天眼の王7![]()
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「精がでるねぇ〜旦那。どうだい?奥さんの調子?」
「まぁ〜相変わらずですよ」
「そうかい。あんたも大変だねぇ。親御さんが目の前で死んだとか言っていたけど、よっぽどショックだったんだろうねぇ。可愛そうに・・・でも、まぁ、あんたみたいな優しい男前の旦那が居るんだから直ぐによくなるって!これでも食べさせて元気つけてやんな」
近所の世話好きの後家さんが籠に入れた卵を差し出した。
「いつもすみませんね」
「いいよ。昨日屋根直してくれただろう?助かっているのはこっちの方だよ。じゃあお大事に」
男はもう一度礼を言って見送ると、耕かしていた畑の脇に腰掛けた。
そして籠に入った卵を取り上げる。
「卵か・・・おれの所でも鶏飼うかなぁ〜」
男の名前は宋。元、法国の影の支配者だった李影の腕利きの間諜。天眼軍の進軍のどさくさに紛れ、麗華を連れ小さな国の田舎へ落ち延びたのだった。
「しかし、おれ様は何をやっても天才だよな。今じゃ立派な農夫にしか見えないし、ご近所の奥様方の人気者」
相変わらず自画自賛しながら煙草をふかして空を見る。此処に落ち着いてからそんなに日にちも経っていないのにこんな生活も良いものだと宋は思った。もうまるで何年も住んでいる感じだ。潜入する仕事が多かった彼にとって周囲に違和感無く溶け込むのは得意中の得意だからだろう。
(後は・・・)
後、足りないものは一つだけだった。
風が吹く―――草と土の匂い・・・それに混じるものは・・・・血の香り?
「・・・・何の用だ?」
宋は驚いた様子でもなく、煙草をふかしながら後ろにいるであろう人物へ声をかけた。
「宋様、お探し致しました。まさかこのような場所にいらっしゃるとは思いませんでした」
突然何処からともなく現れた男が宋の後ろで跪いた。
宋は笑った。
「意外と遅かったな?おれなら二日で探し出すな」
跪く男は宋の元配下だった。
「・・・・・申し訳ございません」
「別に謝る必要などないさ。もうおれは関係ないんだからな」
「いいえ!本日は貴方様に戻って来て頂きたく参上致しました」
宋は空を見上げて煙草の煙をふぅーと吐き出した。
「嫌だね」
「宋様!李影様亡き後、貴方様ほどの術者でしたら今や空席同然の法王の座に就いて頂いても可笑しくございません!」
宋はどうでもいいような感じで大欠伸をした。
「どうせまともな術なんか使えない癖にのさばっている長老共が、天眼の復讐を怖がってそう言っているんだろう?馬鹿馬鹿しい。おれは御免だね。さて帰ろうかなぁ〜可愛い女房が待っているしな」
宋は尻の土を払いながら立ち上がった。
「宋様!お待ち下さい!」
彼を引きとめようと立ち上がりかけた男が、びくりと肩を揺らした。宋が振向いてその男を刺すように睨んだからだった。
「馬鹿な奴らに伝えろ。ぐずぐず言うなら次の朝は目覚めることが無いだろうってな」
立ち上がりかけていた男は真っ青になって膝を地面につけた。宋の暗殺宣言だ。彼は一流の術師で兇殺者だ。人を巧みに騙しそして眠るように殺す。それが李影の両翼の一人といわれた男だった。
