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NITTO 1/20 SF 3D ORIGINAL:「P.K.A.G“グスタフ”」
SHUTORAL DEMOKRATISCHE REPUBLIK
PANZER KAMPF ANZUG AUSF G




マシーネン・クリーガー? いいえ、SF3Dオリジナルです。

ホビージャパン誌でSF3Dオリジナルが始まった時には
まさか今だに続くコンテンツになるなんて
これっぽっちも思わなかった。

というか、1982年に日東科学がマスプロの製品として
発売されただけで十分驚いたものだ。
しかもとても意欲的な製品で
――A.F.S.の稿で書き忘れているが――
胴体と下肢を繋ぐパイプ用のコイルスプリングが製品標準である。これはすごい。
因みにバンダイマスターグレードで同様に金属部品を付属させたのは
10年以上後である。



また可動部にはポリキャップを装備。
あたりまえ?

いやいや、そんなことはない。

Wikiで確認したところ
これまたバンダイがポリキャップを初めて付属させたのは
1983年の銀河漂流バイファム・シリーズである。
さらにこんな上体でっかちのデザインだというのに
足先にはオモリも付属されていて、一応自立する。
いかに当時商品化を全面監修した原作者の横山宏と日東科学の
気合が大きかったかが判る。

それだけに同社が不慮の火災を契機に業績が悪化し
プラモデル業界から撤退していったのは悲しい。

  
パッケージデザインも他社製品と比較にならないほど恰好いいのである。
(箱自体の強度もかなり高くて高級感があった。まあサイズと比較すると価格も高いんだけど)


さて、↓の写真は2004年当時

足首と股の関節部を改造中。
ポリキャップの付属は素晴らしいとはいえ、まだまだ可動黎明期というか
デザインからの制約なのだけれど
可動範囲はかなり限定的なものだったので、特に足首の改造は有効だったが
結果オーライで、実は改造など最初に仮組みした時には考えていなかった。

足首パーツを脛パーツで挟んで接着、パテ盛りした際
硬化時間を短縮するつもりで、ストーブの前に放置した挙句
「悪魔の毒毒モンスター」のようにとろけてしまったのである…。
↑上の写真の右手前4個並んだ足首パーツの右から2番目。
とろけた足首をなんとか新造しようと頑張った名残が…。
この作業をしたのは80年代じゃないか?

足首はともかく、とろけた脛パーツの復旧がわたしの技術では
ハードルが高く、かなりへこみながら(そう高価なプラモだし)放置。
それをいつ頃だったか、なにかの折に話した時に手を差し伸べてくれたのが師匠である。
なんと太っ腹にもどーせ作らんからと言って(それはそれで問題だ!)
進呈してくれたのである。(だから足首パーツが二組映っているんですな)
気が引けるのでなにかと交換したようにも思うが
いや、交換に応じてくれたのはホルニッセだったか…? なんにせよ気持ちは進呈だったわけで
師匠、その節はありがとう。

そして、めでたくも製作再開した折に
その当時は汎用ポリキャップといった周辺パーツも展開され始めていたこともあって
自由度の小さな関節をポリキャップで置き換えようと考えたわけだ。
それが2004年。12年も前だ…。

  
股関節に関しては、ロボットとしてのバランスしか考えてなくて
人間が入るには妙なバランスになってしまった…。

当時はパイロットシートの背もたれを独立させたり
表面をもけもけの情景スプレーで塗装したり(夏場は大変そうですな)と
それなりに頑張っているのだが
次のつまずきは

そう、フィギュアである。

英会話と同じで
うまくできないからといってトライしなければ絶対にうまくなる事はない!!わけで
そこに気付いてフィギュアをなんとかやっつけたのが数年前だろうか。

さらに細かな手すりと
つい色気を出してしまった
パンツァーファウストの本体とのラッチ新造を
ウェザリング(アルコール落し)を早くやりたいがための勢いでこなしたのが今週の事。
  
やっつけ仕事の割には仕上がりは悪くない。
ラッチ部の製作にかかった時間は、実質30分程度しかかからなかった…。

流用パーツを探したりあーだこーだ考えるのに時間を食うのよね。
背面放熱器の上部のひっかけは
MGガンダムに付属されていたリアル演出用のオマケパーツを使用。


どーせあまり見えへんだろうとタカを括って
汚し塗装の前に組み込んでしまったファンはピカピカ。
製作指示ではコイルスプリングの中に硬めの銅線を仕込むようになっているが
僅かな効果とはいえせっかくの改造の意味がなくなるポーズの固定は業腹なので
銅線はオミット。
要所に瞬着を垂らしてくせをつけている。


それにしてもこれでもかと弱点を晒したデザイン。
とても軍用兵器と思えない。
「銀河漂流バイファム」に出てきたパペットにも勝てないんじゃないか?

ウェア・パペットとはこんなだ!!
  
左がオールオーバー。右がトゥインクルヘッド。

書き忘れたが、肘部は蛇腹に見える事を期待して
普通の洋裁に使い糸をぐるぐる巻いている。
左肘はアルコール落しの直前までポリキャップ剥き出しだったのを
発作的になにかのキャップ部品をかぶせて糸巻。
ここでまたつまずく事を怖れて、無茶ぶりでぐいぐいやったので
作業が粗くて糸が斜めに走ってるじゃないか…。(写真で見るまで気づかなかった…)

というわけで、出来栄えは大した事がないけれど
30年ほどの時を越えて漸く完成したわけで
こうして思い返すと感慨深いなぁ。

  


――カラーレシピ――

@<基本塗装>
缶スプレー(タミヤ&GSIクレオス)
 (1) サーフェイサー(銘柄はテキトーで判らない…)
 (2) AS-19:インターミディエイトブルー(US NAVY)/つや消し
クレオスラッカー
 (3) 28:黒鉄色
 (4) 214:ダークアイアン
A<ウォッシング>
タミヤエナメル
 覚えてないけど、濃いめの2、3色の中から適当に混色。

ここまできて、せっかくのデカールを貼っていない事を発見!
気付かなかった事に…。

B<アルコール落し>
タミヤアクリル
 (5) XF-52:フラットアースとXF-57:バフを、3:7程度に混色。
 (6) ケンエー燃料用アルコール500ml

エナメルの次にアクリルは常識的には禁忌だが
影やこびりついた汚れ(ウォッシング)の上に砂や埃(アルコール落し)が被さるのが自然なので
あえてトライしてみた。
エナメル、大丈夫!

B<ドライブラシ>
タミヤウェザリングマスター
 (7) Aセット:ライトサンド/マッド
 (8) Dセット:青焼け/オイル
 (9) Fセット:チタン

その他の汚しはパス。
単体で飾るには、ここまでで十分以上に汚くなってしまった。
ヴィネットでも用意すればいいんだけどね。



パンツァーファウストの射出器にはデカールを貼ってやりたかった・・・。
それにしても巨大だ。
自分に被害が及ばない距離まで撃てるのかしら?

さあ、次はジェリーだ。
いつのことだ!


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(2016/4/15記)
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