飲酒運転〜昔はそれほど厳しくなかった

飲酒運転取締りは昔はそれほど厳しくありませんでした。
シートベルト着用も同様です。
飲み会の時
事故を未然に防ぐ目的で「飲むんだから、電車で行こうよ」と言うと
「何で?大丈夫だよ」とよくドライバーの友人から返答されたものです。
車両保険がついているとかそういう問題ではありません。




私は「飲酒運転する人の車は危ないから、俺は電車で帰るよ」
と言うと「付き合いが悪い」というような無言の圧力・雰囲気を感じました。
当時の私は、被害者を出してはいけないという意識ではなく
自分が事故に遭いたくないから飲酒運転車に乗らなかったわけですが。




こういうことは何度もありましたが、その度に私は電車で帰りました。
因みに、その時、私が乗らなかった飲酒運転車は
一度も事故を起こしていません。
事故を起こすと「君の言っていたことは正しかった」と言ってもらえるのですが
当時、私は周りから「少し変わった人」扱いをされていた気がします。

今では信じられませんが、15年くらい前はそんな時代、環境だったのです。




更に、当時 私は助手席に座ると何も言わずに
「カチッ」とシートベルトをつけていました。
すると「何、俺の運転が信用できないわけ?」と
よく友達から言われたものです。
助手席に座っていた人(シートベルト未着用)が事故に遭い
フロントガラスに吹っ飛んで、
頬と口が貫通するケガを負いました。
私はその時、その場に立ち会った経験があるので
私は大学時代からそういう意識が高かったのです。




私は13年前に会社の上司と魚釣りに行きました。
ありがたいことに、その上司が車を出してくれて運転してくれました。
しかし、その上司は通常の飲酒運転どころか、
缶ビールを飲みながら運転していました。
事故を起こしたら嫌だと思いながらも、
当時上司にそれを注意するなんてことはできませんでした。
私だけ車を降りて「飲酒事故が怖いから電車で帰ります」などと言える訳がありませんが
今考えると恐ろしい事で、今 私は五体満足に生きていることを
奇跡だと思っています。




やっと時代が変わりました。飲酒運転やシートベルト違反は法律に抵触するようになりました。

しかし、その名残はまだあります。
大勢で飲んだ時に、飲酒運転をしようとしている人が居て
「幇助になって、私も罪に問われる可能性があるから、
帰りは運転しないでください」と言うと
笑顔で「前も大丈夫だったし、今日も大丈夫だよ^^」と切り替えされてしまうものです。




その時、真顔で「止めてください」と言えませんし、
「止めてください」と言ったらおそらく喧嘩になります。




更に、取引先の偉い方がこういうことを言ったらまず反論できませんし、
正月の親戚との大宴会でさほど親しくない親戚が
飲酒運転をしようとした場合にも注意しにくいと思います
(後者のケースは幇助が適用されますから絶対に飲酒運転させてはいけません)。




時代が変わったとは言え、まだ完全に変わり切ったと言えないので
こういう状況になると困ってしまいます。
少しでも「ダメだよ、飲酒運転は!」と賛同してくれる人が増えることを願うのみです。




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