法国からの使者を振り返る事無く鼻歌を謳いながら宋は去って行った。
「お〜い、帰ったぞ、麗華。いい子にしていたか?今日は隣のかみさんが卵をくれたからな。美味しい卵料理を作ってやるよ」
「おかえりなさい、宋!たまごってなぁに?」
「おい、こらっ、抱きつくんじゃない!落とすだろう」
麗華は宋の姿を見た途端、はしゃぎながら抱きついてきた。
麗華――宋と並び李影の両翼と言われた者だった。男を惑わす妖艶な肢体に色香漂う美貌・・・今もその姿のままなのだが、心が子供になってしまった。李影に拒絶され目の前で彼を喪った時から時計の針が逆行したのだった。
近所には親が死んでと言っているが、李影はましく彼女にとって親に近かいだろう。
それよりももっと崇高な存在だったかもしれない。親に売られ術者達の実験体だった彼女を救い出したのが李影だったらしい。
何故彼がそうしたのか・・・宋は何となく分かっていた。麗華の面差しは黒翔国の王妃蘭羽に良く似ている。李影を捨てた実母を彼は憎みながらも心の底では欲していたのだろう。そしてそれを麗華に重ね手を差し伸べるのに貶めて拒絶していた。
宋は李影の卓越した能力にも心酔していたがこの寂しい心にも惹かれていたのだ。
「これがたまご?小さい」
宋は恐る恐る卵を持つ麗華を見た。本当に子供のように笑っている。何もかも忘れ、まだ幸せだった頃に戻っているのだ。ふと見れば、服がべとべとに汚れていた。
「麗華、蜂蜜を盗み食いしてこぼしたな?」
「あっ、ごめんなさい」
麗華はしゅんとして謝ったが、宋は溜息をついた。
「まったく、一人で着替えられるように練習させないと駄目だな」
「でも、宋がぬがしてくれるほうが、はやいでしょう?気持ちいいことするし・・ね?」
「気持ちいいことねぇ〜確かに。お前、誘うのが上手くなったな?」
記憶が後退した麗華は男達を狂わせた手管は忘れている。そんな彼女に一から教えるのは宋にとって楽しみの一つだ。身体は大人でも心が子供だから喋る言葉や仕草だけ見ていると何だかいけないことをしている気分になる。それはそれで楽しいのだが・・・
宋は彼女の服を脱がせながら口づけをした。昔の麗華なら許さなかっただろう。彼女は口づけを極端に嫌っていたからだ。親密な間柄のようなこの行為を、身体を繋ぐより嫌っていたみたいだ。
「ん・・・・ぅんん」
宋がゆるゆると麗華の胸に手を這わせながら彼女の口の中を深く探る。そしてお互いの舌が、ぬるぬると出し入れし始めるとその合間に麗華の甘い声がこぼれ出す。
「はぁん・・・・・あっ・・・くうん」
大ぶりな胸のふくらみは宋の手に余る。その割に小さめの胸の頂きは愛撫で瞬く間に硬く尖り膨らむ。それを楽しむかのように宋は手のひらで転がす。
「はぁっ・・・いやぁん。宋の手、ざらざらして痛い・・・」
「生意気な口を利くなぁ〜ならお仕置きだ!」
嫌だと言うのに宋は彼女の後ろに回り込み両手で麗華の胸を揉み始めた。胸の硬くなった粒は中指と人差し指で捻りあげ他の指でふくらみを強く揉み上げる。
「あぁん・・・い、いたい・・・いたいうぅ・・・」
「痛いようにしているんだ。お仕置きだからな」
「いやぁ〜ん。いたいのはイヤぁ・・・ぺろぺろしてぇ」
