郭公の棲家 7






激怒したアスランは最高に卑怯だった。
ひっくり返ったテーブルのクロスを倒れたハイネに覆い、散々蹴りつける。

いつも冷静なザラ家の御曹司とは思えない暴挙に、周囲の面々も唖然として立ち尽くしている。

「アスラン、もう止めて!!」
「駄目、危ないから姉さ……いえ、キラはこっちへ!!」

ニコルが暴れるキラの両手を掴み、必死で遠くに連れていこうとする。
そこにラクスまで加わった。

「ニコル、ラクス、僕を離して!!」
「キラ様、お可哀想ですが、私もアスランが正しいと思います。貴方は私達の大切なお友達、気軽に浮名を流す殿方に遊ばれていい方ではありません。ここにいないイザーク様、ディアッカ様も、もしいらっしゃればアスランと同じようにハイネ様に拳を振り上げたことでしょう。キラ様がこんな人前で晒し者になるなど、もし私の父、パトリック様レノア様、エザリア様、また他の貴方を慕う皆様方がお知りになったらどう嘆かれるか。己のお立場をお考えください」

賢いラクスは冷静だ。
彼女はキラのウソを知りつつも、キラの面子を考慮に入れた上で彼女を諌めつつ、ちゃっかりキラがアスランとラクス、また最高評議会議員子息達共通の『友人』であることを周囲に強調し、自分とアスランの立場を守っている。

ラクスは婚約者の鏡だ。
ならばキラだって、ハイネの恋人役を引き受けたのだ。きっちり彼を守らなければならない!!

「……ゴメン……」

キラは上半身を背後に倒し、二人に捕まれた腕を引っ張った。体のバランスを崩した二人の腕を、軽く体を捻って戒めを解く。
ラクスとニコルから逃れた彼女は、まっしぐらにアスランの腕にしがみついた。


「……アスラン、友達を蹴っちゃ駄目だって!!」
「……はぁ? 誰がこんなヤツと!!」

何故か彼はますます激吼する。キラは亀のように首を竦めたくなったが、頑張れと自分を励まし、しっかりとアスランの両手を引っ掴む。

「だって普通、婚約パーティー呼ばれるぐらいなら、アスランとハイネは友達でしょ?」
「だからお前は世間知らずだというんだ」
「何がだよ?」
「いいからキラはひっこんでいろ。お前が出てくると話がややこしくなる!!」
「だったらアスランも止めて。ハイネ無抵抗じゃないか!!」

キラがアスランを止めている間、テーブルクロスからもぞもぞとハイネが身を起こした。
ハイネは、正規の軍人だ。急所だらけの顔を、両手でガードしていた筈。
なのに彼の唇は切れ、広い額に血が伝っている。
足の力は腕の三倍。いかに鍛えられた軍人でも、蹴りを防ぎつづけるのは無理だったのだ。

「ハイネ、君もなんで抵抗しないの?」
「……バカヤロウ。赤服が、民間人を殴れるか!!……」
「なら逃げて」

と、キラが言った途端、彼女の手の中から幼馴染もどきは消えた。

「誰が逃がすか!!」
「アスラン!!」


キラを無視し、アスランは再び拳を振り上げてハイネに掴みかかる。
無抵抗なハイネへ卑怯な振るまいを続ける彼に、とうとうキラの堪忍袋の緒がぷっつり切れた。


「………僕、止めろって言ったよね。聞けないのかこのバカヤロウ!!……」


キラは、左膝で的確にアスランの横腹に蹴りを入れ、上半身を折った彼の頬を右拳で抉るように殴り飛ばす。
アスランは男の意地をかけて倒れるのは踏みとどまった。
だが、キラの顔を見て彼は硬直した。
目が据わり表情も消え、仁王立ちした彼女に荒々しい怒気はないが、触れたらすっぱり切られそうな、純然たる殺意を滲ませている。
まるで常春の世界から、永久凍土に来たような豹変ぶりだ。

