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新学習指導要領



新学習指導要領と移行措置について

  2011年から小学校、2012年から中学校で新学習指導要領が実施されます。
     大きく変わる点は、

○授業時数がかなり増えること(主要教科を中心に)
○指導する内容が増えること
(ただし、2002年までに大幅に減らしたものや、上の学年に持ち上げたもの
をもとにもどしたという単純なものではありません。これからより必要とされる
ものを付加したり、時代に合わなくなったものを変更したりしています。)
○理数教育を強化していること
○国際化に対応するための内容を、英語と社会に付加すること
【授業時数】
       小学校       現行      新
     算数  小1     114    136
          小2       155    175 
          小3〜6   150    175
         理科    小3      70      90
                 小4      90     105
                 小5・6    95     105
         国語  小1     272    306
               小2     280    315
               小3・4   235    245
               小5     180    175
               小6     175    175
         社会   小3      70      70
               小4      85     90
                 小5      90        100
                 小6     100       105
 
*英語が小5・6で必修になります。(週1回、年35時間)
*体育も小1〜4で12〜15時間増えます。
*総合的な学習は、35〜40時間減ります。
中学校      現行    新
     英語  中1〜3   105    140    週3から週4へ
数学  中1       105    140
          中2     105    105   中1と中3で週3から週4へ
                中3     105    140
         理科    中2      105     140    週3から週4へ
                 中3      80     140    週2・3から週4へ
         社会  中3      85    140   週2・4から週4へ
         国語  中2     105    140    週3から週4へ
*主要教科については大幅な授業時間数増です。教科書もだいぶ分厚くなることでしょう。
*体育も各学年90→105と増えます。
*総合的な学習はかなり減ることになります。

【注意点】
  2011年や2012年だったら、まだ先のことだと思ってはいけません。
 今回の改訂の大きな特徴は、移行措置として前だおしが行われることです。
 これまでは決まってから3年ぐらい余裕があったのですが、今回は決まった翌年から
授業時数も指導内容も段階的に変更され実施されるのです。だから、今回の改訂は実際には2009年4月から動き出すことになります。

【まとめ】
   新しい時代に対応した教育の充実をめざした改訂ですが、これまで30年、ひたすら 減らすことに努めてきた指導要領がやっと軌道修正に向かったという意味で評価すべきです。
  授業時数増や指導内容増は、特に中学で増加幅が大きく、公立と私立の差が縮まるのは間違いありません。
  獲得すべき知識量が増える時代こそ、学習能力や学習方法が重要になってきます。SSAの子供達の活躍が楽しみになってきました。
 心配な点は学校の対応です。今まで経験したことのない移行措置を実施するのは大変です。内容の増える分については、国が(実際には教科書会社が)補助教材や副読本を配布することになっていますが、先生が消化不良だと生徒も消化不良になる恐れがあります。頑張ってもらいたいものです。SSAではこの点も考慮して子供達をバックアップしていきます。