「全く我が儘だな」
宋はくるりと麗華を自分の方に向かせると攻め立て赤く充血してきた胸の先端を口に含んだ。少し冷たいそれをきつく吸い上げ軽く噛んでは舌で転がす。
「あぁぁ・・・んんあ・・・はん」
麗華が頬を染めて反応し始めた。
それに合わせて麗華の手がそろそろと自分の敏感な花芯へと下りていく―――
それを宋が掴んだ。
「おい!自分で気持ち良くするなって!全くなんて淫乱なんだ!おれが気持ち良くしてやるって何時も言ってるだろ!」
腹いせに宋は麗華の揺れる白い胸に歯型をつけた。
「い、いたい!」
「う・る・さ・い!痛いぐらいが好きだろう!それに協力してもらうぞ!」
宋は座り込んでしまった麗華の目の前に自分の芯を持って勃ち上がり始めている昂ぶりを突き出した。
「さあ、麗華の大好きなものだ。しゃぶるんだ。そうしないと気持ち良く出来ないからな」
麗華は嫌な顔をしたが宋のこの手の命令には逆らえ無い。そうすると気持ち良くして貰えるのを知っているからだ。嫌々ながら手を添えると口を開けてそれを咥えた。喉の奥まで呑み込んで舌を動かしては歯を立てずにずりずりと前後させたり、先っぽを強く吸い上げたり。
唾液がだらだらと顎を伝って落ちて気持ちが悪いし顎もだるい。
「お前、本当に口でするのは下手だな。まぁ〜お前らしいがね。此処までしたこと無いだろうしな。男に奉仕するなんて死んでも嫌だっただろう」
麗華は宋の言っている意味は良く分からなかったが下手だと言う意味は理解出来た。だから舐めていたそれから口を離すと宋を睨み上げた。
「ひどい!宋、ちゃんと教えてもらったようにしてるじゃない!ほらっ、大きくなってる!私、下手じゃない!」
「はいはい、分かりましたよ。麗華様、上手、上手」
むっとした麗華を、とんと床に押し倒した。そして宋は彼女の下着を器用に剥ぎ取ると脚を胸につくほど深く折り曲げた。それから硬く大きくなった楔を一気に挿し込んだ。そしてぐっと体重を乗せる。
「あっああっ、あっ、あっ・・・・・・っ」
重みと共に一気に最奥まで貫かれた麗華は悲鳴をあげ、ガクガクと両足を震わせた。
それに構わず宋の熱い塊は激しい律動を繰り返す。繋がったまま体位を何度も変えられ獣のように交わるのは何時ものことだった。毎日深く激しく繋ぎあっても宋は虚しかった。麗華は自分が好きな訳では無い。ただ気持ち良くしてくれるから懐いているだけだと分かっているからだ。心が子供に戻っただけでは無く快楽を得て何かを忘れようとしているようだった。それでも希望を抱いている。いつか彼女が正気に戻り、自分に振向いてくれる日を―――それがどんなに先でも待つ自信はある。
(おれ様はこう見えて結構気長なんだよ)
そう・・・麗華にとって李影以外は誰でもいい。そんな現実を目の前で見せられるとは思わなかったのだった・・・・・
いつものように畑に出かけた宋は何か嫌な空気を感じて急ぎ家に戻った。
そこで目にしたのは元、宋の部下達が麗華を組み敷いている場面だった。
「あっ、お帰りなさい、宋。あん・・・あっ、あん、あ、あっ・・・気持ちいいよ・・・宋もきて・・・あんっ、うっ・・・・・・ん」
「お前達!」
(動くな!!)