「ま…待て、キラ……!!」

今度はアスランが焦って、両手を突き出して振りつつ後ずさるが、これが拙かった。
キラは反射的に身を屈めて彼の手をかいくぐり、アスランの懐にもぐり込むとボディーに思いっきり拳を叩き込んだ。お腹を手で押さえた彼の背に、両手で握って作った拳を頭上に振り上げ、勢い良く叩きつけるついでに、曲げた自分の右膝で彼の腹を再び抉り、体をサンドイッチにする。

「……ゲホッ……、キ…キラぁ……」

身を屈めながらもアスランは手をキラの方に伸ばし、待ったをかける。だが、手を伸ばされた行為が、掴みかかる仕草に見えたキラは、咄嗟に手にしたワインのボトルを容赦なく彼の頭に叩きつけた。
液体と割れたガラスが勢い良く飛び散り床を汚し、アスランはなす術もなくその中に倒れ伏す。


「………ふぅ………」


確実にアスランを仕留めた手ごたえを感じ、充実したキラの動きが止まった。
その途端、憑き物が落ちたように、彼女の目に表情が戻る。

「……あ、ゴメンねアスラン……、つい本気でやっちゃった」

我に返ったキラは、あわあわアスランの横にしゃがみこむと、つんつん彼の旋毛を突ついてみた。
自分が悪いことをしたと思ったら、即謝罪しなさいというカリダの教えは、ばっちり彼女に習慣づいている。

「ねぇ………、生きてる?」

恐る恐る小首を傾げて聞いてみる。だが、うつ伏せに倒れたアスランは動かない。
キラは段々心配になってきた。


「……ねぇ、大丈夫? アスラン……、アスランったらねぇ?……」

じわっと涙を浮かべながら、膝をついて彼の頭を持ち上げ、あお向けるとゆさゆさ揺さぶる。


「………キィィィラァァァァァ〜〜〜………、お前なぁ………」

返答が返ってきた途端、キラはほっと安心しぎゅっと彼の頭を抱きしめた。
「いたたたた!! キラ、お前の手、瘤……当たってる!!」
だが、ボケナスは嬉しげにうんうん頷いた。
「頭の傷は、出血した方が怖いんだよね」
「馬鹿、逆だ」
「えええ、そうだったっけ!!」

キラはアスランの傷を調べようと、サルがノミ取りをするかのように、彼の生え際をまさぐった。そんなキラの手を、合計四本の手がやんわりと止める。
ラクスとニコルだ。

「後は私が。キラさまは早くハイネさまの方へ」
≪後は僕達に任せて、早く『彼』を連れて退場してください≫

聡い二人が目配せをくれる。見ると少し離れた場所で、顔に傷を負ったハイネを介抱しようと、ミーアが半泣きで膝をつき、彼の血を拭おうとしている。
「お前なんか近寄るな!!」
だが、ハイネはとミーアの手を嫌がって暴れており、このままでは収拾もつくまい。

キラはこっくりと頷くと、ラクスとニコルにアスランを預け、まっしぐらに彼の元に走った。

「ハイネ!!」
「……キラ……」

血まみれの彼は、ほっと表情を和らげ、膝をついたばかりのキラの腰にぎゅっと抱きついてしがみ付き、そのまま子供のように膝にぽすんと顔をうつ伏せに埋めた。
「こら。あお向けてくれないと、傷がふけないでしょ?」
キラはハンカチを取り出し、まずハイネの額にこびり付いた血を拭う。彼は目を瞑ってキラに全てを委ねているくせに、ゴロゴロキラの膝に懐いたまま、言うことを聞いてくれない。


「……どうして私を拒むの?……」
ミーアの顔は蒼白で強張り、目からぼろぼろと勢い良く涙が迸る。


「…………、ねぇ、ハイネは私が醜いから拒絶するの?…………」


ハイネはキラの膝に顔を埋めたまま、疎ましげに目だけを眇めて彼女を睨む。

「お前うざいんだよ。四六時中俺につきまとって、はりついて、監視して」
「………だって……、優しかったじゃない。ずっと、ミーアに凄く優しかったじゃない!! 好きってハイネだって言ってくれたのに、どんな我が侭だって聞いてくれたのに……」

