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わたしは富野由悠季を脚本家としてはまるで評価していないが
原案提供力というか、舞台の世界設定の巧みさはスゴイと思っている。
もちろん「機動戦士ガンダム」(1979)の設定が見事だったが
主人公がロボットを操縦して敵と戦わなければイカンという縛りの中で
「伝説巨神イデオン」(1980)では、外宇宙を舞台に
スタートレックのエピソードを思わせる高次の存在を登場させ
「聖戦士ダンバイン」(1983)では、ロボットバトルの背景に
妖精の棲まうファンタジー世界を持ってくる。
もちろん無理くりの設定に破綻もしまくっているが
当時SFやヒロイック・ファンタジーに現を抜かしていた身としては
毎年提示される新たなビジョンに打ちのめされたものだ。
そしていよいよガンダム世界再びとなった「機動戦士Zガンダム」(1985)でも
単純に地球連邦軍VS新たな敵ではなくて
敵味方の陣営が入替った
――わけではないが、主人公がシャアと同じ陣営という驚き――
設定に大いに驚かされた。
大体アニメの世界において
登場人物が歳を取って立場や考え方が変化する事すら前代未聞の事だったのだから。

写真並べていると、動力パイプがテカッているのがやっぱり気になるな…。
今度そのうちいつか修正しよ。
だがしかし、そうなると困るのが、モビルスーツの設定。
もちろん主人公はガンダムに乗らなきゃいけないし
まぁスポンサーの側に立てばやむなしなのだが
敵側にザクが欲しいというわがままも喰らい
主役機のガンダムMrk−Uを相手側から奪ってくる一方で
一年戦争後に連邦軍がジオン公国の技術を接収、検証した
という苦しい設定で登場したのが本機、連邦系ザクというわけだ。
とまぁ作り手側にそういった矛盾感があってあまり活躍させる気がおきなかったのか
一連の“ザク”の中でもかなり印象の薄いMSなのだが
連邦の直線基調のラインも取り込んでいて
デザイン的にはなかなかのものだと個人的には思っている。
一年戦争終結から7年経っているというのに
剥き出しの動力パイプがむしろ増えてる件に関しては
ジオン系設計に連邦のビーム兵器を持たせるにあたっての
折衷がどーのこーのと苦しい設定だが
そこは暖かい目で見てあげよう。
むしろよく屁理屈を捏ねましたとはなまるをあげてもいい。
さて、こいつを作るにあたってのマイ・テーマは一つ。
――わたしが見た事がないだけで、誰かがどこかで作っているだろうが――
他で見たことのない「デザートカラーにする」である。
1/144モデルの定番、動力パイプをスプリングその他に置き換えたうえで
砂塵侵入防止のカバーをイメージしてティッシュを巻いた。
接着は水に溶かした木工ボンドで、着色はアクリルガッシュ。
この作業中
なんでオレはわざわざパイプを置き換えたんだと落ち込んだ…。
ちなみに下腕のパイプのみキットの軟質樹脂そのままにティッシュを被せている。

2009年4月 2010年12月
5年前にはここまで作っていたのだが
そこでつまずいた。
動力パイプをせっかく砂漠仕様にしたのだから
胸のインテークだかエギゾーストだがもカバーすべきでは?
そう思ったのが運の尽き。
こんなに寝かせることに…。

漸く去年再始動してカバーリング。
キットのパーツは使わずに、方眼紙からテキトーに
切り出して空間を作ってティッシュ攻撃。
まったく大層な作業でないのにどーしてこんなに寝かせるかねぇ。
あと手を加えたのは、例によって
モノアイと両手首をアフターパーツに交換。
脛横のスラスターユニットの各スラスターもアフターパーツに交換。
たしか上部の丸型のスラスターはロケット鉛筆の筈。
それから、地上仕様なのだから
バックパックの上方に伸びたスラスターブランチはオミット。
・・・ご免なさい。本当は片方を折ってしまったから。
接続部はポリパテで埋めてます。


連邦の十文字マークがついたダサい盾ももちろんオミット。
実は5年も寝かせていたのにはもう一つの理由があって
おまけでアイザックの頭部を作ったのよね。
もちろんHGUCではなくて旧キット。
師匠が同じ事先にやってます。

モノアイは豪快に位置ズレ…。
空飛ぶモビルスーツなんて論外だが
下駄履きすら好かないわたしにとっては
アイザックなんてMSには実は存在意義を見出せない。
そもそもロボットに有視界戦闘をさせるために
ミノフスキー粒子なんて代物を編み出したというのに
ロートドームなんか本末転倒じゃないかと思ったりする。
ミノフスキー粒子の濃淡をマッピングするのかなと思ったりもするが
普通に航空機に装備すべきですわなぁ。
いやいや、こんなツッコミを書く気はなかった。
初期のガンプラはザクの頭部形状を出すのに四苦八苦していたが
この旧キットのアイザックの頭部形状は結構出来が良い
と言われていた筈で
まぁ不遇な旧キットにも陽の目を与えたかったわけですよ。

突起している各所をウスウス加工したり、モノアイ部に支柱を追加したり
アンテナ基部に凹みを穿ったりと
なんだかんだで手間がかかった。

旧キットをそのまま被せただけだと、やっぱりバランスが少し合いませんなぁ。
オマケなのでモーマンタイです。
オマケだから、バックパックに追加された小型のドーム状パーツやチ〇ポコパーツも無視。

――カラーレシピ――
砂汚れを「アルコール落し」でやってみたのだけど
いやぁ楽しい。クセになります。
15mオーバーの巨体だと、低い位置と高い位置とで
汚れ方が異なってくる気もするが、まあ良としよう。
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@<基本塗装> |
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