飛びかかろうとした宋の動きが頭に響いてきた声に合わせて、ぴたりと止まった。
そして宋は信じられないものを見た。物陰から出て来た見知らぬ男の額に金の天眼があったのだ。
金の天眼を持つ者は王族のみ。しかし宋の記憶にこんな男はいなかった。
「君が法国一の使い手と言う宋?初めまして。僕は今度、天眼の王になるラーシュというものだよ。その為に力になって欲しいんだけどね」
「天眼の王が誰になろうがおれには関係ない!力を貸すいわれも無い!」
「あああぁ――っあ・・・ふぁ・・・きもち・・・いい・・・あん、っあ」
麗華の悲鳴にも似た喘ぎ声が上がった。彼女の大ぶりな乳房にむしゃぶりつく男や蜜が溢れる花芯に顔を埋めている男・・・宋は何かの力で押さえられ、ぎりぎりと歯軋りをしながら目の前で展開される光景を見るしかなかった。
「くっ・・・はっ、はっ・・・麗華様・・・俺、俺・・・我慢出来ない」
「おい!待てよ、俺が先だ!夢にまで見たあの高慢な女とやれるんだからな」
男達は前戯にも飽きてどちらが先に、はち切れそうな昂ぶりを麗華に挿れるかで揉め出した。
「はやく、はやくぅ・・・きもちよくしてぇ〜はやくぅ・・・」
麗華は急に自分から離れた男達にねだりだした。
「うるさい女だね。殺させようか?」
宋は、ぎくりと動く目だけ金の天眼の男に向けた。思えば、元部下達の様子が変だった。
幾ら手の届かなかった麗華を好きに出来るとは言っても正気を失っている感じがするのだ。
「くすっ、そうだよ。僕が彼らを操っている。頭の中を少しいじくってね。彼らは今、本能だけで動いているんだよ。目の前の女に目が眩んでね。ああ、でも大丈夫。僕の言うことだけは聞くから。止めさせるのも君次第・・・そうそう、君の思っていることは全部聞こえているから」
「やはり心眼か!性質が悪い!ならおれも言いなりにしたらいいだろう!」
「そうしたいのは山々だけど・・・そうすると個人の能力が半減してしまう。勿体ないだろう?特に君は法国のお偉いさん達が口々に推薦したしね」
ラーシュは天眼国が海翔拉致事件で混乱している間に敗戦して動揺する法国に乗り込み力の衰えた中枢の者達を天眼の力で従わせていたのだ。最終目的の天眼の王となる為の地場固めとでも言うか何かと便利な法国を手に入れていて損は無いと思った行動だった。
その合間にもイエランの弱みを探し美羽の精神探査をしたが無駄だった。
しかしラーシュは法国でその糸口を見つけた。単身で乗り込んだ法国の一件―――
あの会議でもイエランのそれは王らしくない行動だと皆が口にしていた。
人の弱みに付け込むのが上手い法国ならイエランの弱みを握っていたのかもしれないという考えにラーシュは至ったのだ。そこで彼に一番関わった人物を探ったがその李影という人物は既に死亡していた。しかしその片腕を見つけた。宋から情報を抜き取り手駒として使う計画だった。
しかも分かり易い麗華と言う弱みまで持っている。
「何をおれにさせたいんだ!」
「さあ、今からそれを決めるつもりさ」
「何でも協力する!だから奴らを止めてくれ!」
「止める?彼女は喜んでいるようだけど?」
「うるさい!いいから止めさせろ!」
「その口の利き方・・・気に入らないね。でも、まぁ・・・いいだろう。でもちゃんと働いて貰わなかったらもっと飢えた男達の中に放り込んでやるからな」
ラーシュは気に入らなさそうにそう言うと、ぱちんと指を鳴らした。
すると男達はその行為の途中にも関わらず操り人形のように直立した。
宋は嫌なものを見るようだった。宋も人を操る術を使うがそれを見ているようだ。
自分が得意とするものを他人から使われると良い気分では無い。
「ねぇ・・・どうしたの?なんでやめるの?もっといっぱいしようよ」
麗華は急に自分の傍からいなくなってしまった快楽を与えてくれる男達を求めた。
そして彼らの硬くなっている昂ぶりに頬ずりしながらすがりついていた。
「彼女は君じゃなくても良いみたいだね。しかも心の中は空っぽ・・・こんなに空っぽな心、初めて見た。君って気の毒だね」