「客にホテルの人間が優しいのは当たり前だろ。でなきゃ誰がお前みたいなのをわざわざ構うかよ。俺の迷惑顧みず、てめぇの我が侭ばかり押し付けやがって。俺が士官学校へ入りゃ、勝手に婚約者名乗って寮に忍び込んでくれたよな? 人が軍艦に配属されて、プラントの為に戦ってる時も、てめぇはやっぱり俺の妻だって騙りやがって、昼夜関係なく毎日くだらねぇ通信入れてくれたよな?」

「だって……、会いたかったんだもん。話したかったんだもん。ミーアは……ただ、いつだってハイネの傍にいたかっただけだもん……」
「だからそれがうざいって言ってるだろがこのストーカーが。お前は容姿が劣っているんじゃねぇ、根性が捻じ曲がってんだこの性格ブス!!」
「……酷い!!……酷いわハイネぇ………」


顔を覆って号泣しだしたミーアに、キラは居たたまれなくなって顔を背けた。
だって彼女の声はキラの親友……向こうの世界に残してきたラクスにそっくりで、ハイネを好きという彼女の気持ちは本物だ。
婚姻統制法には腹を立てていたし、ハイネに昨日優しくしてもらったから、彼の頼みを聞いて恋人のふりをしたけれど、キラは彼を愛していない。なら、真剣にハイネを想うミーアの婚約を、キラに阻む権利は無かった。

ミーアのとった方法は、確かにやりすぎだろう。
ハイネが怒るのも当然だ。でも、ハイネがキラに嘘をつき、彼女を傷つけるために婚約パーティーに連れて来るのは間違っている。
彼女が真実ハイネを想っているなら、ハイネも誠実に断らねばならなかったのに、彼は逃げた。逃げるからミーアもむきになって追った。それがこの堂々巡りの顛末ではないのか?

人を好きになるという気持ちは執着と同じ、理性が飛んで歯止めがきかなくなる。
好きな人に会いたくて、声を聞きたくて、我慢できない気持ちは理解できるから。


ストライクに乗っていた頃、いつもイージスを見つけると、自然に回線をアスランに繋げていた。
戦っていたのに、それでも彼の声が聞きたくて。
『来い!!』と誘われたって、彼の望みを拒絶せざるえない。彼の声を聞けば聞くほど、辛くなると判っていたのに――――。


「嫌よ嫌よ、ハイネはミーアのなの。誰にも渡さないんだから、ハイネはミーアだけのものだもん。ずっと好きだったのに、ずっと子供のころからミーアはハイネが好きだったのに!! 国だって対の遺伝子だって認めてくれたのに、ミーアは絶対あきらめないんだから!!」


キラはこくりと息を呑み、思わず握り拳をにぎゅにぎゅ作ってしまった。
ハイネとミーアが子供の頃からの知り合いなら、彼がまたもやキラに嘘をついていたことになる。
だが、ここでハイネを詰るわけにはいかない。

キラはため息を小さく吐くと、膝に顔を埋めたままの彼の旋毛を、ちょいちょいつついた。


≪……ね、もう行こうよ。いいでしょ?……≫
≪ああ、潮時だな。肩貸してくれるか?≫
≪……うん……≫

身を起こした彼の腕を取ろうと手を伸ばすと、ハイネはにやりと笑って、すかさずキラの腰に腕を回した。

(……こ、こら!!)

