「電脳戦記バーチャロン」は、3DのCG対戦ゲームとして90年代にアーケードでヒット。
その後今は亡きセガ・サターンに移植されて大々的に発売された。
サターンでどの程度売れたのかは知らないが
かなり市場でダブついたとみえて
ゲームをたしか1000円以下で購入した。
しかし稼働させた(遊んだ)時間は
合計でも1時間程度ではなかったかという微かな記憶がある…。

当時は模型雑誌にも
テムジンを初めとしたバーチャロイドのガレージキットがよく登場していたが
そんな中、そのガレージキットメーカーのウェーブが
安価なしかしフル稼働のインジェクションキットを
発売したということに度肝を抜かれた。
はっきり覚えていないが、500円前後だったと思う。
という訳で、このバーチャロイド自体に思い入れがある訳ではなかったが
すかさず購入したのである。
しかも出来が想像した以上に良かった。

カメラアイ以外にも
首の両脇、肩アーマー、下腕、腿、足首、バックパック
そしてMPBL(マルチプル・ビームランチャー)にまでクリアパーツが付き
当時はバンダイのガンプラでさえ二重関節は採用されていなかったと思うが
膝どころか足首までが二重関節である。

もしかすると、腕、脚と胴体の接続部や首、手首、足首がボールジョイントだという
ことすら珍しかったのでは?
思い返せば返すほどに、ウェーブのこの製品は
プラモ史に残る画期的な製品だったような気がしてきた。
ウェーブはガレージキットメーカーなので
当然ながら、インジェクションキットを安価に生産できるファブを
持っていたとは思えないが
どこの工場で流したのだろう。やはりバンダイのラインか?

見てのとおり、全体のフォルムに文句をつける箇所はほとんどないと思う。
コスト・パフォーマンスの非常に高い一品だ。
改造はまったくしておらず
コトブキヤ(だと思う)のホワイトメタル製ハンドパーツに変更しただけである。
昨今メーカー各社から、アフター用ハンドパーツが豊富に発売されているが
メタル製の拳は、指を武器になじませて曲げることが可能なので重宝している。

緑系の色で塗装しているが、特に意味はない。
手元にタミヤの缶スプレー
TS-52:キャンディーライムグリーン
があったというだけの話…。

バックパックの上面がセガサターンなところが泣ける…。
もちろん初代機の色だ。
ゲームではバーチャロイドの移動時にはバックパックが展開して
ディスクが浮かぶ演出だった筈。
そのギミックとパーツも付属していたが
そこはプアだったので
改造したい気持ちを抑えるためにオミット(固定)している。
これも10年以上中途で放置していたが
このふんぎりのおかげで完成させることができた。
5年ほど前かな。
(2013/8/9記載)
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