北米史(中国タイプ)<12世紀まで>(2012年12月23日)


紀元前二世紀>数千人単位のカルタゴ海軍の敗残兵、
「大西洋の彼方に豊かな土地がある」との古い時代の冒険者からの伝承を信じ、
苦難の旅の末に北米大陸東岸に漂着する。植民地建設を開始。

前1世紀〜1世紀>初期に見られたネイティブアメリカンとフェニキアとの軋轢が徐々に解消し、
両者融合して行く。
フェニキアの持ち込んだ鉄器や灌漑農業がミシシッピ流域にまで普及。
人口が急増し、土のピラミッドを中心にした都市国家が多数建設される
(日本の弥生〜古墳時代に類似)。

2〜3世紀>ミシシッピ流域に強い王権を中心とした宗教センターが多数建設される。
ミシシッピ川を介しての交易網が発達し、これに沿った都市の幾つかに、人口10万をこえる巨大なものが出現。 底面積ではエジプトピラミッドを数倍凌駕する巨大な土のピラミッドが建設される。
一方、ミシシッピ発展の影響やフェニキアの持ち込んだ馬牛などの大形獣畜類を取り入れる事で、
北米中西部の狩猟民族の活動が活性化し始める。

4世紀>中西部騎馬民族から有力なものが起り、大挙侵攻してくる。
ミシシッピ流域諸都市を統合した強大な統一王権が興る。
しかしこの戦乱により多くの都市が焼け落ち、フェニキアから伝えられていた文化の多くが消失する。
一方、ミシシッピで交易活動に従事しフェニキアの航海技術を一部継承していた人々の中から、
戦乱を嫌って南方カリブへ脱出する人々が現れる。

5世紀〜6世紀>統一王権は幾人かの有能な王を輩出し、
ミシシッピ流域にその後興る歴代王朝の基礎となる優れた政治制度を確立して行く。
また、西部の部族(ナバホ、スー等)の宗教観を採用した新しい文化が芽生える。
益々、フェニキア色は低下して行く。
一方、カリブへ脱出した人々はキューバ等の島々に新しい植民都市を建設。
その後彼等はユカタン半島においてマヤと接触する。
マヤで採れるカカオ、ゴム等の産物がミシシッピのトウモロコシと交換される形で、
南北の交易ルートが開発される。

7世紀>統一王権崩壊。群雄割拠の戦乱状況に入り、そこへ新たな西方騎馬民族が侵入する。
一方でメソアメリカからサツマイモ等の優れた農作物や農業技術等がもたらされる。

8世紀〜9世紀>動乱が集結し、前王朝のシステムを継承する新たな統一王権が起る。
平和な時代に農業技術が発展し、
荒れ地でも育つサツマイモ等の導入も相まって北米東部全体の人口が急激に増大する。
この頃からミシシッピ流域から北米東岸にかけての人口が
アンデス、メソアメリカを上回るようになり、
文化的にも新大陸屈指の高度な文明へと成長して行く。

10世紀〜11世紀初期>再び西方騎馬民族が侵入。北米東部はまたも動乱の時代に入る。
更にここへバイキングが来航。
旧大陸からもたらされた様々な病原菌が人口を3〜5割迄激減させる。
戦乱の時代がその後、長く続く事となる。

11世紀終わり>再び統一国家が、巨大な権力を持つ専制君主によって建設される。
インフラの整備や対外膨張政策がとられる。
人口もこの頃から回復に転じる。


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