「行くぞ、キラ」
よろけつつも、彼はキラにぴっとりと寄り添いながら、堂々とエスコートする姿勢を保つ。
ミーアの泣き声が、更に火がついたように激しくなる。

「貴様など勘当だ。二度と家の敷居を跨ぐな!!」

キラが、野太い怒声に吃驚して振り返ると、オーギュスト・ヴェステンフルスがハイネを睨みつけていた。
(……当然だよね……)
だがオーギュストが肩に手を置き、抱き寄せた後妻とその息子の姿を見て、キラはもう一つハイネの嘘を発見した。
後妻に子供が生まれたから、自分の居場所が無くなったと彼は言った筈、けれどあの子はどう見ても赤子ではなく、6〜7歳の少年だ。

この分では、キラは一体どれぐらいハイネに嘘をつかれているのだろう?
ため息混じりに吐息を零すと、キラはついでにアスラン達に目を向けた。

アスランはじたばた暴れており、ラクスとニコルが必死で押さえつけている。あの様子では今晩、怒りの通信が届くのは確定だ。

キラはますますブルーになった。



☆☆



二人がマリア・ブランシェホテルの最上階にある、ハイネの部屋に戻って来れたのは、20時を少し回った頃だった。
四人が楽々座れるソファーで、キラはフロントから借りた救急セットをテーブルに広げ、ハイネの怪我の治療を施していた。地球軍に所属していた時、簡単な応急処置のやり方をディスクで学んでいたが、こんな所で役に立つとは思わなかった。


「今日は悪かったな。しっかし、お前の幼馴染が、あの『アスラン・ザラ』だったなんて。ガキの頃にどっかに留学してたことは聞いてたが、オーブとは知らなかった。お前がビーバーの着ぐるみなんか選ぶから、ちっともピンとこなかったぜ」

誤解は多々あったが、今は解く気力もない。

「……あ、ハサミがない……」
「ちょっと待て、ほれ」

ハイネがサイドボードの引き出しを開け、ごそごそと中をさばくった後、大きな銀色のハサミを取り出した。
「大きいね。刃渡り30センチ?」
「まぁ、ペーパーナイフ代わりに使ってるやつだから」
「ふぅ〜ん」

上流階級は、パーティーのお誘いとかの招待を、今だ手紙でやりとりしているらしい。
ハイネは異性にもてそうだから、お誘いもさぞかし多いのだろう。

キラは黙々と大きなガーゼを切り、アルコールを浸してから、ハイネの額の傷を拭った。
ハイネの整った顔は、アスランにボコボコ蹴られたので人相がちょっと変わっている。
早く手当てして冷やさないと、明日は風船みたいに程よく膨らむ筈だ。

「いてててて。キラァ〜、もう少し丁寧にやってくれよ、な?」
甘えてくる彼が、今は少し癇に障る。
ハイネにはハイネの事情があるのも判っているけれど、懐いていた人間に、嘘を盛りだくさんつかれていたと気づいた今、いくらキラが単純な人間でも面白かろう筈もない。

「ハイネ、次は上半身脱いで。肩とか背中とかも蹴られたでしょ。怒ったアスランは容赦ないから」
「流石幼馴染だな。良くご存知でって言いたい所だけれど、俺、ザフトレッドなんだぜ。誰が素直にやられるか。ちゃんと受身を取って…・…」
「はいはい、でも脱ぐの。僕ハイネの言葉は金輪際信じない」
「なんだぁキラ、俺に逆らうなんて生意気じゃん。ああ、お前実はベッドへのお誘いか〜なんて………いてて!!」

キラは唇を引き結んだまま、問答無用でハイネの上着をひん剥いた。ドレスシャツも無理やり引き剥がして彼の上半身を素っ裸にすると、やっぱり彼の背中も肩も腕も、打撲で熱を持ち、また蒼痣だらけだった。

「……ほら、ウソツキ……」

腕、肩、ともに骨折はないみたいだが、面積が広い上、打ち身の数も多いから大変だ。熱くなってる背中や肩に、キラはペタペタと塗り薬を激しく擦り付け、冷却シートを貼りまくる。

キラが治療に専念している間、手持ちぶたさになったハイネは、サイドボードに用意してあったグラスとブランデーに手を伸ばす。
景気付けかと思って放っておいたが、彼はなんと、氷を二つ入れただけのグラスに、酒をなみなみと注いでそのまま一気にグラスを煽った。
キラは思わず、ハイネの頭を軽く小突いてしまった。