「うるさい!さっさと何をすれば良いのか言え!」
「大きな声を出さなくていいよ。心眼を使う者はとても繊細なんだよ。まずは君の頭の中を視させてもらおう。もちろん抵抗しないように精神が壊れてしまうよ―――」
ラーシュの金の天眼が怪しく光った。
「ぐ―――っっ・・・くっ―――うっっ・・・ごぼっ」
宋は経験したことの無い嫌悪感に胃のものを全部吐き出してしまった。
宋は間者として天眼族の心眼を想定した精神訓練を受けている。それでも金の天眼となれば無意味なことだ。抵抗するも何も出来ないのだ。
宋から読み取った記憶はイエランが美羽の為に暴漢に跪き足蹴にされたことから李影がそれを使って仕掛けた陳腐な罠とその絶大な効果―――信じられないようなものだった。
「―――驚いた。そういう訳か・・・成程。くくくっ・・・あははははっ!傑作だ!奴があんなただ美しいだけの女に熱を上げていたなんて!嗤える!くくくくっ・・・これで決まった。仕事だよ。今から路を開いてやるから水晶宮に行きその女を攫って来い。もちろん僕も一緒に行くよ。僕がその場にいないと疑われたら大変だ。その間、君の大事な人は丁重に預からせて貰う」
拒否権など無い命令に宋は従うしか無いだろう。
「その前に彼女に別れだけ言わせてくれ・・・」
「ふん、いいだろう。うるさく泣かれても困るから大人しくするように言い聞かせておいてよ。あれだけ心が無いと操ることも出来ないからね」
宋はほぼ全裸状態の麗華の側に寄って行った。
彼女は自分を気持ちよくさせてくれる男達を求めて泣いていた。
「麗華・・・それはもう何もしてくれないぞ」
「宋?じゃあ、宋がしてくれる?おねがい、して」
麗華は誘うように豊満な胸を揺らして身体をくねらせた。
「大人しくしていたら後でたくさんしてやる。だから今は駄目だ」
「いやぁ〜して」
「麗華、大人しくするんだ」
嫌だと言いかかった麗華だったが初めて見るような宋の怖い顔に驚き黙ってしまった。
宋が黙々と彼女の乱れた服を整え出した。その間、じっと麗華は大人しく宋の顔を見つめていた。
きちんと服を着せ付けた宋は麗華を軽く抱き寄せた。
「いい子だ。大人しく待っていろ」
そう言って背中を向けた宋の服の端を麗華が引っ張った。
「宋?」
宋は堪らず振向き、麗華を抱き寄せると乱暴に唇を重ねた。捻じ込まれた舌が麗華の口腔を乱暴にかき回した。舌を絡めとられてその先を強く吸い上げられる。
「ふっ・・・ふっん・・・ぁふっ・・・んん」
麗華の瞳が快感でとろんとし出した。熱い塊で貫かれるのも好きだが口づけはもっと好きだった。
その後は必ずもっと気持ち良くなるからだ。唇を嬲られたまま身体の真ん中を貫かれる悦び。
こぼれる喘ぎ声は口づけに呑み込まれて息さえも出来ないのだ。
しかし宋は唇を解いてしまった。
「―――麗華、この続きは今度な。それまで大人しくしていないとしてやらないからな。分かったか?」
麗華は夢うつつの状態で頷くと大人しくなった。
ラーシュはそんな二人の様子を天眼で路を開きながら馬鹿馬鹿しく見ていた。金の天眼ともなれば普通の開路より何倍も速く大きく路を開く事が出来る。最初に開いた路は部屋の中のようだった。
宋の見覚えの無い所に麗華は連れて行かれるようだ。
しかしその部屋の造りを見るだけでその土地は分かる―――宋はまさかと思った。
「お前達、早くその醜いものをしまってその女を連れて行け!」
直立して立っていた宋の部下達に向ってラーシュが怒鳴った。男達は弾かれたように動き出し、己の反り返った昂ぶりを無理やり服にしまい込むと麗華を両脇から捕らえた。
「そ、宋!」
流石に麗華も様子が可笑しいと思ったようだった。
「麗華、大人しくして行くんだ。直ぐに迎えに行くから」
宋がそういうと麗華は不安そうな顔をしていたが大人しく連れられて行ったのだった。
そして宋は大切なものを守る為、美羽を攫ったのだった。そして行き先は―――
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