6月13日(土)2時〜4時

               
 活動報告
                                                                                                                                                                          コーナー    

 -- 会の活動をご紹介します -- 

  

  

                           静岡市教育委員会と面談 

 

 

 

11月12日(木)、清水区役所301会議室において13時30分から1時間、市教委と面談しました。

事前に提出した要望書の回答を聞き、考える会からの意見を伝えました。

  ※要望書は別記(クリックしてリンクします)

 

   出席者

 

市教委からは静岡市教育部長、学校教育課長、同参事、同主事、市立中央図書館長が出席しました。

考える会からは、ボランティアや教師、学校司書の経験のある会員6名が参加しました。

 

 

  教育部長のあいさつ

現在の国の事業仕分けのなかで、子どもの読書活動推進事業が廃止という厳しい評価を受けた。

静岡市は読書活動推進や学校図書館の事業について国の補助は一切受けていないが、

後厳しい状況が出てくるかもしれない。しかし、市としては今の方向で充実するよう全うしていきたい。

 市では現在第2次総合計画を検討中であり、そのなかで学校図書館・学校司書充実の方向で

  考えていければよいと思っている。

 

 

 
 


 

 

  要望書へのおもな回答

● 学校司書の全校配置と待遇改善について

   学校司書は学校図書館法で定められた司書教諭の補助として、12学級以上の小中学校に配置している。今後も継続して配置していきたい。

補助として配置しているので、子どもが本に親しむ一助になり、他の教職員と良好な関係を築いてくれる人が望まれる。そのため学校司書の資格は問わない。

  1日4時間の勤務時間や年間180日の勤務日数については、限られた財源のなかで実施している。各学校で最も適切と考えられる時間を弾力的に運用している。

  5年の雇用止めは、市の非常勤職員の要綱に則ったものなので変えることができない。

     研修および学校図書館業務マニュアルの作成について

学校司書への研修は年間3回、初任者と全体に向けて実施している。学校図書館の実践

報告や市立図書館職員の講話などである。

 各学校の利用実績の記録から、子どもの実態に即した図書館経営が行われ、成果があがっていることが把握される。各校で努力されているので、業務マニュアルの作成は考えていない。

     市立図書館と公共図書館の連携について

調べ学習を支援する協力貸出の取り組みについて、今年度は市立図書館職員が担当地域の小中学校に説明に出向き要望を伺った。配送システム、データベース化、図書館と学校図書館間のオンラインシステム化については、将来的には考えていきたい。

     学校図書館総合計画の策定

市の教育振興計画には、学校図書館を位置づけるように努力したい。

継続中の子どもの読書活動推進計画でも市として気を抜くことなく計画を全うしたい。市立図書館と連携して、学校図書館の調査結果を参考にして充実させていきたい。

 

  学校図書館を考える会・静岡から

考える会作成のパネル展示会CD版を部長と学校教育課に手渡し、抜粋パネルと学校司書の配置地図を示して説明しました。

     元高校教師

県立高校では事務との兼務で図書館の業務を任され、資格がなく本人も大変困る状況がある。司書教諭と学校司書は図書館運営の両輪であり、司書には専門性が必要である。

     元市内学校司書

ただでさえ4時間パートという短時間の勤務のなかで、資格がないと仕事が分からず理解するまでに多くの年月を要する。有意義に時間が使えない。

     学校支援地域本部コーディネータ

現在活動している小学校に司書はいない。ボランティアだけではできないことを実感している。学区の中学には司書がいて、卒業生の生徒が「中学の図書室はすごくいい。司書さんがいろいろ教えてくれる」と自慢をしにくる。

     ボランティア経験者

学校司書が未配置の時にお手伝いをしたが、限界があり、学校司書が配置されるのを心待ちにしていた。

     保護者 

子供が小学校の時にはよい司書がいたが、中学では司書がいなくて利用される様子がなく残念である。

     事務局

「学校司書は司書教諭の補助」という市の考え方は、子どもや本と毎日接して図書館の仕事している学校司書の実情とかけ離れている。文科省でも学校司書の専門性について認めている。補助という考え方が資格要件の削除やその他の待遇に関わっているように思われる。また、学校司書が未配置の学校はまわりに図書館もない地域が多いということが地図をみても分かる。どの学校に見学に行っても全校配置を望まれている。

 

 

 


感 想

 学校司書の配置がはじまって12年目になりました。昨年、文部科学省がリーフレットのなかで学校司書の職名を

 はじめて使用し専門性に言及したのは、早くから学校司書配置に取り組んだ自治体や学校司書のすぐれた実践

 による成果だと思われます。

静岡市もそのなかの一つであるとは思いますが、要望書の回答に見られるように、いまだに各学校や担当者の

努力に任せられている現状が残念です。

この間にメディアはますます多様な広がりをみせ、情報リテラシー教育は子ども達の将来にとって欠かせないもの

になっています。学校図書館の情報学習センターとしての役割は一層大きくなってきました。

また想像力や好奇心を育む読書センター、あるいは自由に利用できる居場所としての働きが大切なことは

言う間でもありません。

学校図書館の総合計画の検討および学校司書の全校配置と待遇改善に真剣に取り組まなければ、地域の教育格差を

さらに広げることになるのではないでしょうか。

第2次総合計画や教育振興計画、子ども読書活動推進計画、静岡市子どもプランなどのなかで、

子ども達の学習読書環境が進展するよう見守る必要があるでしょう。

考える会に集うさまざまな立場の会員の声をよく聞き、学校図書館の様子をよく見て、

これからも実情と要望を届けたいと思いました。            

                                                

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                                                           ((SA