TITLE: 調教も真面目にやらなきゃただのイジメ
やっぱり、命令………無視、する。
ぼそりとランズミはそうぼやいた。
気が変わったのか?
まぁ、お前に関しては許可を出しているから
いいが…。いいのか?
うん………命令、無視して………
怒られたほうが、気持ち……いい。
あ、あはは……。
(今までで一番苦手な性格だ)
………いい?
別に止める理由もない。
あいつの部屋の場所はわかるのか?
この、探知機で………。
…その探知機、屋敷の入り口にもセットしとけ。
兄上、専用………なの。
あっそ。
探知機を見ながら進むランズミ。
どう見たって隠密には見えない…。
ステルス、ON
車椅子にあるボタンを押すと、たちまち姿が消えていった。
江戸川様のステルス迷彩みたいなものか。
セティリアは特に気にしなかった。
よし、ステルス迷彩で雪千夜をぼっこぼこにしてやる…。
兄上の、部屋………もう少し……。
後はこのドアをこっそり開けて…。
この、扉の向こう……。
ガッ!!!!
痛っ!
………誰?
お互いステルス迷彩を解除。
なんだ、いつぞやの妹ではないか。
………誰?
忘れたのかよ!!
ほら、最初雪千夜の部屋でばったり逢った…。
……セティリア、さん…?
あんな泥んこ雌豚と一緒にすんな。
じゃあ………兄上のペットの、みゅぅ?
誰がペットじゃボケ!!
ぺ、ペット……ペット……そ、それもいいかも……。
首輪、付けて……「ご主人様」って、言うと……喜ぶ。
ランズミは個人用の首輪を渡した。
こ、こうかな……。
あ、あの…ご主人様?
………なんか、微妙……可愛くない。
はぅ…っ!!
もっと、私みたいに……Mっ気を、出して……。
ご、ご主人様のためなら……なんでもします……。
曖昧じゃ、ダメ……もっと、こう、そそる感じ……。
ランズミレッスン開始から小一時間後……。
はぁ……はぁ……い、痛いですご主人様……。
で、でも、もっと踏んでくださいっ…!
うん、だいぶ……様になって、きた……。
なってねーよ。ていうかお前ら俺の部屋の前でうっせーよ。
あ、ああぁあああ………。
兄上を、じらす……作戦。
全然なってねーしwwwww
大体、教えたはずだ我が妹よ。
調教するといっても、その人間の本質を最大限に活かした
方法でなければダメだと。
江戸川ドイルの場合は、基本Sだが性的方向では受けになる性質がある。
だが受けだからといってMとは限らない。
そこを踏まえて調教しないと、その本来の資質を
100%活かしてやれないじゃないか。
まだお前が調教するのは早い。
ごめん……なさい。
別に怒ってねぇけどよ……。こいつ、どうすんだ。
あはは……なんだろう、この気持ち……。
なんか、なんか変だよ……。
間違った、教え方……したから、感情コントロールが……。
だな。本来の属性と違う属性を無理やりねじ込まれたんだ。
それはもう強制でレイプされているのに感じている自分に
戸惑いを感じるときと同じぐらい居た堪れない気持ちであろう。
まぁなんだ。ランズミにも後で教えてやるが、こうゆうのの
リセット方法もあるから安心しろ。
あ、だめっ!!今、その……感じやすくて、やぁ…っ!!
渇っっっ!!!!!!!!!!!!!!
…痛っ!!
あ、気持ち……良さそう。
お前の名前は。
江戸川ドイル……探偵だ。
俺が誰だかわかるか?
フェチでオタクでフィギュアマニアのバカ雪。
渇っっっ!!!!!!!!!!!!!!
痛っ!!!
俺が誰だかわかるか?
フェチでオタクでフィギュアマニアのバカ雪。
渇っっっ!!!!!!!!!!!!!!
…痛っ!!
俺が誰だかわかるか?
フェチでオタクでフィギュアマ…。
おかしいな、正気にならないみたいだ。
ちなみに直るまでやめないぞ。
それとも本当にドM体質にでもなったのか?
それはない。……わかったよ。雪千夜だろ?
よし、直ったな。
さすが、兄上……惚れちまう………ぜ。
お前もおかしいみたいだな。直そうか?
……お願いしm
目的がわかるからしてやらん。
け、蹴って……せつない、よぅ……。
で、お前らなんで俺の部屋の前で
羞恥プレイしてるんだよ。
面白いか?
な、なんでこんなことになったんだっけ……。
兄上の、ペットの話……みゅぅ、ちゃん……。
……猫のみゅぅはもう死んだ。俺もお前も、
ずっと泣いてたじゃねぇか…。
うん……。
忘れろとは言わない。でも、あまり思い出したくないな。
ごめん、なさい……。
さすが兄妹。思い出と話題が豊富ね。
しかしみゅぅの話からなぜM女調教に入った?
ペット……首輪……ご主人様。
全部お前の願望じゃないか。
この人、乗り気……だった……。
あ、あはは!じゃあ私はそろそろ帰るよー!
超小型ジェットを装着し、颯爽と屋敷内を飛んでいった。
まったく、これだから常識離れしてるやつは…。
やっと……二人きり……。
命令無視したな?超ドMだとしても絶えられないぐらいの
苦痛を与えてやろうか。
楽しみ……わくわく。
………はぁ。
ダメだ、これ以上やっても耐性が付くばかりだと、
ただため息をつくしかない雪千夜であった。
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