「こら、お酒飲むと体が熱くなって、傷がますます疼くよ?」
「痛み止め代わりの寝酒さ。大したことないぜこんなの……あ、キラも飲むか? イギリス産の年代ものだから旨いぜ……」
「……僕の話を聞け〜〜……」

キラにニヤリと含み笑いを見せた後、ハイネはもう一杯同じ物を煽った。
またからかわれている。
そう気づいたキラは、ぷっくり膨れて、ハイネからグラスを取り上げようと手を伸ばした。

「何かお腹にいれないと、胃に悪い」
「そうか、ならキラを食べるか♪」
「こら、君、もう酔っているし!!」

酒も取り上げようとしたとき、抵抗したハイネがブランデーの瓶を勢いよく倒した。
サイドボードに、みるみるお酒でできた水溜りが広がり、部屋に濃厚な香りが充満する。
だが、さっきハサミを借りた時、開けた引出しが締まりきらなかったのだろう。茶色の液体が、引力の法則通りに、大量に引き出しの中に流れていく。

「うわぁ!!」

ハイネは早かった。彼は直ぐにサイドボードから引き出しごと引きぬくと、テーブルの上にキラが置いたガーゼの塊に中身をひっくり返した。

テーブルにぶちまけられた紙がひらひらと床にも滑る。
それは、キラが見まごうことなく沢山の手紙だった。ハイネは焦りながら、酒で汚れた手紙を探しては、紙を痛めないようにトントンとガーゼで叩いて水分をふき取っている。
そんな姿に、キラはほっと目を輝かせた。

「なんだ、マメに大切な手紙をくれてる人がいるじゃん。やっぱりハイネ、家族にもちゃんと愛されてたんだ……」

キラの言葉は尻すぼみとなった。なぜなら、封筒の裏に書かれたサインは全て、ミーア・キャンベルのサインが綴られていたのだから。
中には拙い文字もある。どう見たって子供、それがミーアの名前を綴っているということは?

キラの顔が、またぴくりと強張った。

「……ハイネ、これどういうこと? 普通付きまとわれてウザくなってる人からの手紙って、捨てるよね?……」
「……………」


唇を引き結び、ハイネは視線を反らす。
そんな態度を取られれば、いい加減、キラの我慢も限界がきそうだった。ミーアは子供の頃からハイネのことを好きだと言っていた。その証拠が目の前にある。
だったら、キラの存在で傷ついたあの子の気持ちはどうなる?



「お前には関係無い、…忘れろ」



きつく突き放したハイネの声色に、キラは逆に心がすうっと冷めた。彼がミゲルに似ているなんて、ホント、自分は何を馬鹿なことを考えていたんだろう?
この人は、アークエンジェルで、出会った頃のムウと同じだ。人好きのする楽しく親しみやすい外面で、民間人だったキラを自主的にストライクに乗せ戦わせようとする、真っ黒い内面を隠しつつ、キラを猫撫で声で甘やかしてくれた、かつての彼と同じだ。

かしかしと頭をかき、ハイネは口を噤む。


「……今日は色々ありがとな。エレカ呼んでおくから、気をつけて帰ってくれ」


更に追い討ちをかけるハイネに、キラは歩み寄ると、冷却シートを一枚剥がし、力いっぱい彼の広い額に貼りつけた。
彼の目の前で仁王立ちし、目を眇めて睨みつける。今のキラはアスランをぶちのめした時同様、目はガラスのように無表情となり、触れれば切れそうな底知れぬ恐ろしさを身に纏っている。

「ふざけるな、君は一体この二日間でどれだけ僕を騙したと思っている? 僕が何も気づいていないと本気で思ったのか、このバカヤロウ!!」



06.07.05



長くなりすぎたので、一旦切ります( ̄― ̄)θ☆( ++) 
白キラは、辛抱の糸がぷっつんすると、日常でも種割れします(笑)
日頃おとなしい人を、怒らせてはいけません。

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