体を
分割してくる気がする。
そのインスピレーションは未来予知に近かった。
大体ロリエロボディも怪しい。
あの行動はどう見ても恋愛衝動にしか見えない。
くそっ、俺が魅力的なばっかりに!!!!
しかし、神からもらった宝顔を捨てることなど出来ない。
何をどうやってもイケメンになってしまうからだ。
ならばその神イケメンを利用し、
速攻で寝取って 速攻で駆け落ち しかない。
どこからか聞こえる声:そうは、させない…。
ぎゃーーお化けーーーー!!!!!???
(この顔のほうが怖い)
美少女戦士……登場。
なんだ、我が妹ではないか。
こんなところまでよくこれたな。
イケメンの暴走を……止めに来た。
自分を美少女と言っている時点で
俺と同類だと思わないのか?
私は……美少女じゃない……。
超美少女。
相も変わらずすばらしい思考回路だ。
兄上……と、同じ星の下で、生まれた……。
私も、神に選ばれた……人間。
そう、確かにお前の顔立ちはいい。
でもな、兄として言わせてもらう……。
感情と表情がまるっきりダメなんだ!!
そんな、わけない……。
私の、感情も…表現も可愛い……。
にこ。
あ、歯槽膿漏。お前ちゃんと歯磨きしろよ。
これは……夢が膨らんでる、の……。
そうだね。赤黒い夢が詰まってるね。
夢、詰まってる……から、家……帰る。
あぁ、じゃあな。
兄上、も……一緒、帰る。
その兄上の頼みだ。
結婚出来るまで家で待っててくれ。
いつも、そう言って……結婚、できない。
本当は……イケメンじゃ、ない。
お前も美少女じゃない。
確かに……私は、美少女……じゃない。
超美少女。
ダメだこりゃ。
兄妹だからこそわかる。
俺と同じく、現実を認めないタイプだ。 ←自覚はしている
兄上、は……私のこと、好き……?
好きだけど恋愛対象としてじゃないと
何度言わせたらわかる。
ちなみに血が繋がってないという設定があっても
その無愛想な顔は受け入れられないwwwwww
……。
ぽ。
お前、昭和な反応するなよwwww
というか好きってところしか聞いてなかったろ!
ぽ。
あぁ……なんて時代を感じる表現なんだ……。
だから感情と表情がまるっきりダメだと何度言えばわかるんだ……。
俺の調教が下手なのも原因の一つだが。
イケメン……探して、来る……。
いてら〜。
ちなみにこの屋敷の執事は全員じじいだ。
ダンディなおじいさんも……いいかも。
帰れ。ここは俺の狩場だ。
兄妹、そろって……探すのも、一興。
一興の意味わかってるのか知らないけど。
…じゃー交換条件。
もし可愛いメイドを見つけたら情報をくれ。
お前の魔眼『ブラックローザ・アイシス』なら可能だろう。
魔眼……疲れる……。
兄上、の……固有結界、貸して。
アリス・クローチェは図書館の本じゃねーんだよ!
残念、無念……また来週。
イケメン探ししないの?
兄上……の狩場……どうせ、ろくなやつ、いない……。
ゆきょ〜ん(´・ω・`)
帰る、から……送って。
なぜそこまでせなあかんのや。
帰り、道……忘れた……。
どじっ娘は好きだけどお前のは許さん。
我が妹ならば、そのくらいの修羅場は自力で通ってみせよ!!
使えない………。
使えない兄で結構結構。
これも妹に対する愛情と知れ。
愛されるよりも……愛したいMA☆JI☆DE☆
古っ!!
こうして、兄妹の歪んだ水入らずの時間は過ぎていった。
ていうかお前、なんでここにいるの?
どうやって入ってきた?
バインドストーン(EP2用)……に、登録……してある。
すっげ、そんなのあるのかっ!?
嘘。
……嘘は恋の始まり。
なんて素敵な詩だ……じゃなくって、
それ、『泥棒』だから。
褒められた………。
最後まで聞け!!!!
To Be Continued...
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